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京都検定を歩こう!
第7回「大根焚きを味わう」


2004年12月 4日

「大根焚き」とは

千本釈迦堂や了徳寺などで行われる12月の風物詩です。中風除けを願い、大根とおあげをたいたんをいただきます。大根は、「根が真っ白で、しかも大地に深く根を下ろしているため、古くから神聖視されてきた」と言われています。

千本釈迦堂では、12/7, 8に釈迦が悟りを開いた「成道会」にちなんで、了徳寺では、12/9,10の報恩講の日に行われます。
右の画像は、2003年の千本釈迦堂の大根焚きの模様です。


五感食楽」にて

今回は、おばんざいのお料理教室「五感食楽」にて、大根焚きをご用意いただき、私たちの大根焚きをすることで、この冬の中風除けを願いました。
五感食楽」さんには、昨年の西陣分校事業「西陣の四季を味わう2003」でも、和菓子をご用意いただくなど、お世話になっています。
今回は、京料理のお話をお伺いしながら、大根焚きに関する京都検定予想問題を解きました。


聖護院大根を使用

聖護院大根は煮くずれしにくく、また、生食ができることでも知られています。最近は、聖護院で作っているケースは少なく、聖護院大根の種を他の地域へ持っていき、栽培しているとのこと。ちなみに、京都検定本には、「甘みのあるきめ細やかな肉質が特徴」と書かれています。

うす味に焚かれた大根とおあげは絶品でした。


京料理話に花が咲く

参加者の女性のみなさんは、料理方法についての談義に花が咲きました。男性はただ感心して見ているばかりでした。

おいしい大根焚きをいただいただけでなく、新しい知識を得られて、みなさんに喜んでいただけました。

こうして、楽しく「京都検定を歩こう!」の活動を締めくくることができました。



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