グッドニュース
「今日は、グッドニュースあります。わたし、工場で『無事故(の作業者)』に選ばれました!」と、右腕の赤い腕章を得意そうに見せてくれました。選ばれたのは、「100人の中から3人だけ」。作業中、とくに外国人は言葉がわからないせいもあって、ちょっとしたミスで懲罰になることが多いが、自分はそうならないよう、気を張っている。だからどうしてもストレスがたまる。先月頃、悪い夢を見て眠れなかったのも、たぶんそのせいだと思うのこと。そういう厳しい環境の中で「無事故」に選ばれたのだから、ゴビンダさん、偉い!
レクリエーション
この連休中は、作業がなかったので、少しのんびりできた。日本の映画を何本か見せてもらえたのだが、あまり面白くなかった。でも、お菓子を食べたり、それなりに楽しかった。ネパールの新聞がちょうど届いたので、ゆっくり読めて嬉しかった。仏教の話を聞く機会があったので、息抜きになると思って参加してみたら、「ブッダはインドで生まれた」と言っていたので、「ほんとはネパールなのに」とか思いながら聞いていた(笑)、などと話してくれました。
ネパール情勢と家族のこと
ネパール情勢がだいたい落ち着いていること、あとは王政廃止か存続かが問題だということなど、随時、TVニュースなどで承知しているとのこと。「ネパール大使が交代すると、英字新聞に載ってました」というので「そんなことまでよく知ってるなあ」と関心しました。新しい大使が来たら、大使館面会に来てほしいと思っているとのこと。
ラダさんと娘たちの来日は、来年でもよいから、みなさんで家族と相談してほしい。ダサインの休暇中はイラムに行くから、春休みなどの10日間くらいでよいのではないかと言っていました。4月にラダさんに書いた手紙は、まだ翻訳・検閲が終わっていません。相手の返事を待ってから次の手紙を書くのではなく、これからは発信回数が増えるのだから、必ず月1回は家族に手紙を出すようにすると言っていました。
再審のこと
「何か新しい動きはないですか?バッグの鑑定で別人のDNAが出たら、再審が開始されると思いますか?」などと訊かれました。「まだ動きはないが、何かあったら知らせてあげる。別人のDNAが出たら、すぐさま再審が開始されるということではないが、ゴビンダさんにすごく有利になることはたしかと思う」と答えました。一審でも二審でも、裁判所は鑑定を却下したから、「今度こそ絶対に鑑定してほしい!」と語気を強めていました。
客野美喜子