無実のゴビンダさんを支える会

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久しぶりに家族からの手紙を入手して喜んでいたゴビンダさん
2011年5月6日  客野美喜子

 5月6日(金)午後、横浜刑務所の待合室は、まだゴールデンウィークの合間のせいか空いていました。今日は平日ですが、心なしか面会室に入ってきたゴビンダさんの表情も、いつもよりくつろいで見えました。
「今ちょうど、ここの運動場の藤棚やツツジが満開で、とてもキレイですよ。今年のゴールデンウィークの映画は、『タイタンの戦い』でした。去年は日本映画でつまらなかったけど、今年のは面白かった!映画のとき、紅茶とドーナツが出ました。昨日の『子供の日』には柏餅も食べました」などと、嬉しそうに話してくれました。
 先日、長女のミティラから、「その後、日本の様子はどうですか?お父さんは元気にしていますか?今度、お父さんに面会に行ったら、私たち家族はみんな元気にしている。いつもお父さんのことを想っていると伝えてください」という英文のメールをもらったと話すと、「ラダさんが日本に来るとき持ってきた家族たちの手紙を(神田先生からの郵送で)4月12日に受け取った。久しぶりにみんなの手紙を読むことができて嬉しかった。ミティラによく勉強して大学に行ってくださいと伝えてください」とのことでした。
 いささか唐突に、「『ダブルフェイス』という本を知ってますか?」と訊かれました。東電OL事件をモデルにした小説(フィクション)だと答えると、ある支援者からの手紙に、その本のことが書いてあったので、自分も読んでみたい。その中では、誰が犯人ということになっているのか(自分をモデルにした人物も出てくるのか)など、ちょっと興味があるとのこと。「私が持っているから送ってもいいけど、ゴビンダさん、日本語の小説なんか読めるの?」と訊くと、「だいたい何が書いてあるかくらいわかります!」と当然のような答えが返ってきました。ふ〜ん、最近、ずいぶん日本力がアップしたと思っていたけど、それほどまでだったとは!(お見それしました・・・笑)
 「ビンラディンがアメリカに殺されちゃったのには、びっくりしました」など、毎日必ずテレビのニュースを見ているから情報も早いです。5月24日は、布川事件の無罪判決の模様をテレビで見られるのを楽しみに待っていると言っていました。