7月21日からの沖縄サミットを前に、私たちは、基地のない沖縄をかちとるために運動している沖縄の人びとととも に、また沖縄の三十四の草の根市民・住民団体で結成された「沖縄から基地をなくし、世界の平和を求める市民連絡会議」(平和市民連絡会議)の後援をえて、 「〈民衆の安全保障〉沖縄国際フォーラム」という国際会議を沖縄で開く準備を進めています。(6月29日〜7月1日、浦添市・うらそえ荘)。また「オルタ ナティブな安全保障」の国際会議をバンコク、マニラで開いてきた活発な国際NGOである「フォーカス」も共催団体としてここに合流します。
アジアとアメリカを中心に外国から二十五人、日本本土と沖縄から数十人の参加を予定する中規模の国際会議ですが、 すでに大きい反響が世界各地から寄せられています。私たちは「戦略的見地からの日米同盟の重要性を示す絶好の機会である」(クリントン)というこのサミッ トにかけられた狙いを反転し、米日政府の企てを逆包囲する国境を越えた世論とネットワークをつくる場としたいと願っています。私たちは、サミットに対抗し て開かれる「国際女性サミット」、「国際環境NGOフォーラム」、その他のイニシアティブと力を合わせ、シアトルのWTO行動で地表に噴出した世界の民衆 の大きい動きに合流することで、このような世論と力をつくりだすことができると考えています。
この国際会議のために、東京と沖縄に、会議開催のための連絡会がつくられました。そして両者は共同で、同封の呼び かけ「〈民衆の安全保障〉沖縄国際フォーラムを成功させよう――沖縄の米軍基地を撤去し、アジアと世界の平和を民衆の力で創造していくために」を出しまし た。会議の趣旨と内容はそこに説明されています。どうかご一読の上、賛同者(賛同団体)としてこの呼びかけに加わっていただきたいと念じ、このお願いを差 し上げる次第です。
賛同者(団体)のお名前は、差し支えのないかぎり公表させていただきたいと考えております。またこの会議の経費を まかなうため、賛同金を募っております(個人1口2000円、団体5000円)。なお賛同をいただいた皆様には、会議 の報告集をお届けいたします。
ご支持、ご賛同を心からお待ちしております。
振込先
郵便振替:00170−4−189754
口座名義:「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラム
2000年5月
「民衆の安全保障」沖縄国際フォーラム
沖縄連絡会◆平和をつくる琉球弧活動センター気付 FAX:098-867-4004
東京連絡会◆〒169-0072 新宿区大久保2-4-15-3Fピープルズ・プラン研究所気付
Tel/Fax: 03-5273-8362 e-mail: ppsg@jca.apc.org