本日のゴビンダさんの挨拶は、いつもの「ナマステ」ではなく、「メリークリスマス!」でした。「本当はクリスマスのメッセージを書いて送りたいけど、12月は年賀状を出すかわりに、それ以外の手紙は出しちゃいけないことになってるので、ちょっと早いけど、今、言っておきます」とのこと。今年は、2類になったので、年賀状の制限枚数が14枚に増えた。ただ、年賀状には「あけましておめでとうございます」以外の文言を書くことは禁止されているそうです(検閲上の手間を省くためでしょうか?)。
再審請求審の進行状況については、12月9日の弁護士面会で説明を受けたので、承知している。12月27日の三者協議までに残りの追加鑑定の結果がわかったとしても、それについてまた検察側が意見を出すのを待たねばならない。いつになったら終わるのか、それがわからないのがつらい、と言います。
「このごろ、左の眉がヒクヒクするようになったので、なんか良くないことが起こりそうな気がして」ゴビンダさんの説明によると、ネパールでは、男性の場合、顔面の右側が動くのは良い兆し。その反対に、左側が動くのは悪い兆しなのだそうです。「そんなの関係ないから大丈夫!」と笑い飛ばしたのですが、ここまで来ていながら、なかなか先が見えてこないため、どうしても不安になってしまうのでしょう。
27日、「支える会」が高検に即時釈放の要請に行くことを話すと、「私は絶対に犯人じゃないから、早く釈放してください!と言ってきてください」とのことでした。
明日、14日(水)は免業日で、午前中はクリスマス会、午後は2・3類集会があるそうです。「お菓子を食べながら、映画やTVドラマのビデオ(『相棒』とか)を見ます」。
15日(木)は「部屋をチェンジする日」。現在の部屋は道路側なので、表のざわめき、通行人や子供の声、犬の吠え声などが、時折、かすかに聞こえてきて、心が癒される。今度の部屋は、グラウンド側なので、そういう音が聞こえなくなるのが、ちょっと寂しい。ただ陽当たりが良くなるのは有り難いけれど、などと話してくれました。
最後に、「今年もクリスマスカードや年賀状をたくさん送ってください。それらを1枚、1枚、楽しみながら、お正月休みを過ごしますからと、みなさんに伝えてください」とのことでした。