無実のゴビンダさんを支える会

Justice for Govinda Innocence Advocacy Group

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明日は、名張事件の決定が出る日ですね  2006年12月25日

 12月25日、土屋さん、寺嶋さんと3人で、ゴビンダさんの面会に行きました。
「メリークリスマス!」の挨拶を交わしてから、「ここでは、クリスマスでも、特別の行事はやらないんでしょうね?」と訊いてみると、「行事はとくにないけど、夕食にケーキが出ます」と嬉しそうに教えてくれました。
 土屋さんが、長年、国賠訴訟の支援をしていること、横浜刑務所の近所に住んでいること。寺嶋さんが、かつて2年間、青年海外協力隊として、ネパールで学校の先生をしていたことなど、それぞれ自己紹介をかねて話してくださいました。
 ゴビンダさんも初対面のお二人にすぐ打ち解けて、「近所なら、また面会に来てください」とか「家族が来たときには、面倒みてやってください」などと嬉しそうに話していました。また、「明日は、名張事件の決定が出る日ですね。奥西さんに良い結果であることを期待しています」と言っていました。
 私からは、ネパールから託送されてきた家族の手紙を、12月13日付で刑務所宛に送ってあること、同封されていた写真は、今日差し入れることを話し、兄のインドラさんから末尾のようなクリスマスメール(原文は英語)が届いたことを報告しました。
 この前、熊野さんに頼んでいたタオル、シャンプー、歯ブラシを、「クリスマスプレゼント」として帰りがけに差し入れること、来年の正月明けにできるだけ早く面会に来ることを約束して、今年最後の面会を終えました。
客野美喜子
ゴビンダさんの願いを裏切り、12月26日、名古屋高裁刑事第2部、門野博裁判長は、昨年4月の同高裁刑事1部による再審開始決定を取り消す不当決定を言い渡しました。

インドラさんから支援者へのクリスマスメール

 支援者の皆様。
 マイナリ・ファミリーと私から、支援者の皆様とゴビンダに、クリスマスと新年のお慶びを申し上げます。
 長い歳月の末、ネパールの観光業界にも、ようやく回復の兆しが見えてきました。おかげさまで、昨9月以来、今日にいたるまで、ツァーガイドである私も、多忙をきわめております。今、このときも、長いトレッキングから戻ってきて、ポカラから、このメールを書き送っています。
 私たち家族は、ゴビンダが「真実は必ず勝つ」との原則にもとづき、彼に下された誤まった判決に対する果敢な闘いにより解放される日を、辛抱強く待ち続けてきました。
 皆様の物心両面でのご支援により、彼は希望を失うことなく、差別的な司法としっかり対峙することができています。ネパールの私たち家族は、皆様の支援が正しいことが証明され、ゴビンダを守ろうとする皆様の決意が、いつか必ず勝利することを確信しています。
 最後に、私たちの愛するゴビンダに対する、皆様方の無償の愛とご支援に、あらためて感謝するとともに、この悲劇が終わるまで支援し続けてくださいますよう、心からお願い申し上げます。
インドラ・マイナリ&マイナリ・ファミリー
2006年12月23日

Dear All the members of the Support Commitee,

On behalf of the Mainali Family and from myself I wish you and the whole Support Group Members and our Govinda " Marry Christmus and Happy New Year 2007"
After many years there is some signs of recovery in Tourism Trade in Nepal, as a result, I have been busy with my guests since last September till today. At the moment I am writing this email from Pokhara after coming from a long trek.
We have been impatientely waiting for the Freedom of Govinda throgh his brave Resistance of the false Charges on him guided by the principle " Altimate Victory of Truth". Under your moral and material support he has not lost his hope and standing firmly on his feet agaist the discriminated Justice.
We all at home here in Nepal are sure that your support will ultimately be proven right and your cordial decision to protect Govinda will be victorious.
At last thanking you once again for your priceless love and support for our beloved Govinda, and request you to kindly continue till the end of the Drama.

Yours truly,
Indra Mainali & Mainali Family
December 23,2006.