常任理事会だより
― 1998年度 第8号 ―
発行日 1998年12月15日(火)
発行 所沢高校PTA常任理事会
学年保護者会で
校長先生への「要望書」採択
1学年は「意見書」も合わせて採択
11月21日(土)に学年保譲者会が開かれ、1、2学年は、全体会の後、クラス
懇談会が行われました。各学年の全体会での内容は下記の通りです。
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│1学年│
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保護者約160人の出席があり、まず先生から生徒の学校生活の様子・問題点と大
学入試・推薦制度の説明がありました。次に、副会長から生徒総会の報告の後、「生
徒の総意を尊重してほしい」という校長先生への要望書を出すことが提案され、圧倒
的多数で承認されました。この後、今年の入学行事について話し合いましたが、「竹
永先生の処分はおかしい。」「入学前に受け取った県教委からの手紙が、“入学式に
出ないと入学を許可しない”との脅迫と受け取れた。」といった意見が多く出される
中で、校長先生と県教育委員会に「意見書」を出すこと、およびその原案が提案され、
これも圧倒的多数で承認されました。
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│2学年│
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保護者約150人の出席があり、まず修学旅行、進路、生活、卒業に向けての生徒
の動きについての報告があり、続いて常任理事会からの活動報告、卒業に関する要望
書について話し合われました。要望書については、特に反対の声もなく、拍手で承認
されました。出席者からのアンケートやその後のクラス懇談会の中で、「校風は守り
たい」「生徒を応援したい」という声やPTA活動に対して「もっと学校の様子を知
らせてほしい」「何か手伝えることがあれば」など応援して下さる内容のものが多く
寄せられました。
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│3学年│
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《3年生保護者の会》では、卒業行事に向けて生徒たちの動き・PTAの動き・学
年部の3者から経緯を説明し、校長先生へ要望書を提出することを検討しました。内
容に関する論議は特になく、むしろこの間の所高についての様々な感想(子どもが成
長した、この高校に入ってよかった、子どもを信じ支えていきたいなど)が熱く語ら
れました。その後、挙手による採決で、出席者51人全員が要望書に賛同。事前に寄
せられた要望書についての賛同者190人を加えて、計241人の賛同で、要望書の
提出が決まりました。
※各要望書、意見書全文を裏面に載せましたので、ご覧ください。
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〜「要望書」「意見書」校長先生に提出〜
12月3日(木)に、PTA会長、各学年部長ら計6人で、教頭先生、事務室長も
同席のもと、校長先生に「要望書」と「意見書」を提出し、生徒と十分な話し合いを
してほしいとお願いしました。これに対し校長先生は、「よく後で読ませていただい
て、対応については考えていきたい。生徒と話し合いをするのも指導の場だ。生徒に
会って、私の考えを伝えていきたい。ずっとそういうことで去年からやっているし、
今年もその機会を設けているつもりだ。生徒を大事にしていきたいという気持ちはずっ
とある。」と話されました。「生徒を大事にしていきたい」としつつも、生徒との話
し合いの場を「指導の場」と定義なさる校長先生。ぜひ生徒の意見を十分に汲み取り、
正当に重視してほしいのもです。
なお、1学年保護者の「意見書」は12月10日に、県教育局教育長と県教育委員
会委員長あてに送付しました。
先生と生徒の協議会が開かれます
前回の常任理事会だよりで、生徒総会で本部が提案した議案は、すべて承認された
ことをご報告しました。しかし、その後の職員会議で第4号議案の生徒会方針の中に
ある「日の丸・君が代に関する決議文」の文章が2行ほど抜けていることが指摘され、
HR委員会で話し合った結果、クラス討議におろされることになりました。不完全な
決議文であったことに対して、再度、生徒総会を開いて論議する必要があるか、ある
いは本部見解として出された単純なミスとして承認するかということで、11月19
日と26日の2回のクラス討議が行われました。その結果を持ち寄り、11月27日
に開かれたHR委員会では、訂正された決議文が承認されました。その後、HR委員
会での決定を受けて、12月3日の職員会議で「日の丸・君が代に関する決議文」に
ついての話し合いが行われましたが、職員会議では承認されませんでした。このため、
「生徒会活動に関する職員・生徒の協議会規定」に基づき、協議会が開かれることに
なります。
≡≡≡協議会とは≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
生徒会諸機関における決定事項が、職員会議で否決された場合開催され、自由に討
議することを目的とする。構成は、生徒代表10名(本部2名・当該機関代表1名・
公募7名、多数の場合は話し合い)職員代表10名(生徒会顧問含む)
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第3回 所高生の自由と教育を考える委員会
所高生徒会の歴史を
たどってみませんか
12月19日(土) 2:00〜4:00
所沢高校会議室 (スリッパをご持参下さい)
所高に根付いている「話し合いで決める」という民主的なルールは
どのようにして作られ、守り育ててきたのでしょう。
*今のような「体育祭」が行われるようになったのはいつごろから?
*制服が廃止された時の様子は?
*協議会はどのようにして作られたの?
かって所高に勤務されていた
三宅良子先生(子どもの権利条約をすすめる会 事務局長)
生本隆一先生(20年以上所沢高校勤務)
をはじめとする当時のことをよく御存じの先生に集まっていただき、
お話していただきます。ぜひ、ご参加ください。
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│ 竹永先生への不当処分撤回に向けて │
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│ 第2回公開口頭審理のお知らせ │
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│ 日時:12月16日(水) 2時30分〜 │
│ 場所:埼玉県庁 第3庁舎講堂(4F) │
│ │
│ ★竹永先生を応援したい方はもちろんのこと、 │
│ この問題の真実を見極めたい方、是非傍聴に │
│ ご参加ください。 │
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│ 裏面の『※各要望書、意見書全文』は省略(web管理者)│
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(Web管理者記) この『各要望書、意見書全文』は別途掲載しています。
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