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『亜空間通信』699号(2003/11/28)
【イラク緊急事態に鑑み「偽の友」追撃「日本共産党」の正体見たり枯れ矛盾だらけ批判の元民青】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
前号に引き続き、軍事用語で言えば「粛軍」の第2弾である。前回の「偽の友」は、分野で言うとアカデミー業界の商売人であり、その代表には東大名誉教授の板垣雄三を指名したが、今回は、政治屋業界の「野党」の委員長、日本共産党のフワフワを指名する。
とは言っても、昔の言葉で言えば、「刀の汚れ」の感ありなので、いちいち細部を検討する気にはならない。丁度手許に届いたばかりの『人民新聞』(2003.11.15)の読者投稿欄「情報ひろば」から、「和歌山・ウッドペッカー」による「やっぱりおかしい今の日本共産党」を紹介する。
匿名の筆名投稿だが、この「人民」などと言葉で力む時代遅れの題名の新聞には、いわゆる左翼の様々な流派の意見が載る。その点では、非常に便利な「情報ひろば」である。
以下、その興味深い投稿の全文を紹介するが、この投稿の日本共産党に対する評価の仕方は、わが評価と、非常に近いのである。
---------- 引用ここから ----------
今の日本共産党は、「共産党」であってもマルクス主義ではない。マルクス主義は、人民の、特に労働者階級の完全な解放を目指す思想であった。今の日本共産党は得点で表現すると、自民党がマイナス80点の悪政をやっているんだから、プラス40点の活動をやっていれば良くやっている方だと考えている節がある。過去に私は民青で、「今の日本共産党は得票主義だ!」と批判したことがあった。その主たる意味は、中央の選挙対策の戦略により、地方の活動家の選挙運動に対して、不当な規制をしてはならないというものであった。
今の日本共産党は、「野党らしい野党をめざす」と主張しながら、電車内でノートパソコンを打っている委員長(その意味で反得票主義)、資本主義の枠内で改革を進めていく(その意味で得票主義)等々、これでよく党員から党費を平気で徴収できるなという、極めて矛盾した政策を行っているのが現状である。
---------- 引用ここまで ----------
以上、まあ、まあで、私の批判はもっと厳しいが、「元民青」すらが、このように痛罵する程度の野党では、何の役にも立たないどころか、邪魔になるだけである。だから、わが粛軍も大変なのである。
以上。