Justice for Govinda Innocence Advocacy Group | |
The wise eye penetrates the truth |
再審開始の可否決定は6月7日に!!
2012年5月31日
5月31日(木)。お昼休みの裁判所前は、全国規模の労働争議団が大集結し、色とりどりの組合旗が林立して、さながらメーデーのごとき大盛況を呈していました。そのため、正午から午後1時まで予定していたマイクを使った宣伝は、初めと終わりの10分ずつしか出来ませんでしたが、用意していたビラ350枚は、あっという間にはけてしまいました。
午後1時30分からの高裁要請には、日本国民救援会(中央本部、東京都本部、神奈川県本部、千葉県本部)から、いつもに増して大勢が来てくださいました。救援会の山田顧問、布川事件の桜井さん、さらに「星野さんを取り戻そう全国再審連絡会議」の金山さん、「JR浦和電車区事件・美世志会」の小黒さんも参加してくださいました。「無実のゴビンダさんを支える会」の要請文(下記)と署名3万1,188筆・77団体を提出。「5月23日に請求審が結審したが、もはやゴビンダさんの無実は、誰の目にも明らかである。1日も早く再審開始決定を検察に異議申立をさせないような完璧な内容で出してほしい」などと口々に訴えました。 続く午後2時15分から45分の高検要請では、「支える会の要請文」(下記)を提出。「442条但し書きにより与えられている検察の権限を正当に用いて、無実のゴビンダさんを直ちに釈放して母国に帰してほしい」と訴えました。 「6月7日午前10時に決定が出ることが決まった」という第一報を司法記者からの電話で知ったのは、検察庁から出た直後のことでした。要請の途中から、携帯が度々振動していたのは、このことだったのかと思い当たりました。「ずいぶん早いですね!5月23日の結審から、たった2週間で決定が!?」予想外の早さに、みんな嬉しい驚きの声をあげました。 すぐに在宅していた支援者と連絡をとりあい、ゴビンダさんには、決定日を知らせる電報を打ってもらい、ネパールの家族にも来日を急がせることになりました。じつは昨日ビザを申請したばかりだったので、決定日までに来日できるか心配しましたが、幸いにも4日にビザを取得。5日にカトマンズを出発。6日早朝に成田到着(その足でゴビンダさんに面会)。そして7日は決定に立ち会う、という段取りをつけることができました。 ゴビンダさんへの電報は、たぶん夕食後に配達されたはず。いよいよ決定日を知ったゴビンダさん、今夜は、興奮して眠れないのではないでしょうか。
|