Mさんの裁判始まる

5月31日、在留特別許可が不許可となってしまったビルマ国籍Mさん一家の退去強制令書発布処分等取り消しを求める第1回裁判が東京地方裁判所にて開かれました。当日は陳述書を読み上げるだけの短い裁判でしたが、APFSのスタッフ、メンバーだけではなく、他団体からも傍聴に駆けつけてくれ、たくさんの人が見守るなかでの裁判となりました。この裁判にはどのくらいの期間かかるかわかりませし、決して明るい見通しでもありませんが、APFSではほかの2名の単身者の裁判とともに、最後まで粘り強い支援活動を続けていきます。皆さんもぜひともご注目ください。

第2回公判は、7月24日に行われる予定です。また、同日9月1日に出頭し、不許可になった単身者ふたりの第一回公判も行われます。


陳述書

みなさんこんにちわ

わたしたちかぞくが、にっぽんにすんで10ねんくらいたちました。

にっぽんのせいかつが、なれました。

しゅじんがAVNG SAN SU KYI SAN のしゃしんをくびに、ぶらさげて、

ミャンマーたいしかんのまえにごんじんたちに、はんたいして、

すとらいきをやりました。

だから、それのしゃしんと、ビデオをたいしかんがとりました。

ミャンマーのごんじんたちに、しゅじんがはんたいしての

ごんじんたちがしてました。

しゅじんがビルマにかえるときすぐ、つかいます。

つかまったらいきることは、できないとおもいます。

それがこわいです。

こんげつむすめがかぜをひいて、いっしゅうかんぐらいげりをしていました。

しゅじんがいないとわたしひとりではたいへんこまります。

わたしは、とてもかなしいです。

だからわたしのしゅじんをはやくだしてください。

みなさんたすけてください。

みなさんよろしくおねがいします。

よいへんじをだしてくれることをしんじています。

〜Mさん一家の妻Sさんによる陳述書〜

 
                                                    
                                          


 
  

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