三多摩平和運動センター第2回総会
2000年6月6日
三労会館
三多摩平和運動センター役員
議 長 |
自 治 労 |
川 村 貞 二 |
副 議 長 |
全 逓 |
渋 井 昭 一 |
〃 |
私 鉄 |
宮 本 良 雄 |
〃 |
全 自 交 |
倉 原 猛 |
事務局長 |
事 務 局 |
出 田 光 雄 |
幹 事 |
自 治 労 |
柿 沼 朝 吉 |
〃 |
全 逓 |
山 口 正 直 |
〃 |
私 鉄 |
伊 藤 正 一 |
〃 |
東 京 一 般 |
田 中 忠 男 |
〃 |
全 自 交 |
石 井 肇 夫 |
〃 |
鉄 産 労 |
秋 山 富 夫 |
〃 |
東 京 教 組 |
幸 地 正 憲 |
〃 |
運 輸 労 連 |
|
〃 |
東 水 労 |
八 木 幸 一 |
〃 |
国 労 |
茂 木 啓 二 |
〃 |
社 青 同 |
田 中 秀 尚 |
特別幹事 |
西 多 摩 |
中 村 富 男 |
〃 |
八 王 子 |
小 西 忠 彦 |
〃 |
府 中 |
高 橋 正 雄 |
〃 |
立 川 |
浜 崎 保 |
〃 |
多 摩 東 部 |
勝 島 一 博 |
〃 |
多 摩 北 部 |
大 谷 孝 一 |
会計監査 |
運 輸 労 連 |
|
〃 |
東 京 一 般 |
斉 藤 昭 治 |
●総 会 宣 言
衆参両院に「憲法調査会」が設置され、憲法改正を発議しないと位置づけながら、憲法改正に向けた準備が着々と進められようとしている。
周辺事態法や有事立法の準備、盗聴法や日の丸・君が代を国旗・国歌とする法律の制定、国民総背番号制への布石など、自・公・保の多数にものを言わせ、国民の国家管理を強め、自民党の思いのままの政治を遂行しようとしているのは明らかである。
自民党の政治の根幹がどこにあるかは、森総理大臣の「日本は天皇中心の神の国」発言や「国体」擁護発言によってすでに明白となった。憲法9条を改悪し、民主主義を踏みにじり、日本の軍国主義化を危険な策動が進んでいるとみなければならない。
森総理はその発言をみれば、首相としては失格であり、なかばクーデターでできた森政権をこれ以上延命させることは許されない。迎える総選挙では、森内閣を打倒し、自民党政治に終止符を打たせるよう民主党を中心に、新しい政治を実現できる勢力の躍進を勝ち取らなければならない。
いま、沖縄では、サミットを前に、「沖縄の平和の心を世界へアピールする」ための取り組みが進められている。沖縄サミットの政府の意図は、日米安保を堅持し、国土の0・6%しかない沖縄に全国の75%もの米軍基地を固定化し、その上、より強固な新基地を建設することにある。普天間基地の返還と名護への移設は、老朽化した基地を整理・縮小の名で返還し、その実はオスプレイという新鋭機が配備できる近代的で強固な基地を建設することを目的にしている。
沖縄県民の願いは、米軍土地の整理・縮小・撤去であり、軍事力によらない平和な世界の実現である。我々もまた思いは同じであり、直面する嘉手納基地包囲行動をはじめ沖縄県民の闘いに支援と連帯を強めなければならない。
4月から国連で開催されていたNPT再検討会議は、5月21日、最終文書を全会一致で採択した。核保有国が「保有核兵器の完全廃棄を達成するという明確な約束」を行うなど、いくつかの成果をあげている。このNPT再検討会議の経過と結果をふまえ、アメリカの核の傘からの脱却など政府の核政策の転換を求めるとともに、「核も戦争もない21世紀を」実現するため一層の活動の強化に努めなければならない。
本日の総会で限定した諸課題の達成を全力をあげ、安心・安全・平和な21世紀の実現のため総力で闘うことを上宣言する。
2000年6月6日
三多摩平和運動センター第2回総会
|