【おすすめ本】上脇博之『検証 政治とカネ』―自民党裏金事件を徹底分析 完全な「比例代表制」を提唱=杉谷剛(東京新聞編集委員)

1 month ago
 会社のデータベースで上脇博之+政治」で検索すると、約260件もの記事があった。最初の記事は1999年2月の「政党助成金311億円のゆくえ」というワッペンの付いた記事だった。 後で贈収賄に発展した元防衛政務次官(当時)の政党助成法違反事件をきっかけに、制度の様々な問題を検証して報道した際、コメントを求めたのだった。以来、25年にわたり、上脇さんには編集各部でお世話になってきたのだと痛感する。 自民党の裏金事件の背景として「政治にカネがかかるから」とよく語られるが、本書を読むと..
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[B] 「アブラハムの血」【西サハラ最新情報】  平田伊都子

1 month ago
2025年2月2日に受賞される第67回グラミー賞(レコーディング・アカデミー)に、歌手のビヨンセなどと100才のジミー・カーター第39代米大統領がノミネートされました。 オーディオブック最近作のナレーションが評判になっています。 カーター元大統領は、1978年に<アブラハムの血>と言う本を著し、「我々はみんな血の繋がった兄弟なんだ」と、キリスト教徒のカーター大統領はイスラム教徒とユダヤ教徒を仲良くさせようとしました、、
日刊ベリタ

【オピニオン】最高裁はこれでいいのか 歪む司法制度=丸山重威

1 month 1 week ago
 「裏金解散」の結果が注目される総選挙と一緒に投票される最高裁判所の国民審査は、その制度も含め考えられなければならない課題だ。 国民審査は憲法79条に規定され、「国民審査で過半数の信任を得られなかった裁判官は罷免される」。状況を考えると、罷免される裁判官が出てくるとは考えにくい。だが、「不信任」の投票は、裁判所に対する国民意識が判断される唯一の機会。考えてみる価値はある。問われる司法  今年のJCJ賞、後藤秀典さんの「東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災..
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