無実のゴビンダさんを支える会

Justice for Govinda Innocence Advocacy Group

The wise eye penetrates the truth

HOME PAGE

最新情報

「東電OL殺人事件」の概要

裁判の経緯

再審について

支える会の活動報告

ゴビンダ通信

面会日誌

裁判資料

冤罪リンク

メールアドレス

ラダさんへ、2通つづけてラブレター  2010年12月9日

12月9日面会報告

 12月になって1回目の面会です。ゴビンダさんは、少し寒そうに体をかがめながら面会室に入ってきました。
 「11月20日の集会(注:「私は犯人じゃない〜冤罪被害者の叫び」集会)は、200人も集まって成功だったそうですね。そんな大きな集会で、私のためにアピールしてくださってありがとうございました」。今年は、足利事件や布川事件など、再審事件において、グッドニュースが続いたので、自分も希望を持って明るい気持ちで過ごすことができたと言って喜んでいました。
 11月15日付で届いたメリークリスマスのハガキのお礼を言ったところ、「ずいぶん早くに送ってしまってすみませんでした。去年のように12月になったら年賀状しか出せないと思って早めに出したら、後から担当さんが『いや、今年は2類になったから3〜4通なら出せるよ』と教えてくれました」とのこと。これも2類者の特典のひとつなのでしょう。それならと張り切って、ラダさんに2通も続けて「ラブレター」を書いて送ったのだそうです。
「でも、ネパールの私書箱宛に直送するのは初めてなので、本当に届くのかどうか心配です。無事に届いたら知らせてほしいと、ラダさんに伝えてください」。じつは、先日、ネパールから託送されてきた手紙は、ミティラとエリサのものだけで、ラダさんからのものはなかったのだそうです。「ラダさん、どうしちゃったんだろう・・・」と、少し不満げでした。
 この面会の翌日、10月からネパールに行っていた片川さんから、「今朝、帰国しました」という電話をいただきました。「ラダさんから手紙を預かって来ています。家族の写真もたくさん撮ってきました」とのこと。ゴビンダさんの喜ぶ顔が目に浮かび、私も嬉しくなりました。

客野美喜子