無実のゴビンダさんを支える会

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娘さんたちとの面会を果たしたゴビンダさん  2007年4月9日

ゴビンダさんの妻、ラダさんと2人の娘さんたちが、4月8日、「支える会」の招きで日本にやって来ました。ゴビンダさんが事件に巻き込まれたとき、まだ赤ん坊だった2人の娘さんたち。ゴビンダさんはどんなにか、会いたかったでしょうが、幼すぎて、日本にお呼びすることもなかなかできませんでした。今回、ようやく念願が叶って、ラダさんとの再会、大きくなった娘さんたちとの再会(エリサちゃんは初めて)を果たしました。
3人は、2週間ほど滞在予定で、面会のほか、要請や支援者との交流を行う予定です。
客野です。

今日、ゴビンダさんは、待ち焦がれていた家族との面会を無事に果たしました。
面会時間は、あらかじめ延長願いを出してあったので、通常30分以内のところ、45分でした。明日以降の滞在中制限回数外面会も了承されています。

ラダさんの来日は、今回で5回目(東京拘置所時代に3回、横浜刑務所で2回)ですが、ミティラちゃん(長女)とエリサちゃん(次女)は、今日まで父親の姿を若い頃の写真でしか見たことがありませんでした。そんな2人の目に、面会室の窓越しの父親がどのように映るか、少々不安に思ってもいたのですが、しかし、面会室から出てきた2人の表情には、それほどショックを受けている様子はなく、やはり父親に会いに日本まで来てよかったと思ってくれているようでした。
ミティラちゃんが涙ぐみながらも気丈に、「お父さんは無実なのだから、必ず私たちのところに元気で帰ってくると信じています。私たちはちゃんと生活しているから安心してください」と言ったので、ゴビンダさんも目を潤ませていたそうです。エリサちゃんは、今日のところはどんな言葉を口にしてよいかわからず戸惑っていたが、今後、何度か面会すれば、しだいに話もできるようになるだろうとのことでした。

明日(火)は、午前:2回目の面会、午後:高裁要請、夕方:救援会というフルタイムのスケジュールになっています。昨夜到着したばかりで疲れが出るといけないので、今日は早めに帰してゆっくり休んでもらっています。
客野美喜子