【おすすめ本】田中敦夫 『盗伐 林業現場からの警鐘』―荒れる森林 無能な行政に最後の警告=栩木誠(元日経新聞編集員)<br /> 

3 months 2 weeks ago
 「パッと見には緑のスギ林に覆われている。が、何か変だ。スギ木立のその後ろに茶色の地肌が透けて見える。斜面の一部も崩れていた」。本書は、宮崎県中部の盗伐現場の生々しい現場ルポから始まる。 先進国や発展途上国など地球規模で拡大の一途をたどる「違法伐採」。森林破壊が進む「森林王国」日本でも、違法伐採の輸入材が多く流入している。その一方、宮崎県はじめ全国各地で、重機を使った大規模で組織的な盗伐が頻発。東京五輪のメイン会場となった、新国立競技場の建設に使われた合板型枠も、違法伐採され..
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[B] 一刻も早く在留特別許可を 企業から就職内定を貰った仮放免の青年が訴え

3 months 2 weeks ago
企業から内定を得ている22歳の中東国籍の仮放免の青年とこの家族が、神奈川県内で集会を開催し、一刻も早い在留特別許可の付与を求めた。主催は、関東近郊で仮放免者の支援活動などに取り組む「BОND」。集会で、この青年は「卒業してからずっと家にいる生活をしている。内定先の会社は待つと言ってくれているが、次年度入社予定の社員の内定式が始まろうとしており、焦りを感じる」と、苦しい胸の内を語った。(岩本裕之)
日刊ベリタ