『亜空間通信』781号(2004/05/28) 阿修羅投稿を再録

東京のイラク派兵違憲訴訟5/31以後の傍聴支援が増えないと逆効果と叱責し諸兄姉の協力を願う

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『亜空間通信』781号(2004/05/28)
【東京のイラク派兵違憲訴訟5/31以後の傍聴支援が増えないと逆効果と叱責し諸兄姉の協力を願う】

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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!

 先ず最初に、当然のことながら、自分の裁判闘争の宣伝である。

 すでに傍聴希望者殺到の原告・木村愛二の略称「小泉レイプ事件」裁判の次回は第2回口頭弁論で、その日程と場所は、6月15日(火曜日)10時20分から609号法廷である

 今度も、圧倒的な数の傍聴支援者が、裁判所の廊下からロビー、さらには周囲にまで溢れるほど、駆け付けることを期待する。

 憲法に明記された裁判の公開の原則は、最大限に活用しなければならない。できるだけ多数の目の前で、裁判が行われることによって、初めて、中立公正な審議を保証する可能性が、少しは開けるのである。

 わが「小泉レイプ事件」裁判は、本人訴訟、代理人を雇わずに、全部、自分で手続きした。傍聴支援の要請も、超多忙中ゆえ、一人だけで、葉書送付と電網情報発信だけで済ますしかなかった。それでも、5月6日の第1回口頭弁論に、傍聴希望者が殺到した。

 このわが「小泉レイプ事件」裁判は、東京の会の中でのわがイラク派兵違憲訴訟と、二丁拳銃、二刀流の戦いである。

 都合2つもの裁判を抱えてしまって、ますます超多忙で、しかも、ああ、複雑で、面倒臭いが、「小泉レイプ事件」と一緒の日に提訴した原告・木村愛二のイラク派兵違憲訴訟の方の第1口頭弁論は、5月26日早朝の電話連絡で、7月26日、月曜日、10時30分から、713号法廷に決定した。

 まさにその日、一昨日の5月26日には、以下で紹介するイラク派兵違憲訴訟の日程の内、一番最初の口頭弁論があった。日程と場所の案内は、以下のようであった。

 5/26(水)13:30~ 佐高信 第1回口頭弁論(28部、6153号、706号)

 ところが、この一昨日の原告、辛口評論家こと、実は落語家の佐高信の提訴の場合には、裁判所の腕章を腕に巻いたスーツ姿の若い男女が、4名も、30分以上も前から、廊下をうろうろ、傍聴にきた連中を、鍵を掛けたままの法廷の入り口の前から、廊下の壁際に並ばせて整理し、定刻ぎりぎりになってから、やっと入廷を許可した。

 法廷の中の傍聴者から見て左側の代理人席には、内田雅俊、中島通子、一の瀬敬一郎、伊藤和子と、一応は著名な弁護士が、綺羅星のように居並び、合議体の裁判官は3人、被告の国の側にもキャバレー風の厚化粧の女性など、3人も並んでいる。訟務検事という役柄である。

 日程は単独事件の取り扱いで、時間はたっぷり余裕ありなのに、佐高信は超有名人気取りで、自分では何も努力しないから、52人用の座席のところへ、傍聴者は18名しかこなかった。ああ、閑古鳥が鳴くというのは、このような有様のことであろうか

 終わってから狭い待合室で簡単な反省会となったが、傍聴者が少ないと、代理人からも要望あり。懇親会もなし。葬式みたいな寂しさであった。

 わが「小泉レイプ事件」裁判の場合は、まったく逆に、裁判官は1人だけ、代理人なし、20座席しかない法廷に、約50名(配布資料で勘定)の傍聴希望者が殺到し、廊下に溢れ、事後の懇親会も、大成功、まさに明暗を分けた。

 傍聴動員ができなければ、憲法に明記された裁判公開の原則も反古となり、嘗められて、惨めな終わり方、逆効果となりかねない。

 そこでまあ、こちらにも影響すると困るから、以下のイラク派兵違憲訴訟の会の裁判の傍聴支援にも、ご協力を願う。

 私、木村愛二も、上記のごとく、二丁拳銃、二刀流の戦いで、やはり、イラク派兵違憲訴訟の原告の一人なのである。

 以下が、今後の法廷の日程、法廷の号数など、確認済みの分である。前座の駆け出しの原告の裁判の傍聴者が少ないと、真打ちの私の裁判の日程を知らせるのには、不利だから、やはり、前座の落語から、客が入っていてほしい。

http://comcom.jca.apc.org/iken_tokyo/index.html
イラク派兵違憲訴訟の会

左から、日時、原告名、口頭弁論の回数、
( )内は、継続の民事部、事件番号(すべて平成16年ワ)、法廷の番号。

5/31(月)13:00~ 鎌田慧 第1回口頭弁論(13部、6101号、611号)

6/14(月)11:30~ 北沢洋子 第1回口頭弁論(18部、6919号、615号)

6/14(月)13:15~ 福山洋子 第1回口頭弁論(14部、7464号、708号)

6/14(月)13:15~ 竹岡健治 第1回口頭弁論(14部、7583号、708号)
(上記と同じ部に係属で、同じ時間に同じ法廷。間違いではないので念のため注記)

6/14(月)13:15~ 堀世紀子 第1回口頭弁論(13部、8474号、611号)

6/14(月)16:00~ 平山基生 第1回口頭弁論(18部、6664号、615号)

7/2(金)11:00~ 前田哲男 第1回口頭弁論(1部、6016号、617号)

7/6(火)10:30~ 武藤陽一 第1回口頭弁論(25部、7868号、615号)

7/7(水)13:30~ 佐高信 第1回口頭弁論(28部、6153号、706号)

7/7(水)11:30~ 針生一郎 第2回口頭弁論(24部、7844号、627号)

7/21(水)11:00~ 神納正春 第1回口頭弁論(24部、6769号、627号)

7/23(金)10:30~ 尾形憲 第1回口頭弁論(45部、6298号、631号)

7/26(月)10:30~ 木村愛二 第2回口頭弁論(17部、7044号、713号)

 最後に再度強調する。冒頭に記したように、原告・木村愛二の「小泉レイプ事件」裁判の方は、第2回口頭弁論、6月15日10時20分から609号法廷である

 傍聴席は20人分しかなくて、補助椅子は出さず、立ち見は禁止、飛んでもない勝手放題、法律なしの規制をする。

 私は、1998年、パリ地裁で、補助席も、立ち見もありの実情を見てきてるから、この、この、経済大国、司法小国の不愉快さは、ますます、実に許し難いのである

 こんなことだから、婦女暴行逮捕歴・経歴詐称の糞餓鬼首相が、勝手なイラク派兵をしてしまうのである

 目下、大法廷の使用を要請中だが、早く来て、法廷に入ってしまって、廊下に出ろと言われたら、大いに抗議して欲しい。

 2004年5月28日 木村愛二 記す

 以上。


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