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『亜空間通信』1079号(2005/08/19)
【NHK・OBら放送を語る会「NHKをどう変えるか」前後の連鎖集会で抜本改革徹底議論を巻き起こす】
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転送、転載、引用、訳出、大歓迎!
本日、以下の通信が届いた。この集会の主催団体、「放送を語る会」とは旧知の関係で、私は、講師に招かれたこともある。この通信の末尾に付す2つの同趣旨集会で、この集会を前後から挟み、NHK抜本改革の徹底議論を巻き起こす所存である。
NHK受信料支払い停止運動の会の事務局です。
NHKのOBほかの方々の集まりである、「放送を語る会」から、下記のような集いの連絡をいただきました。私たち市民の参加も歓迎するとのことですので、ご案内をさせていただきます。
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第16回 放送を語る集い
対話集会・NHKをどう変えるか
~市民・視聴者・研究者とNHKOBが探る~一連の不祥事に続き、番組への不当な政治介入を許したNHKに対し、市民の怒りは頂点に達して受信料不払いは117万件(7月末)に及び、公共放送はかつてない危機に瀕しています。
NHKは会長以下幹部を交代、いくつかの改革を打ち出しましたが、果たして市民の信頼を回復できるのでしょうか。
勇気ある告発から半年、市民が参加し市民の要求に添ったNHK改革を求めて話し合います。
日時 2005年8月27日(土)13時30分~18時
場所 渋谷勤労福祉会館 渋谷区神南1-9-18(03-3462-2511)
(JR山手線渋谷駅ハチ公口より公園通りNHK方面へ
渋谷パルコPart2筋向い)開 会 13時30分
第一部 13時45分~14時45分
基調報告 「いま私たちが必要とする公共放送とは」
松田浩氏<「NHK~問われる公共放送~」(岩波新書の著者)><第二部 15時~18時
討論 「市民とNHKの関係をどう組み変えるか」
<発言者>
醍醐 聰氏(NHK受信料支払い停止運動の会)
津田 正夫氏(元NHKプロデューサー、市民とメディア研究会あくせす)
西村 千津氏(NHK問題京都連絡会)
野中 章弘氏(アジアプレス・インターナショナル代表)< 終了後、懇親会も準備しています。会費4000円)
渋谷道玄坂「パンダ・レストラン井門」(映画館・渋東シネタワーの隣) >
主催 放送を語る会
協賛 日本ジャーナリスト会議放送部会・メディア総合研究所
以下は、この集会の前段に位置づける4月9日の関連集会である。
http://www.jca.apc.org/~altmedka/2003aku/aku983.html
http://www.asyura2.com/0502/senkyo8/msg/1034.html
『亜空間通信』983号(2005/03/19)
【4/9:「マス・メディア体制にどう対処すべきか」朝日新聞対NHK;堀江対フジテレビ問題など】
私は、以下の現代史研究会の例会の司会・問題提起役を引き受けた。
第167回現代史研究会(特別企画)
日時 2005年4月9日(土)1:00~5:00
場所 明治大学駿河台校舎・研究棟第9会議室(2階)
JR御茶ノ水駅(御茶ノ水橋口)下車 徒歩5分
論者 岩崎貞明(メディア総研事務局長、元テレビ朝日・民放労連委員長)
司会・問題提起 木村愛二(元日本テレビ、作家・評論家)
その他 (メディア関係者)
テーマ 「今、マス・メディアの危機にどう対処すべきかを考える―朝日新聞対NHK;堀江対フジテレビ問題などを素材として」
資料・通信代 500円
主催 現代史研究会、(共催 社会評論社、情況出版)
連絡先 03-5368-4308(情況出版)、042-384-9007(事務局)
以下は、後段に控える関連集会である。
http://www.worldforum.jp/information/2005/10.html
ワールドフォーラム10月例会
ご案内
放送メディアの歴史と理論
-放送メディア徹底批判-
国際情報総合分析研究所代表・国際情報誌季刊「真相の深層」発行人 木村 愛二 氏
残暑の中にも秋の訪れを感じる今日この頃ですが、皆様にはお元気にご活躍のことと存じます。
ワールド・フォーラム10月例会は、当会ではお馴染みの国際情報総合分析研究所代表・国際情報誌季刊「真相の深層」発行人 木村 愛二 氏 をお招きして、権力におもねる昨今の大マスコミ・報道機関、とりわけ「放送メディアのあり方」を問い糺し、その本来の使命を放棄して「体制のプロパガンダ機関」と化した体たらくの現状を分析して戴き、出版されたばかりの最近著を解説していただきながら、「放送メディアの歴史と理論-放送メディア徹底批判-」というテーマでお話戴きます。
政治評論家 森田実氏の次のコメントを引用するまでもなく、戦前を知る人々の憂い――マスコミは、政治権力の手先となった。軍事政権の手先となった1930年代のマスコミの歴史を繰り返すのか。マスコミよ、正道を踏みはずすな。健康なマスコミ人よ、決起せよ! 「歴史は繰り返す。一度は悲劇だが二度目は茶番」(ヘーゲル)[1930年代日本の大新聞は軍部に屈服し、軍部の御用新聞となった。この結果、日本は戦争を起こし、多大な被害を蒙ると同時に、アジア諸国に多大の被害をもたらした。大悲劇を起こしたのだ。いままた日本のマスコミ(民放地上波テレビと大新聞)は小泉政権の御用テレビ、御用新聞と化してしまった。この結果、従米主義の小泉政治の暴走を許し、国益が失われた。小泉政権は米国ブッシュ政権の求める政治を行っている。反省せよ!! 目覚めよ!! 政治権力の手先だけにはなるな!!]こうしたテーマを語るには、もっとも相応しい日本テレビで戦い続けマスコミ業界総崩れの中、「真のジャーナリスト」でいかなる権力にも少しも怯まない木村愛二氏をお招き致します。皆様方におかれましては、大変お忙しいとは存じますが、お誘い合せの上お越し下さい。
プロフィール
木村 愛二 氏
1937年生れ。防衛大学校三期中退、東京大学・文学部・英文科卒。東京大学在学中には、学生演劇の大道具製作、出演、同人雑誌に短編小説、戯曲、映画シナリオ寄稿。1961年:日本テレビ放送網(株)入社。編成局編成部・広報部・調査部勤務中、労組活動で活躍。民放労連関東甲信越地連執行委員として、現『放送レポート』の前身を創刊、執筆・編集・発行、放送民主化運動に取り組み、マスコミ共闘幹事、東京春闘共闘幹事、千代田区労協幹事&事務局長、日本テレビ労組書記次長&執行委員などを歴任。読売新聞社戦前・戦後の独裁者・正力松太郎の娘婿、小林与三次が、読売新聞社副社長と日本テレビ社長に就任後労資紛争の「赤字攻撃」と対決、経営分析に基づく情報宣伝活動を展開。1972年:組合委員長以下六名の出勤停止処分で、木村愛二のみ重ねて解雇。16年半労組の全面支援で不当解雇撤回闘争を展開。東京高等裁判所の職権和解で解決。その間、東京地方争議団共闘会議副議長(法廷闘争対策担当)、千代田区争議団共闘会議議長などを歴任。1988年和解で日本テレビ放送網(株)を退社。その法廷闘争の間、作家として活躍。
論文・雑誌記事:『放送レポート』『噂の真相』『創』『エコノミスト』などに多数寄稿。
著書:『古代アフリカ・エジプト史への疑惑』(鷹書房)『読売新聞・日本テレビ・グループ研究』(征矢野仁、汐文社)『テレビ腐蝕検証』(「テレビ文化研究会」の共著、汐文社)『NHK腐蝕研究』(徳永正樹、汐文社)『読売グループ新総帥《小林与三次》研究』(征矢野仁、鷹書房)『最高裁長官殺人事件』(政治サスペンス長編小説、汐文社)『湾岸報道に偽りあり』(汐文社)『マスコミ大戦争/読売vsTBS』(汐文社)『中曽根VS金・竹・小/佐川疑獄と国際エネルギー利権抗争』(汐文社)『国際利権を狙うPKO』(緑風出版)『電波メディアの神話』(緑風出版)『アウシュヴィッツの争点』(リベルタ出版)『読売新聞・歴史検証』(汐文社)
ビデオ:『誰が水鳥を殺したか』(フリージャーナル)『軍隊の影に利権あり』(フリージャーナル)『土地開発公社の不思議なカラクリ』(武蔵野市民オンブズマン)『ガス室検証』(歴史見直し研究会)『NATOの標的~ユーゴ"空爆"の実態』(岩川事務所、入手と製作)上記の内、テレビ関係では経営分析を基礎としており、特に『電波メディアの神話』ではマルチメディアの動向を経済紙誌で徹底的に調べ上げ、湾岸戦争以後の戦争関係ではエネルギーを中心とする国際利権について、徹底調査報道。
『電波メディアの神話』「日本経済再生への提言」「ホロコースト神話の嘘」を暴き続け「9・11事件の真相と背景」「外交官惨殺事件の真相と背景」「イラク「戦争」は何だったのか?」等、現代史の裏の真相の追究・分析では第一人者となり、2004年春号より硬派の国際情報専門誌季刊「真相の深層」を発行。Web雑誌『憎まれ愚痴』編集長で公的や独自の情報源でInternetで最新国際情報を発信し続けている。「小泉レイプ名誉毀損訴訟」では原告として小泉被告に対して最高裁に2件訴訟係属中。
Web雑誌『憎まれ愚痴』URL http://www.jca.apc.org/~altmedka/
日時 : 2005年10月28日(金) 18:30 - 21:30
場所 : 北とぴあ 7階 701会議室
北区王子1-11-1 TEL. (5390)1105
交通 : 営団地下鉄南北線 王子駅 下車 1分
JR京浜東北線 王子駅 下車 2分
地図 : 北とぴあへの地図
参加費 : 3,000円(会員&予約申込振込みの場合) / 4,000円(オブザ-バ-)
振込先 : UFJ銀行田無支店/普/3826681
連絡先
ワールド・フォーラム例会にご出席いただける方は、下記宛にご連絡下さい。
ワールド・フォーラム代表幹事 : 佐宗邦皇
FAX : 03(3353)5947
E-mail : sasokunio@hotmail.com
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NHKに関しては、1981年に発表した拙著を、以下のように電網無料公開している。この本の中に、NHK抜本改革の秘策、「放送団体による放送時間分割」の実例も記した。
醍醐 聰氏(NHK受信料支払い停止運動の会)は、この拙著を読んだ上で、「放送団体による放送時間分割」の改革案に関して、「放送の彼岸」云々との返事を寄こした。議論は、すでに、電網(インターネット)上でも始まっているのである。
以上。