2007年8月23日、夕方6時から、東京 有楽町のマリオン前で、「無実のゴビンダさんを支える会」、「無実の守大助さんを支援する首都圏の会」、「布川事件 桜井昌司さん・杉山卓男さんを守る会」の3つの冤罪支援団体の合同で街頭宣伝を行いました。
布川事件は、2005年9月21日に水戸地裁土浦支部で再審開始決定が出されたにも関わらず、検察の即時抗告により、現在東京高裁で審理されています。
38年も無罪の証拠を隠してきた検察が、再審開始をさらに遅らせることはぜったいに許せないことです。
被害者本人の桜井昌司さんがマイクをとり、道行く人に訴えました。
守大助さんを支援する首都圏の会からは、控訴審での証人・証拠・鑑定請求を却下しての控訴棄却は裁判の名に値しない、何としても上告審で無罪を!という訴えが行われました。
無実のゴビンダさんを支える会からは、一審無罪判決を受けたゴビンダさんが不当な勾留によって10年以上、一度も自由になることもなく、無期刑に服しながら再審を求めてたたかっていることを訴えました。
無罪判決を受けても、検察によって二重、三重の危険にさらされる日本の裁判制度の矛盾や、冤罪を大量に生み出している現行の司法制度をそのままにして裁判員制度が始まれば、ふつうの市民がふつうの市民を冤罪に突き落とす手助けをされるのではないかと訴えました。
用意したチラシは、予定の1時間よりも早く40分程度ですべて配布し終わりました。
次回は9月20日に行う予定です。