無実のゴビンダさんを支える会

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「もう何も心配しません。裁判所を信じて待ちます」  2012年5月24日(木)

とうとう請求審が終結。その翌日のゴビンダさんは

 5月24日。昨日の三者協議の結果を早く報告したくて、午前9時に横浜刑務所に行きました。「どうでしたか?」と身を乗り出すゴビンダさんに、とうとう再審請求審が結審したことを告げると、満面の笑顔で「拍手」の動作をし、「ありがとうございます!忙しいのに、朝早くから来てくださって。じつは、昨日から、”おめでたくない方”の左眉がピクピクして心配してたんだけど、やっぱりこんなのは迷信ですね!」と言ったので、思わず笑ってしまいました。以前の面会報告にも書きましたが、ネパールでは、男性の右眉ピクピクは吉兆、左眉ピクピクは凶兆とされているとか。それにしても、「迷信」という言葉がすぐ口から出るあたり、ゴビンダさんの語学力は急上昇中。「今朝の新聞記事、コピーして送ってください。そのままでいいです。もうフリガナは要りません!」と得意そうに言っていました。
 「それで、決定は、いつ頃になりそう?」との問いには、残念ながら、裁判所は、「決定日は追って連絡します」としか言ってくれなかった。新聞記事には、「そう遠くないうち」とか「早ければ今年の夏にも」などと書かれているが、こればかりは裁判所以外、誰にもわからない。とにかく決定日の予告通知があったら、ゴビンダさんにはすぐ電報で知らせるし、ネパールの家族には、すぐ来日できるよう、もう今からビザ取得の準備を進めてもらっていると話しました。
「もちろん開始決定ですよね。もう何も心配しません。裁判所を信じて待ちます」と明るい笑顔で語りました。
 昨夏以来、三者協議が開かれたり、新しい鑑定結果が出たりする度に、ハラハラドキドキの連続だったゴビンダさん、やっと全ての審理が終わって、今夜からはぐっすり安眠してもらいたいものです。

客野美喜子