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歴史認識【旧】

2005年10月08日Web掲載

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【2005/10/08記載】
 毎日新聞2005年10月08日朝刊4面12版の「ニュース展望」には、 「第2期・日韓歴史共同研究 教科書早くも食い違う思惑=政治部・高山祐」が掲載されています。

 この記事中には、
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 日韓両国の歴史教科書を初めて研究対象とする第2期日韓歴史共同研究の開始に向け、両国間の調整が本格化する。歴史認識問題の根源である教科書そのものが研究対象になるのは、両国関係の大きな転機といえるが、研究成果を実際の教科書に反映させるかどうかなどをめぐり、早くも意見の食い違いが浮き彫りになっている。
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 と掲載されています

 歴史認識に関しては、[未来をひらく歴史](日中韓3国共通歴史教材委員会 編著)を読んでいただいた方がいいと思います。

【2005/10/08記載】
 どこに入れようかと迷ったのですが・・・  「特集・戦後60年」

【2005/11/10記載】
 これも、どこに入れようかと迷ったのですが・・・
 毎日新聞2005年11月10日夕刊10面3版「防犯:住民団体急増、1年半で4.6倍 警察庁、あす支援サイト公開」

 直接は関係ないと思ってみたりもしますが、かつての「自警団」が何をやったか、学習しておいた方がいいのではないかと・・・
 [関東大震災・虐殺の記憶](姜徳相著)

【2005/11/15記載】
 毎日新聞2005年11月15日朝刊2面13版「麻生外相:事故死した韓国人留学生の慰霊碑に献花」

【2005/12/22記載】
 毎日新聞2005年12月22日朝刊26面13版「NHK特番問題:「政治家が中止要求、今も思う」 長井暁氏、高裁証人尋問で」

【2005/12/25記載】
 毎日新聞2005年12月25日朝刊26面13版「旧日本軍:裁判なし 約100人処刑 捕虜にした米英飛行士ら」
 Webで見つけることが出来ませんでした。

【2006/01/13記載】
 毎日新聞2006年01月12日夕刊8面2版「困難な関係打開を願う 「日中韓国文化交流フォーラム」設立に寄せて=平山郁夫」
 毎日新聞2006年01月13日朝刊3面13版「竹島の日:2月22日に、啓発行事を実施 島根県」

【2006/01/24記載】
 毎日新聞2006年01月24日朝刊27面13版「上映禁止:中国で「SAYURI」 反日感情悪化を懸念」

【2006/01/25記載】
 毎日新聞2006年01月25日朝刊2面13版「歴史共同研究:米国の仲介排除、日中韓主導で 中国外務省」
 日本・中国・韓国(朝鮮) の「歴史共同研究」にまで米国が提唱するというのだから、「外国の見方は押して知るべし」ということで、「分からないのは小泉内閣の面々のみ」ということだったりして・・・

【2006/01/27記載】
 毎日新聞2006年01月27日朝刊2面13版「中国:週刊紙が自国の中学歴史教科書を批判、発行停止に」
 「発行停止」には感心しませんが、「自国の中学歴史教科書を批判」する週刊誌も存在し、また上記のような情報が発信される、ということはいいことです。

 毎日新聞2006年01月26日Web18時41分「民主党:戦争責任検証の勉強会設立 中堅・若手議員の有志」
 いいですねぇ。
 なにか、思い込みだけで発言している人が多いように感じていましたので、いいですねぇ。

【2006/02/03記載】
 毎日新聞2006年02月02日夕刊8面2版「日中韓問題:『歴史認識を乗り越える』刊行、小倉紀藏さんに聞く」

【2006/02/04記載】
 毎日新聞2006年02月03日朝刊28面13版「朝鮮会館税減免訴訟:「公益性なく違法」−−福岡高裁判決」
 毎日新聞2006年02月04日朝刊2面13版「総務省:朝鮮総連施設の地方税減免で状況把握を指示へ」

【2006/02/07記載】
 毎日新聞2006年02月07日朝刊2面13版「麻生外相:「台湾を『国』と言ったら問題になる」」
 毎日新聞2006年02月07日朝刊2面13版「台湾「争議望まぬ」」

【2006/02/15記載】
 毎日新聞2006年02月14日夕刊3面3版「ニューヨーク・タイムズ:麻生外相を「扇動的」と批判」
 毎日新聞2006年02月14日夕刊3面3版「麻生外相:ニューヨーク・タイムズ社説に「批判は自由だ」」
 毎日新聞2006年02月15日朝刊2面13版「麻生外相:歴史認識発言に内外で批判広がる」
 毎日新聞2006年02月14日Web10時58分「麻生外相:「批判は自由だ」 米紙社説に」
 毎日新聞2006年02月15日朝刊2面13版「衆院予算委員会:「ポスト小泉」候補が質問攻めに」

【2006/02/16記載】
 毎日新聞2006年02月16日朝刊5面13版「社説:中国残留邦人 安心して暮らせる支援を」

【2006/02/17記載】
 毎日新聞2006年02月17日朝刊2面13版「朝鮮総連:32自治体が税額減免、免除なし5市 05年度」

【2006/02/18記載】
 毎日新聞2006年02月18日夕刊8面3版「竹島の日:啓発イベントに省庁、国会議員は出席せず」

【2006/02/20記載】
 毎日新聞2006年02月20日朝刊2面13版「竹島の日:韓国は淡々 政府は静観呼びかけ」

【2006/02/22記載】
 毎日新聞2006年02月22日朝刊2面13版「「竹島の日」前に韓国で抗議集会」
 毎日新聞2006年02月22日朝刊4面11版「記者の目:初の「竹島の日」を迎えた島根県=酒造唯(松江支局)」

【2006/02/23記載】
 毎日新聞2006年02月22日Web19時19分「韓国:島根県の「竹島の日」行事に遺憾談話」
 毎日新聞2006年02月22日Web20時27分「竹島の日:閣僚は式典欠席 日韓とも冷静に対応」
 毎日新聞2006年02月23日朝刊2面13版「竹島の日:澄田・島根県知事「領土問題、解決を」−−式典でアピール」
 毎日新聞2006年02月23日朝刊2面13版「竹島の日:島根県の行事、韓国「強い遺憾」」
 毎日新聞2006年02月23日朝刊9面13版「台湾:「高砂義勇隊」碑巡り論議 「皇民」の文字、軍国主義想起と批判」

【2006/02/25記載】
 毎日新聞2006年02月24日夕刊2面2版「この国はどこへ行こうとしているのか−−元女優・山口淑子さん」
 「歴史認識」だけには収まらない内容なのですが・・・

 毎日新聞2006年02月25日朝刊2面13版「歴史共同研究:教科書、初の対象に 日韓政府合意」
 毎日新聞2006年02月25日朝刊2面13版「ひと:河丙トさん=民団の改革を訴える新団長」

【2006/02/28記載】
 毎日新聞2006年02月28日朝刊30面13版「教研集会:苦難強いられた日系米国人の英語授業を報告」

【2006/03/02記載】
 毎日新聞2006年03月01日夕刊1面3版「盧・韓国大統領:小泉首相の靖国参拝批判 改憲の動き、けん制−−3・1独立運動式典」

【2006/03/03記載】
 毎日新聞2006年03月03日朝刊3面13版「韓国:外交通商相、日本側の内政干渉論に反論」

【2006/03/08記載】
 毎日新聞2006年03月08日朝刊2面13版「中国外相:「誠意と勇気を」と、靖国参拝中止を要求」
 毎日新聞2006年03月08日朝刊2面13版「韓国、決定へ 被徴用者救済対策 1人240万円支給」

【2006/03/09記載】
 毎日新聞2006年03月09日朝刊1面13版「強制連行 韓国支援策:死傷者に「慰労金」 慰安婦・被爆者含まず」
 毎日新聞2006年03月09日朝刊2面13版「韓国政府:被徴用者支援策 独自の過去清算事業は新段階」
 毎日新聞2006年03月09日朝刊2面13版「小泉首相:韓国代表、靖国参拝中止を暗に要請 首相官邸」

【2006/03/10記載】
 毎日新聞2006年03月10日朝刊2面13版「麻生外相:台湾を「国家」「国」とまた明言 参院予算委」
 毎日新聞2006年03月10日朝刊2面13版「麻生外相発言:中国外務省「粗暴で内政干渉の行為」と反発」

【2006/03/11記載】
 毎日新聞2006年03月11日朝刊2面13版「麻生発言:台湾各紙が報道 個人的見解…評価…」

【2006/03/16記載】
 毎日新聞2006年03月16日朝刊9面13版「韓国:日本大使館前で元慰安婦らの水曜デモ、700回目」

【2006/03/18記載】
 毎日新聞2006年03月18日朝刊3面13版「自民党:朝鮮総連施設の固定資産税減免 見直し喚起を通達」

【2006/03/24記載】
 毎日新聞2006年03月23日夕刊4面2版「座談会 アジアとどう付き合うか」
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 ◇矢田部厚彦(やたべ・あつひこ)
 1929年、東京都生まれ。52年に外務省入省。駐ベトナム大使、オーストリア、ベルギー、フランス各大使などを務め、94年退官。著書に「日本外交とは何か その歴史と精神」など。
 ◇熊岡路矢(くまおか・みちや)
 1947年、東京都生まれ。80年にタイでインドシナ難民救援に参加し、JVC創設に加わる。国際協力NGOセンター副理事長、東大大学院特任教授を務める。著書に「カンボジア最前線」など。
 ◇岸守一(きしもり・はじめ)
 1964年、広島県生まれ。87年に外務省入省。在ジュネーブ国際機関日本政府代表部、在タイ日本大使館に1等書記官として勤務。05年からUNHCR駐日事務所副代表。
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 毎日新聞2006年03月23日夕刊5面3版「対中円借款:当面見送り表明−−塩崎副外相」
 小泉内閣というのは、外交はダメだね。
 こわもて一辺倒だもの。
 毎日新聞2006年03月23日夕刊10面3版「NHK改変訴訟で元プロデューサー 安倍氏面会で「すり合わせ」」

【2006/03/30記載】
 毎日新聞2006年03月30日朝刊5面13版「友好7団体 きょう訪中 「小泉後」にらむ中国 「対日重視」発言する場に」

【2006/03/31記載】
 毎日新聞2006年03月30日東京夕刊「教科書検定:韓国、竹島記述を「侵略美化」批判」
 上記の記事を紙面で探し出すことができませんでした。
 毎日新聞Web 朝鮮日報2006年3月30日「「独島は日本領」:日本政府、高校教科書に明記を要請」
 毎日新聞Web 朝鮮日報2006年3月30日「外交通商部:「独島」記述即刻撤回を求める」
 毎日新聞2006年03月31日朝刊2面13版「竹島:教科書検定での領土記述指示を批判 韓国外交通商省」
 毎日新聞2006年03月31日朝刊2面13版「中国:尖閣諸島領有問題で批判控えめ 改善へ刺激避ける」
 毎日新聞2006年03月31日朝刊2面13版「宮本中国大使:悪化した日中関係「改善の可能性ある」」
 毎日新聞の見出しは、「改善の可能性ある」です。 まぁ、「どうしようもない関係」に近いと思われます。

【2006/04/04記載】
 毎日新聞2006年04月04日朝刊25面13版「中国内 初提訴へ 強制連行賠償で民間人」

【2006/04/07記載】
 毎日新聞2006年04月07日朝刊3面13版「反日デモ1年:日中くすぶる火だね さらに混迷の可能性も」

【2006/04/08記載】
 毎日新聞2006年04月08日朝刊9面13版「韓国:日本外務省・報告書問題 日本に抗議書簡送る」
 毎日新聞2006年04月08日朝刊9面13版「「歴史和解」巡りシンポ」

【2006/04/09記載】
 まぁ、無難なところで、この「歴史認識」に入れましたが、内容は自民党総裁に向けての「日本外交問題」かと思います。
 毎日新聞2006年04月09日朝刊2面13版「時代の風:白村江敗戦の衝撃=五百旗頭真・神戸大教授」
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 外交戦略欠如を超えて

…(省略)… 新羅はついで強敵高句麗を唐と挟撃し、668年ついに滅ぼした。新羅のすごみは、その後唐に反逆し、朝鮮半島の統一と自立を達成したことである。見事な国家戦略の展開という他はない。それに対し、倭の国の外交の矮小(わいしょう)性は悲しい。「中国はけしからん」と関係悪化にのめり込む今日の日本と同じである。
、  ただ誇ってよいことは、白村江の惨敗の後、日本は唐の律令国家制度をはじめとする文明を猛烈な勢いで学習し、改革を遂げたことである。…(省略)…
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 もっと「引用」したいのですが、詳しくは紙面でお読みください。

 私は「「中国はけしからん」と関係悪化にのめり込む今日の日本と同じである。」という箇所に、注目しました。
 小泉純一郎首相、安倍晋三官房長官、麻生太郎外相などは、盛んに「中国に対して不快感」を示しているように感じます。
 自民党次期総裁(=首相)について、盛んに紙面に掲載されていますが、安倍晋三官房長官とか麻生太郎外相が自民党次期総裁(=首相)になった場合には、対中国とだけでなく対アジアという面でも難しくなるように思われます。
 で、
 毎日新聞2006年04月09日朝刊3面13版「日中関係:小泉首相交代を機に関係改善を 英紙主張」
 「東アジアの最も重要な関係を改善する時だ」というのは、衆目の一致したところのようです。

【2006/04/14記載】
 毎日新聞2006年04月13日夕刊11面3版「憂楽帳:過去と向き合う」

【2006/04/15記載】
 毎日新聞2006年04月15日朝刊3面13版「韓国:竹島周辺の海保の調査計画に抗議 摩擦が再燃か」
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…(省略)… 日本が調査を計画している水域は、日韓双方が自国の排他的経済水域(EEZ)だと主張する部分が含まれている。日本は国際水路機構(IHO)に対し、「4月14日から6月30日まで」に竹島周辺の海洋調査を行うと14日付で通報。今月内にも実施される見通しだ。…(省略)…
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【2006/04/19記載】
 毎日新聞2006年04月19日朝刊3面13版「盧大統領:竹島問題で批判「侵略の歴史を正当化する行為」」
 毎日新聞2006年04月19日東京朝刊「竹島問題:日本海保・海洋調査計画 盧・韓国大統領「強硬路線も」 対策協議で示唆」

【2006/04/20記載】
 毎日新聞2006年04月19日夕刊1面3版「竹島問題:海洋調査計画 韓国、日本に撤回要求 警備艇配備「状況次第で拿捕も」」
 毎日新聞2006年04月19日夕刊1面3版「竹島問題:海洋調査計画 安倍官房長官「冷静に対応を」」
 毎日新聞2006年04月20日朝刊3面13版「竹島:海洋調査めぐり緊張 強硬韓国…「靖国と連動」」
 毎日新聞2006年04月20日朝刊3面13版「竹島問題:海洋調査、海保の測量船がスタンバイ」
 毎日新聞2006年04月20日朝刊3面13版「小泉首相 「興奮しないほうがいい」」
 小泉純一郎首相の「また「日本は冷静に対応すべきだ」と述べた。」といったところあたりはまともですね。
 で、「「そんなに興奮しないほうがいい」と韓国側の動きをけん制した。」とあるが、安倍晋三官房長官あたりに向けた言葉とも受け取れる。

【2006/04/21記載】
 毎日新聞2006年04月20日Web 朝鮮日報「竹島問題:盧大統領「言葉だけでは解決困難な状況」」
 毎日新聞2006年04月20日Web 朝鮮日報「竹島問題:誰が海洋調査を指揮しているのか(上) 安倍官房長官が脚本・演出」
 毎日新聞2006年04月20日Web 朝鮮日報「竹島問題:誰が海洋調査を指揮しているのか(下) 安倍官房長官の歴史観、小泉首相より深刻」
 毎日新聞2006年04月20日Web サーチナ「竹島問題:新華社が中立的報道、掲示板は韓国支持」

 毎日新聞2006年04月20日夕刊1面3版「竹島問題:海洋調査計画 駐韓大使、日本の立場説明−−議論なお平行線」
 毎日新聞2006年04月21日朝刊1面13版「竹島問題:外務次官を21日に韓国派遣 交渉解決目指す」
 毎日新聞2006年04月21日朝刊5面13版「社説:竹島周辺調査 海底地名など急ぐ必要はない」
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…(省略)… だが、最近の韓国の動きはEEZ問題と領有権問題を混同しているように見える。EEZは沿岸国が海底資源の採取や管理に主権的権利や義務を持つ海域のことだ。いわば海底資源の“利用権”の及ぶ範囲といえる。領有権と関連付けるのは危険であることを韓国は認識すべきだ。…(省略)…
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 詳しくは調べていないのですが、上記の論は、何年か前に、海上保安庁の船舶が北朝鮮の船舶を武器で攻撃し、沈め、北朝鮮の乗組員が死亡した事件に関する論と、矛盾しません?
 問題の立て方が間違っているかもしれないが、どうも気になって・・・
 毎日新聞2006年04月21日朝刊1面13版「余録:外交」
 毎日新聞2006年04月21日朝刊5面13版「竹島問題:外交交渉怠った政府の対応批判 自民総務会長」
 毎日新聞2006年04月21日朝刊5面13版「菅民主代表代行:「竹島問題は平和的な話し合いで」」
 毎日新聞2006年04月21日夕刊1面3版「竹島問題:海洋調査計画 海底表記で韓国側「6月提案は未定」 外交解決へ今夕会談」
 毎日新聞2006年04月21日夕刊1面3版「竹島問題:海洋調査計画 日本の調査、協議中は見送る」

【2006/04/22記載】
 毎日新聞2006年04月22日朝刊1面13版「竹島問題:次官会談 議論は平行線、協議22日に持ち越し」
 毎日新聞2006年04月22日朝刊2面13版「竹島問題:妥協点折り合わず 双方のメンツに腐心」
 毎日新聞2006年04月22日Web14時33分「竹島問題:日韓次官、協議を続行 妥協点を模索」
 毎日新聞2006年04月22日Web15時58分「竹島問題:日韓次官会談、決裂した模様」
 毎日新聞2006年04月22日Web16時31分「竹島問題:会談決裂との報道を否定 ソウルの日本大使館」
 気持ちは分からなくないが、こうなると、ほとんど「チャット」の世界だね。
 もうちょっと、落ち着いて記事を書いて欲しい気がする。

 毎日新聞2006年04月22日夕刊1面3版「竹島問題:海洋調査計画 日韓次官が協議続ける」
 毎日新聞2006年04月22日夕刊2面3版「竹島問題:海洋調査計画 周辺海域の漁場調査見送り−−島根県」

【2006/04/23記載】
 毎日新聞2006年04月23日朝刊1面13版「竹島問題:日韓交渉妥結 海洋調査中止、韓国名提起せず」
 毎日新聞2006年04月23日朝刊1面13版「竹島問題:測量船2隻を東京港に引き返す 海保発表」
 毎日新聞2006年04月23日朝刊3面13版「竹島問題:衝突回避 土壇場一転決着」
 「竹島(韓国名・独島)」問題といい、「尖閣諸島(中国名・魚釣島)」問題、更には「防衛庁を防衛省に」、「日本国憲法9条改正」、「教科書検定問題、教育基本法改正」等々の一連の流れを、外から眺めている人々は、どのように感じているのか。
 「こわもて外交」は、いい加減にしたらどうでしょう、と思ってみたり・・・

【2006/04/24記載】
 毎日新聞2006年04月24日朝刊2面13版「竹島問題:「韓国との合意は日本に有利」(北京・共同)」
 毎日新聞2006年04月24日朝刊2面13版「竹島問題:北朝鮮「竹島を死守」」
 毎日新聞2006年04月24日朝刊2面13版「ソウル:「通信使」に学び 日韓議員が交流」

 毎日新聞2006年04月24日朝刊5面13版「社説:海洋調査中止 火種を消す本格的交渉を急げ」
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…(省略)…
 日本は、韓国が海洋調査をしている間は、同じ海域での調査を自制していた。ところが、韓国が海底地名会議に向けた提案をする動きに出たことから、それに対応するため海上保安庁調査船による海洋調査を決めた。

 これに対して韓国側は警備船を結集し、「日本の調査船を拿捕(だほ)する」という冷静さを欠いた対応をとったために、海底地名問題が、一触即発の恐れのある領土紛争にすり替わってしまった。
…(省略)…
 また、海底地名という学術的な問題を領土紛争にしないために、国際的な紛争のある海域の海底地名は、紛争が解決するまで凍結するなど国際機関にも新しいルール作りを働きかけるべきだ。
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 今回の「竹島問題」は、「領土紛争」なのでしょう?
 「海洋調査」の問題にすり替えているのでは?

【2006/04/25記載】
 毎日新聞2006年04月25日朝刊9面13版「南北閣僚級会談:竹島に触れず閉幕 「拉致」解決、報道文に盛る」

 毎日新聞2006年04月25日朝刊2面13版「竹島問題:韓国大統領が25日朝、特別談話発表へ」
 毎日新聞2006年04月25日朝刊5面13版「竹島問題で 日本提案へ  統一名称と共同調査」

【2006/04/26記載】
 毎日新聞2006年04月25日夕刊1面3版「盧武鉉大統領:「竹島」挑発に断固対応 テレビで特別談話」
 毎日新聞2006年04月25日Web12時57分「小泉首相:盧武鉉大統領の特別談話に対し、「冷静に対応」」
 「冷静に」はいいんだが、「自分たちのどのような言動に対するリアクションなのか」を考えたほうがいいのでは。

 毎日新聞2006年04月26日朝刊2面13版「竹島問題:韓国大統領、強硬姿勢 「竹島」で求心力回復」
 「「竹島」で求心力回復」という「盧武鉉政権の事情」という受け止め方では・・・

 毎日新聞2006年04月26日朝刊5面13版「社説:盧大統領談話 やはり平静に対話すべきだ」
 この問題を語るなら「半月城通信」をチェックしてあると思うのですが・・・
 で、「半月城通信 No. 95(2003.5.29)」の「半月城の論文「日本の竹島=独島放棄と領土編入」 」を読んでみました?
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…(省略)…
 同様の認識は、一八七七(明治十)年に松島、竹島を版図外とした太政官指 令にもみられる。指令の端緒になったのは、島根県から内務省に提出された伺 い書「日本海内竹島外一島地籍編纂方伺」であった。これは島根県が内務省地 理寮からの地籍編纂伺いに回答するために作成した伺い書であった。その際、 島根県は独自に鳥取藩の古文書や大谷、村川両家の記録など松島、竹島関連の 資料を付属文書として添付し、伺い書を内務省宛に七六年十月提出した。その 付属文書で松島、竹島はこう記述された。

 「磯竹島 一ニ竹島ト稱ス 隠岐國ノ乾位 一百二拾里許ニ在リ 周回凡十里許 山峻険ニシテ平地少シ 川三條在リ 又瀑布アリ・・・次ニ一島アリ 松島ト呼フ 周回三十町許 竹島ト同一線路ニ在リ 隠岐ヲ距ル八拾里許 樹竹稀ナリ 亦魚獣 ヲ産ス・・・(17)」
…(省略)…
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 で、社説には「一八七七(明治十)年に松島、竹島を版図外とした太政官指令」についての記載がないようです。
 毎日新聞2006年04月26日朝刊7面13版「竹島問題:韓国大統領・特別談話 日本政府に対する非難、異例の激越さ」

【2006/04/27記載】
 毎日新聞2006年04月27日朝刊2面13版「排他的経済水域:日韓の境界画定交渉 5月中に再開で調整」
 毎日新聞2006年04月27日朝刊2面13版「竹島問題で特別チーム 韓国外交通商省」

【2006/04/29記載】
 毎日新聞2006年04月29日朝刊3面13版「竹島問題:全省庁統括する特別チーム発足へ 韓国」

【2006/04/30記載】
 毎日新聞2006年04月30日朝刊1面13版「東京裁判:評価変遷 米軍、私信検閲で把握」
 毎日新聞2006年04月30日朝刊15面11版「あの日を今に問う:1947年5月3日東京裁判開廷(前編)惨禍の責任誰に」
 毎日新聞2006年04月30日朝刊17面11版「あの日を今に問う:1947年5月3日東京裁判開廷(前編)問われた「聖戦」の実相」
 毎日新聞2006年04月30日朝刊16面11版「あの日を今に問う:1947年5月3日東京裁判開廷(前編)指導者一転犯罪人に」
 毎日新聞2006年04月30日朝刊18面11版「あの日を今に問う:1947年5月3日東京裁判開廷(前編)さまよう「殉難者」」

 毎日新聞2006年04月30日東京朝刊「戦後60年の原点:東京裁判・評価の変遷 米軍、私信検閲で把握」
 毎日新聞2006年04月30日東京朝刊「戦後60年の原点:その時、子どもだった 伊藤孝雄さん」
 毎日新聞2006年04月30日東京朝刊「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・前編(その1)」
 毎日新聞2006年04月30日東京朝刊「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・前編(その2)」
 毎日新聞2006年04月30日東京朝刊「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・前編(その3)」
 毎日新聞2006年04月30日東京朝刊「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・前編(その4)」
 毎日新聞2006年04月30日東京朝刊「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・前編(その5止)」

【2006/05/01記載】
 毎日新聞2006年05月01日朝刊15面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・後編 平和教訓 生きたか」
 毎日新聞2006年05月01日朝刊17面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・後編 うやむやな決着」
 毎日新聞2006年05月01日朝刊16面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・後編 わだかまり残し」
 毎日新聞2006年05月01日朝刊18面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 東京裁判開廷・後編 座談会」

【2006/05/12記載】
 毎日新聞2006年05月12日Web00時59分「歴史認識:自民党の加藤元幹事長、高村元外相らが会合」

【2006/05/13記載】
 毎日新聞2006年05月13日朝刊4面12版「土曜解説:日中、日韓、米はどう見る=ワシントン・及川正也」
 毎日新聞2006年05月13日朝刊8面13版「グローバル・アイ:日本の外交的支点 米国依存だけではなく=西川恵」

【2006/05/17記載】
 毎日新聞2006年05月16日夕刊2面3版「牧太郎の大きな声では言えないが…:靖国より「原爆」だ!」

 毎日新聞2006年05月17日朝刊2面13版「盧大統領が日韓摩擦を説明 アナン国連事務総長と会談」

【2006/05/18記載】
 毎日新聞2006年05月17日朝刊27面13版「旧日本軍・平頂山事件:国賠訴訟で上告棄却」

【2006/05/24記載】
 ちょっと違うかも知れませんが、「戦後60年 私の原点」を、ここに入れます。
 毎日新聞2006年05月24日朝刊14面11版「戦後60年 私の原点:落合恵子さん」
 毎日新聞2006年05月24日朝刊14面11版「戦後60年 私の原点:柴田翔さん」

【2006/05/25記載】
 毎日新聞2006年05月25日朝刊29面13版「「百人斬り」報道訴訟:原告の控訴棄却−−東京高裁」

【2006/05/26記載】
 毎日新聞2006年05月25日Web(朝鮮日報)「民主党、共産党、社民党:「従軍慰安婦調査局」設置法案を提出」

 毎日新聞2006年05月26日朝刊6面11版「記者の目:731部隊、決して世界は忘れない=山田大輔(科学環境部)」

【2006/05/29記載】
 毎日新聞2006年05月29日朝刊6面12版「The Interview :リリー・ガードナー・フェルドマン さん (59) 米ジョンズ・ホブキンス大 国際問題研究所上級研究員 日本は「和解」へ努力を」

【2006/05/31記載】
 毎日新聞2006年05月31日朝刊1面13版「朝鮮王朝実録:東京大が47冊返還、93年ぶり韓国へ」

【2006/06/06記載】
 下記の時評、お勧めします。
 毎日新聞2006年06月06日朝刊4面12版「新聞時評:国民の心の揺れを描く東京裁判特集=奈良大学教授・上野誠」
 毎日新聞2006年06月06日朝刊2面13版「韓国:経済水域、東へ拡大 竹島を基点に−−対日交渉、難航必至」

【2006/06/08記載】
 毎日新聞2006年06月07日夕刊1面3版「ドミニカ移民訴訟:劣悪環境「国に責任」 賠償請求は棄却−−東京地裁」
 毎日新聞2006年06月07日夕刊9面3版「ドミニカ移民訴訟:「祖国にだまされた」 時効の壁「棄民」無念」
 毎日新聞2006年06月08日朝刊5面13版「社説:ドミニカ移民訴訟 政治の責任で謝罪と救済を」
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…(省略)…
 残酷とさえ映るのは、当時の政府が、募集後に移住先は「楽園」にほど遠いと気づきながら、計画を見直さなかったことだ。受け入れ先のドミニカ政府からは準備不足を理由に延期を求められ、現地を調査した公使からは条件が違うからと中止を進言する報告が外務省に届いていたというのに、いずれも結果的に無視されている。

 原告らが「棄民政策だ」と批判するのも、もっともだ。移住者たちは大農園主となることを夢見ていただけではない。海外に出ることで国内の人口を減らせる上、日本の耕地を実質的に広げられるといわれ、「お国のため」に移民を決断したのだった。それを裏切り、人生設計を狂わせた政府、とりわけ外務省の仕打ちはむごい。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年06月08日朝刊27面12版「ドミニカ移民訴訟:判決要旨」
 毎日新聞2006年06月08日朝刊27面12版「解説:ドミニカ移民訴訟 「立法と行政で救済を」 賠償命令、現行法では壁」
 毎日新聞2006年06月08日朝刊27面12版「ドミニカ移民訴訟:小泉首相「反省点は多々」」

【2006/06/09記載】
 毎日新聞2006年06月09日朝刊27面13版「ドミニカ移民訴訟:原告側が控訴 東京地裁判決に不服」
 毎日新聞2006年06月09日朝刊27面13版「ドミニカ移民訴訟:「政治として対応」小泉首相が検討指示」
 毎日新聞2006年06月09日朝刊27面13版「ドミニカ移民訴訟:救済へ特別法も 超党派議員懇が総会」

【2006/06/10記載】
 毎日新聞2006年06月09日夕刊2面3版「ドミニカ移民訴訟:政府が道義的責任 一時金支給を検討へ」

【2006/06/18記載】
 毎日新聞2006年06月17日夕刊10面3版「中国人強制連行訴訟:2審も原告敗訴 事実は認定 国、企業に「違法」」

【2006/06/19記載】
 毎日新聞2006年06月19日朝刊6面12版「The Interview:ゲオルク・ヤルツェンボウスキーさん」
 「The Interview:ゲオルク・ヤルツェンボウスキーさん(59) 欧州議会議員・対日議員交流団長 過去の克服が最重要」

【2006/06/23記載】
 毎日新聞2006年06月23日朝刊7面13版「韓国大統領:EEZめぐる日韓対立に”武力衝突”発言」

【2006/06/25記載】
 毎日新聞2006年06月25日朝刊3面13版「竹島問題:海底地形名称の変更、韓国は提案せず−−国際会議」

 毎日新聞2006年06月25日朝刊1面13版「戦後60年の原点:歴史認識、全国会議員に聞く 戦後路線、83%「評価」」
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…(省略)…
 アンケートは5月中旬から全国会議員720人(衆院478人、参院242人)に配布、384人が回答を寄せた。回収率は53・3%(衆院58%、参院45%)。回答者は政党別では、自民163人(回収率40%)▽民主120人(同63%)▽公明47人(同85%)▽共産18人(同100%)▽社民13人(同)▽その他23人(同59%)だった。<24〜27面に特集、社会面に関連記事>
…(省略)…
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 毎日新聞2006年06月25日朝刊26面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その1) 総裁選に靖国の影」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊27面13版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その2) 戦争観、なお溝深く」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊25面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その3)」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊25面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その4) 衆院選挙区」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊25面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その5) 衆院選挙区」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊25面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その6) 衆院比例代表」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊24面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その7) 衆院比例代表」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊24面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その8) 衆院比例代表」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊24面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その9) 参院選挙区」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊24面12版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ(その10止) 参院比例代表」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊1面13版「戦後60年:「軽武装・経済重視」83%評価 議員アンケ」
 毎日新聞2006年06月25日朝刊31面13版「戦後60年の原点:全国会議員アンケ 「きずな」喪失−−地域も家族も」

 ちょっとだけ・・・
 「全国会議員アンケ(その1)」には、『◇小泉チルドレンは「タカ派」−−「対米開戦」「靖国参拝」、党平均と開き』とあります。
 これは「自民党がそのような人を公選した」ということでしょう。
 要するに、小泉純一郎自民党総裁の眼鏡にかなった人が公選されたわけで、「タカ派の人を選んだ」のですから、党平均と開きがあるのは当然ではないだろうか、と思うわけです。
 「小泉チルドレンの公選」は、今までの公選とは違うのではないか、と思っています。
 で、このことは
 毎日新聞2006年06月25日朝刊2面13版「選挙:参院選 公認作業「総裁選の後に」−−武部・自民幹事長」
 に通じるものがあると思います。

 ところで、あとで気がついたのですが、「小泉チャチャチャ」・「純ちゃんチャチャチャ」ですか、
 「もともと確固とした思想がないので、小泉色に染まってしまった」というのは、あまりに・・・なぁ?
 政治家として「みっともない」という気がしなくはないのですが・・・

【2006/06/26記載】
 毎日新聞2006年06月26日朝刊1面13版「戦後60年の原点:シリーズ総括(その1) 女優・吉永小百合さんに聞く」
 毎日新聞2006年06月26日朝刊19面12版「戦後60年の原点:シリーズ総括(その2) 戦争と平和 女優・吉永小百合さんに聞く」
 毎日新聞2006年06月26日朝刊18面12版「戦後60年の原点:シリーズ総括(その3止) 語り継ぐ若者」
 毎日新聞2006年06月26日朝刊19面12版「戦後60年の原点:その時、子どもだった 若林豪さん」

 毎日新聞2006年06月26日朝刊3面13版「中国:満州引き揚げから60周年 葫蘆島で記念式典」

【2006/06/27記載】
 毎日新聞2006年06月27日朝刊5面13版「朝鮮人徴用者の遺骨返還:29、30日に東京都内で協議へ」
 毎日新聞2006年06月27日朝刊15面12版「戦後60年の原点:シリーズ総括 戦後政治(その1) 中曽根康弘さんに聞く」
 毎日新聞2006年06月27日朝刊14面11版「戦後60年の原点:シリーズ総括 戦後政治(その2止) 派閥の残照」
 毎日新聞2006年06月27日朝刊15面12版「戦後60年の原点:私はこう思う 東アジアの夢を語れ−−川口誠さん」

【2006/06/28記載】
 毎日新聞2006年06月28日朝刊3面13版「ひと:丁樹文さん=旧日本軍遺棄化学兵器、チチハル事故の被害者」

 毎日新聞2006年06月28日朝刊20面11版「戦後60年の原点:シリーズ総括 日米安保(その1) 同盟の姿、岐路」
 毎日新聞2006年06月28日朝刊21面12版「戦後60年の原点:シリーズ総括 日米安保(その2止) ブレジンスキーさんに聞く」
 毎日新聞2006年06月28日朝刊21面12版「戦後60年の原点:私はこう思う 金さえ払えばいいのか−−真栄里泰山さん」
 毎日新聞2006年06月28日朝刊21面12版「戦後60年の原点:その時、子どもだった 武者小路公秀さん」
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…(省略)…
 今は「グローバル・ファシズム」の問題を研究しています。幼少体験に基づく、今日の世界情勢の分析です。ナチスが台頭したのは合法的に選挙を通してでした。中産階級が、ユダヤによる世界制覇とか共産主義革命への恐怖心を抱き、言論の自由など民主主義の権利が多少制限されても仕方ないと考えた。…(省略)…

 現在、米国では捕虜収容所での虐待や盗聴を容認する動きがあります。「反テロ」のためには多少の人権侵害は仕方ない−−そんな考えは、あのころのドイツと似ている。同じような動きは共謀罪や外国人犯罪取り締まりなどで日本にも出つつある。
…(省略)…
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【2006/06/29記載】
 毎日新聞2006年06月29日朝刊29面埼玉西「上田知事:「従軍慰安婦いない」発言、在日団体など抗議声明 /埼玉」

 毎日新聞2006年06月29日朝刊24面12版「戦後60年の原点:シリーズ総括 経済成長(その1) 技で世界席巻」
 毎日新聞2006年06月29日朝刊25面12版「戦後60年の原点:シリーズ総括 経済成長(その2止) 城山三郎さんに聞く」
 毎日新聞2006年06月29日朝刊25面12版「戦後60年の原点:その時、子どもだった 藤原作弥さん」
 毎日新聞2006年06月29日朝刊25面12版「戦後60年の原点:私はこう思う 復興支えた独創的発想−−寺田精宏さん」

【2006/06/30記載】
 毎日新聞2006年06月30日朝刊14面12版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 科学・教育(その1)」
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…(省略)…
 ◇戦争を反省、誰もが学べる国に

 6月6日、私立和光鶴川小学校(東京都町田市)の会議室で、60人以上の父母が行田稔彦校長(58)の講演を聞いていた。「教育基本法がなければ私はここにいなかった」

 行田校長は47年、新潟の農家に生まれた。5人姉弟の末っ子で、大学に進学したのは自分だけ。「経済的な問題もあったし、高等教育を受けるという発想がなかった」と振り返りつつ、「基本法があり戦後日本は、誰もが高等教育を受けられる国になった」と続けた。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年06月30日朝刊15面12版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 科学・教育(その2止)」
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 ◇日本人、自信持て−−小柴昌俊さん(79)
…(省略)…
 −−戦後の理科教育を振り返ると、物理、化学、生物、地学の全教科を学ぶ形から、ゆとり教育となりました。
 ◆ゆとり教育は本当に無責任だと思う。人間には記憶力のいい年ごろがある。小学校の終わりから中学にかけてだ。その時に必要なことをどんどんたたき込んでやるのが愛情だと思う。今、ゆとりへの批判が強いが当然だね。私は、「平成基礎科学財団」で子どもと接しているが、科学離れを感じたことはないんだよ。みんな目を輝かせて積極的に質問をするしね。ただね、高校生は大学入試で、できるだけ物理や数学を取らないで、点の取りやすい科目を選ぶと聞くけど悲しいね。すべてのことが大学入試に振り回されちゃっている。
…(省略)…
 −−目先にとらわれる風潮は研究現場にも及んでいますか。
 ◆国立大学が独立法人化されて独立採算となった。やりたいことがあるなら、自分で稼げと。その弊害が特に地方の大学に表れて、惨憺(さんたん)たるものですよ。例えば、個々の研究者への基礎的な研究費は以前は1人数百万円あったが、今は学長や学部長が利益を得ようと産学協同の資金に回すから、1人当たりの研究費は数十万円にまでなったケースもある。郵便代にもならないよ。もともと大学は収益を上げようなんて目的でできたもんじゃないんですよ。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年06月30日朝刊15面12版「戦後60年の原点:その時、子どもだった 増井光子さん」
 毎日新聞2006年06月30日朝刊15面12版「戦後60年の原点:私はこう思う 未熟でない親になって−−森口以久子さん」

【2006/07/01記載】
 毎日新聞2006年07月01日朝刊5面13版「朝鮮半島出身者遺骨:寺院などに1669柱安置」

 毎日新聞2006年07月01日朝刊14面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 日本文化(その1)」
 毎日新聞2006年07月01日朝刊15面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 日本文化(その2止)」
 毎日新聞2006年07月01日朝刊15面11版「戦後60年の原点:その時、子どもだった 竹宇治聡子さん」
 毎日新聞2006年07月01日朝刊15面11版「戦後60年の原点:私はこう思う 風土に根ざした文化を−−河内昌子さん」

 毎日新聞2006年07月01日朝刊31面13版「漫画「嫌韓流」:売り上げ67万部 差別助長?で賛否−−都内できょうセミナー」

【2006/07/02記載】
 毎日新聞2006年07月02日朝刊24面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 国際協力(その1)」
 毎日新聞2006年07月02日朝刊25面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 国際協力(その2止)」
 毎日新聞2006年07月02日朝刊25面11版「戦後60年の原点:その時、子どもだった 中田武仁さん」
 毎日新聞2006年07月02日朝刊25面11版「戦後60年の原点:私はこう思う 隣国間の平和、死活問題−−千葉雄二さん」

【2006/07/03記載】
 毎日新聞2006年07月03日朝刊1面13版「毎日世論調査:日本国民と国会議員、戦争など歴史認識に差 」
 毎日新聞2006年07月03日朝刊2面13版「毎日世論調査:国会議員よりも、国民は「戦後」に厳しい」

 毎日新聞2006年07月03日朝刊10面12版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 座談会(その1)」
 毎日新聞2006年07月03日朝刊11面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 座談会(その2止)」
 毎日新聞2006年07月03日朝刊12面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 読者からの手紙(その1)」
 毎日新聞2006年07月03日朝刊13面11版「戦後60年の原点:シリーズ・あの日を今に問う 総括 読者からの手紙(その2止)」
 毎日新聞2006年07月03日朝刊13面11版「戦後60年の原点:あの日を今に問い続けます=大阪本社編集局長・藤原健」

【2006/07/04記載】
 毎日新聞2006年07月04日朝刊27面埼玉西「上田知事の従軍慰安婦発言:知事がコメント「従軍慰安婦がいた証拠ない」 /埼玉」

【2006/07/05記載】
 毎日新聞2006年07月04日夕刊9面3版「麻生外相:大戦中捕虜の慰霊祭に出席」

【2006/07/06記載】
 毎日新聞2006年07月06日朝刊9面13版「韓国:元慰安婦109人が政府相手に憲法訴訟」

【2006/07/08記載】
 毎日新聞2006年07月08日朝刊6面13版「中国・旧日本軍遺棄化学兵器問題:進まぬ作業、焦りと不満−−日中合同回収」

【2006/07/17記載】
 毎日新聞2006年07月17日朝刊2面13版「ひと:池谷薫さん=映画「蟻の兵隊」を監督した映像作家」
 毎日新聞2006年07月17日朝刊2面13版「発信箱:国防と挑発の区別を=山田孝男」
 毎日新聞2006年07月17日朝刊4面11版「ティーンズに開くNewsの窓:/12 語り継ぐ原爆 想像力、時空超えて」
 あえて、一言二言・・・
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…(省略)…
 誰(だれ)しも目に浮(う)かぶひとりの少年の孤(こ)影(えい)、さびしさと悲しみは個別の体験や時、世代を超えて、心をとらえます。私たちの感情の奥(おく)深くにある母への愛情。それに触(ふ)れ、引き起こすものがある。そこに「風化」はありません。
…(省略)…
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 ここの『私たちの感情の奥(おく)深くにある母への愛情。それに触(ふ)れ、引き起こすものがある。そこに「風化」はありません。』を、自明の理、としていいものかどうか・・・
 この感情は、自然に備わるもの、なのでしょうか。
 また、逆の意味で、自然に、必ず「母は子どもに愛情を抱くもの」なのでしょうか。
 子どもが嫌いな人もいると思うのですが・・・

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…(省略)…
 直接の体験者でなくとも、自分の内にあるものから感受性と想像の翼(つばさ)を広げること。体験継(けい)承(しょう)とは結局そういうことかもしれません。遠い昔の出来事でも、自分には詳(くわ)しい知識がなくても、その人が語り残したこと、訴(うった)えたかったことに反(はん)応(のう)し立ち上がってくるものが、時や場を超えて私たちの中にあるはずです。
…(省略)…
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 そうなのです。
 ですが、『時や場を超えて私たちの中にあるはずです。』ではなくて、「時や場を超えて私たちの中に芽生えてほしい。」という「願望」に置き換わっているような気がしてしまって・・・
 「感受性」とか「想像力」は要求されない世の中になってしまったのでは・・・

【2006/07/18記載】
 毎日新聞2006年07月18日朝刊5面13版「小泉首相:海の日 祝辞を国民向けメッセージに切り替え」

【2006/07/22記載】
 毎日新聞2006年07月22日朝刊6面13版「教科書論争:スイス版、ナチ協力を詳述−−高校用歴史副読本「見つめて考えよう」」
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…(省略)…
 批判勢力の筆頭に挙げられる右派・国民党のルツィ・シュタム連邦下院議員は「当時、スイスは周囲を完全にナチス勢力に囲まれており、生き残るためにはナチスに協力せざるをえなかった。しかし、スイスは出来る限りの抵抗をしたし、ユダヤ人難民を追い返したというのも人数が誇張されている。現在の価値観で歴史を語るのはアンフェアだ」と主張する。
…(省略)…
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 「現在の価値観で歴史を語るのはアンフェアだ」という箇所の「語る」という意味合いがわかりませんが、「現在の価値観で歴史を評価する」ものだと思います。

【2006/07/24記載】
 毎日新聞2006年07月24日朝刊26面12版「メディア事情:NHK番組・国会での追及 「政治介入」と批判も」
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 山本氏は3月、従軍慰安婦問題を取り上げたNHK特集番組(01年1月放送)のチーフ・プロデューサーだった永田浩三・衛星放送局統括担当部長(当時)の東京高裁での証言内容を問題視した。番組をめぐっては、政治家の介入による改変問題が浮上。市民グループはNHKなどに損害賠償を求めて争っている。

 永田氏は3月、安倍晋三官房長官(当時は副長官)がNHK幹部と放送前に面会したことが昨年1月に発覚した際の幹部の対応について証言。「安倍さんのところへは、呼びつけられたのではなく、行ったことにしようということになったようだ」などと述べた。

 山本氏はNHKの公式見解と異なることを指摘し、「大変由々しきことだ」とただした。橋本元一会長は「根拠がなく、大変遺憾だ。人事上の扱いは適切に対処したい」と答弁した。永田氏は6月、番組制作ではない新設部門に異動した。
…(省略)…
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【2006/07/27記載】
 まだ、「歴史」ではなく、「派閥政治」の範疇かも・・・
 毎日新聞2006年07月27日朝刊1面13版「ロッキード事件:受領の5億円、26候補に各2000万円−−調書で榎本元秘書官」
 毎日新聞2006年07月27日朝刊5面13版「ロッキード事件:田中元首相逮捕30年 消えた「軍団」「族支配」」

【2006/07/28記載】
 毎日新聞2006年07月27日朝刊31面13版「ロッキード事件:田中元首相逮捕から30年 P3C事件化、東京地検が断念」

 毎日新聞2006年07月27日夕刊4面2版「eye:強制連行…今も祖国に帰れず 「父の遺骨、返して」」

【2006/07/31記載】
 入れる場所に困った。
 このような論に関して、いつも思うのは、個々の事象ではなく「一番大切なことは何か」を大切にして、矛盾しないように倫理観・世界観を構築してくださいね、ということです。
 毎日新聞2006年07月31日朝刊31面13版「にっぽんに思う:/1 23歳男性・会社員 きっかけは漫画「戦争論」」

【2006/08/01記載】
 毎日新聞2006年08月01日朝刊26面13版「にっぽんに思う:/2 日本版「オーマイニュース」 匿名の中傷に危機感」

【2006/08/02記載】
 毎日新聞2006年08月02日朝刊26面13版「にっぽんに思う:/3 与那国自立ビジョン 台湾との「交流特区」却下され」

【2006/08/03記載】
 毎日新聞2006年08月03日朝刊1面13版「余録:少年時代、夜の食卓で父はよく… (余録:作家、吉村昭さん)」
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…(省略)…
▲「歴史小説を書いていると勝者によって歴史が形づくられる傾きがあるのをつくづく感じる」と吉村さんは書く。「勝てば官軍」は冷厳な歴史のルールなのだろう。だがそこからこぼれ落ちた人々のつぶやきやうめきも、ちゃんと埋もれた史料からすくい上げてきたのがその歴史小説である
…(省略)…
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 う〜っ、いろいろ書きたいことはあるのだが・・・
 【歴史と神話】
 【検閲と記録】
 【記録として書けること、書けないこと】
 【記録として残こせること、残こせないこと】
 【記録として残るもの、残らないもの】
 他いろいろ・・・
 で、戦地からの手紙などは・・・
 手紙がかける階層は、・・・
 いわゆる金釘流というのか悪筆の手紙は残った(日の目をみた、発表された)?・・・

 毎日新聞2006年08月03日朝刊26面13版「にっぽんに思う:/4 東京大空襲 56歳…最年少で遺族会原告団に参加」
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…(省略)…
 たぶん、母もそうだった。思い出すだけでも狂おしくなる記憶。語らなかったのではない。語れなかった。…
…(省略)…
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【2006/08/04記載】
 《続:書きたいこと色々》
 【記録を残せた人、残せなかった人】
 どうして上記を追加したかといえば・・・
 朝日新聞2006年08月03日朝刊10面12版「私の視点:靖国参拝 歴史の暗部見据えて議論を=神奈川県児童医療福祉財団理事長・飯田進」
 を、読んだからです。
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…(省略)…
 遺族にとって、最愛の肉親が野たれ死にしたとは思いたくない。それは人情なのである。誰も非難できない。しかし野たれ死にした兵士を「英霊」と呼び、「御遺徳を顕彰する」との靖国神社の社是には見逃すことのできない、戦争美化の作為と欺瞞がある。…(省略)…
…(省略)…
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 上記の朝日新聞2006年08月03日朝刊10面12版「私の視点」に記載されている「ジャングルの中で飢え死にをした兵士」は、戦争をどのように思っていたのでしょう。

 毎日新聞2006年08月03日夕刊4面2版「eye:長崎・原爆の記憶 語り継ぐ」

 毎日新聞2006年08月03日夕刊8面3版「遠い故国:フィリピンの「新日系人」たち/1 最後のカード」
 毎日新聞2006年08月03日夕刊8面3版「人模様:旧日本兵の父親を墓参−−インドネシア在住のナルカヤ・サクラさん」
 毎日新聞2006年08月03日夕刊10面3版「外国人捕虜:「なぜ日本で死んだ」横浜の2女性が調査 データベース化、英国から勲章」
 毎日新聞2006年08月03日東京夕刊「8月15日と南原繁を語る会:立花隆氏ら企画 東大で15日」

 毎日新聞2006年08月04日朝刊26面13版「にっぽんに思う:/5 65歳・定時制高校卒業式 歌わなかった君が代」

【2006/08/05記載】
 毎日新聞2006年08月04日夕刊2面3版「井上ひさしさんと8・6ヒロシマ 「戦後責任です」」

 毎日新聞2006年08月05日朝刊1面13版「原爆症認定訴訟:広島でも原告勝訴 41人全員、地裁認定 対象疾病も拡大」
 毎日新聞2006年08月05日朝刊2面13版「原爆症認定訴訟:広島地裁判決 救済拡大の流れ定着 審査基準見直し迫る」
 毎日新聞2006年08月05日朝刊29面13版「原爆症認定訴訟:広島地裁判決 「お父さん、勝てたよ」−−命日のその日」
 毎日新聞2006年08月05日朝刊26面13版「原爆症認定訴訟:広島地裁判決(要旨)」

 毎日新聞2006年08月05日朝刊28面13版「にっぽんに思う:/6 原爆症認定東京訴訟 国に忘れさせはしない」

【2006/08/06記載】
 毎日新聞2006年08月06日朝刊4面12版「文化という劇場:重視した資料と現場 吉村昭さんの作品世界」
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…(省略)…
 いつも調べながら書きます。途中でなかなか突破できない氷山にぶつかる。すると1カ月ぐらい書かないで、資料を読んだり、現地を歩いたりして氷山を溶かすのです−−−というのだ。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年08月06日朝刊28面13版「にっぽんに思う:/7 言えなかった被爆体験 「ジージの手紙」いつか孫へ」

【2006/08/08記載】
 毎日新聞2006年08月08日朝刊26面13版「にっぽんに思う:/8 日米二重国籍 はざまで振り回された人生」

【2006/08/09記載】
 毎日新聞2006年08月09日朝刊26面13版「にっぽんに思う:/9 陸自小銃パレード 「基地経済」で潤う佐世保で」

【2006/08/10記載】
 毎日新聞2006年08月09日夕刊4面2版「特集ワールド:’06夏・会いたくて/2 花森安治さん(78年死去・66歳)」
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…(省略)…
 花森さんは1911(明治44)年、神戸の貿易商の長男に生まれ、松江高校で校友会誌づくりに携わる。このころ、病の母に「将来は新聞記者か編集者になる」と話している。33年、東大文学部美学美術史科に進み「帝国大学新聞社」の編集部員となるが、卒業とともに北満(中国東北部)に従軍する。40年、病気で復員し、大政翼賛会宣伝部で有名な「ほしがりません勝つまでは」などの標語を広める。
…(省略)…
 「空腹を抱えた部隊で、一人がハンゴウの縁をチンチンとたたきだした。すると、それに神経を乱された男が、それだけの理由でその兵を殺した。戦場ではね、とんでもないことが起こるんだよ」。この話に、花森さんが死の間際に書いた「早春と青春」という一編が重なる。
…(省略)…
 花森さんは71年、週刊朝日のインタビューで戦争加担について語っている。「ボクは、たしかに戦争犯罪をおかした……免罪されるとは思わない。これからは絶対だまされない。だまされない人たちをふやしていく。その決意と使命感に免じて、過去の罪はせめて執行猶予にしてもらっている、と思っている」
…(省略)…
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 『これからは絶対だまされない。だまされない人たちをふやしていく。
 だまされないようにしましょう。

 毎日新聞2006年08月10日朝刊24面13版「にっぽんに思う:/10 北方領土択捉島 住む人もなく荒れ果てた故郷」
 毎日新聞2006年08月10日朝刊24面13版「中国公文書:「南京に駐在 旧日本軍の暴行を見た」 三笠宮さま「謝罪」」
 「98年晩餐会 江主席に伝える」

【2006/08/11記載】
 毎日新聞2006年08月10日夕刊1面3版「地下壕:戦争語る−−長野」
 「皆神山(みなかみやま)・松代大本営象山地下壕(ぞうざんちかごう)」
 には、ちゃんと「勤労動員された日本人と推定7千人もの朝鮮半島から強制連行された人々により行われました。」と掲載されていますね。
 他にも、「「もう一つの歴史館・松代」のめざすもの」などがあります。
 検索サイトで、「松代 地下壕 朝鮮人」をキーワードにして、検索してみてください。

 毎日新聞2006年08月11日朝刊5面13版「社説:ナショナリズム 首相の野心が火つけた」

 毎日新聞2006年08月11日朝刊24面13版「にっぽんに思う:/11 日韓の「海道」対馬 深まる交流に反感」

【2006/08/12記載】
 毎日新聞2006年08月12日朝刊22面13版「にっぽんに思う:/12 アジアからの難民 守ってくれた日本への責任」

 毎日新聞2006年08月12日朝刊2面13版「小泉首相:旧日本兵の慰霊碑訪れる ウランバートル」

 毎日新聞2006年08月12日朝刊22面13版「強制連行:遺族が遺骨調査要請」

【2006/08/13記載】
 毎日新聞2006年08月13日朝刊26面13版「にっぽんに思う:/13 73歳の夜間中学生 字を習い、歴史を学び」

 下記の記事を見逃していたようです。
 毎日新聞2006年08月10日Web22時26分「江沢民前中国主席:歴史問題を対日外交カードにと指示」

 毎日新聞2006年08月13日朝刊3面13版「ひと:中ハシ克シゲさん=「ゼロプロジェクト」を続ける現代美術家」
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…(省略)…
 「戦後27年の72年、グアム島の密林で発見され、帰還した元日本兵を映すテレビを見ながら、母が『何がお国よ』と叫んだ姿が忘れられません。…(省略)…
…(省略)…
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 毎日新聞2006年08月13日Web21時14分「中国:中学校校庭から砲弾173発 旧日本軍が遺棄」

【2006/08/15記載】
 毎日新聞2006年08月14日夕刊4面2版「東大の日中共同研究の意義:清末の対日外交に迫る=川島真(かわしま・しん)北海道大助教授・アジア政治外交史」

 毎日新聞2006年08月14日夕刊8面3版「フィリピン山中戦跡:「日比友好の証しに」資料館を−−第二次大戦激戦地ネグロス島」

 毎日新聞2006年08月15日朝刊1面13版「終戦記念日:きょう61回」

 毎日新聞2006年08月15日朝刊4面11版「記者の目:どうする 日中韓・歴史認識のズレ=尾賀省三(大阪編集局)」
 『◇3国NGOが教科書作れ−−独仏に倣い共同編集を』

 毎日新聞2006年08月15日朝刊24面13版「にっぽんに思う:/14止 墨塗りの通信簿 軍国教師から民主主義者へ」

【2006/08/16記載】
 毎日新聞2006年08月16日朝刊23面13版「討論会:日中の壁越え、本音で語ろう 東大と北京大の学生、来月から」

【2006/08/19記載】
 毎日新聞2006年08月19日朝刊6面13版「グローバル・アイ:「戦争の記憶」と現代=西川恵」

 毎日新聞2006年08月19日朝刊7面13版「中国:強制連行死、追悼施設が開館 天津に遺骨2863柱」

 毎日新聞2006年08月19日朝刊26面13版「日中韓子ども童話交流:東京・渋谷区で結団式」

【2006/08/20記載】
 下記記事、Webでは探せませんでした。紙面でどうぞ!
 毎日新聞2006年08月20日朝刊5面12版「発言席:21世紀、日本の全体設計=先端技術産業調査会理事長・三浦宏一」

【2006/08/24記載】
 毎日新聞2006年08月24日朝刊29面13版「南京虐殺本:「ニセ証人」扱い、中国で女性勝訴」
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…(省略)…
 中国の裁判所で、日中戦争の被害者をめぐる訴訟の判決が出されたのは初めて。しかし、中国での判決は日本で強制執行されないため、夏さんは今後、日本の裁判所に強制執行の申し立てをする可能性もある。
…(省略)…
 「展転社」(藤本隆之社長)は23日、判決について「裁判の名を借りたわが国の『言論の自由』に対する挑戦であり、内政干渉以外の何ものでもない」と反論するコメントを発表した。
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【2006/08/25記載】
 毎日新聞2006年08月25日朝刊3面13版「ひと:段躍中さん=日中作文コンクールを主催する在日中国人」

【2006/08/27記載】
 毎日新聞2006年08月27日朝刊9面11版「今週の本棚:山内昌之・評 『朝鮮王朝史 上下』=李成茂・著」(日本評論社・各5775円)
 毎日新聞2006年08月27日朝刊11面11版「今週の本棚・新刊:『検証 戦争責任1』=読売新聞戦争責任検証委員会・編著」(中央公論新社・1890円)

【2006/08/28記載】
 高校生にとっては、この「歴史認識」に分類されるのは本意ではないと思いますが、ピッタリなところもないので・・・
 毎日新聞2006年08月28日朝刊30面13版「日中漫画交流会:日中高校生が交流 「靖国」で冷却、関係よそに−−東京」

【2006/08/29記載】
 毎日新聞2006年08月29日朝刊6面11版「新聞時評:自ら責任をとることの困難さを問う=奈良大学教授・上野誠」

【2006/08/31記載】
 毎日新聞2006年08月31日朝刊29面13版「海南島慰安婦訴訟:賠償請求を棄却−−東京地裁」

【2006/09/01記載】
 毎日新聞2006年08月31日夕刊2面3版「早い話が:二択だから凍りつく=金子秀敏」

 毎日新聞2006年09月01日朝刊1面13版「日露戦争:満州軍の諜報詳細、大量発見 “秘”電文、生々しく」
 毎日新聞2006年09月01日朝刊26面13版「日露戦争:満州軍機密文書 「現金強奪」計画も 垣間見える謀略工作」

【2006/09/02記載】
 毎日新聞2006年09月02日朝刊2面13版「中国:「東京裁判」を映画化、中国全土で封切り−−新人監督「史実を表現」」

【2006/09/08記載】
 毎日新聞2006年09月07日夕刊2面3版「早い話が:パル判事と梅判事=金子秀敏」
 『ではこれまでなぜ中国で東京裁判の映画がなかったのか。それは、梅判事は、「中国」といっても、中華人民共和国ではなく、中華民国の代表だったからである。

 毎日新聞2006年09月07日夕刊2面3版「特集ワールド:自民総裁選を前に問う 安倍晋三さん!語っていない、語ってほしい」
 『◇歴史観と外交をどう越えるか−−衆院議員・加藤紘一さん』のなかで、
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…(省略)…
 「美しい国へ」では、東京裁判という歴史観への見直しが通奏低音になっている。それを突き詰めれば、アメリカをはじめとする西欧諸国とも、中国・韓国とも対立する。すでに米国の知日派、親日派は靖国問題の批判を始めている。共産主義国家の中国では、経済政策の細部まで政治局員たちが決定するのだから中国との「政経分離」もありえない。一方、歴史観は新憲法をつくる際の一番重要なポイントでもある。歴史観と外交の問題をどう乗り越えていくのか、具体的に語ってほしい。
…(省略)…
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 と、述べています。
 このような「安倍晋三」という人を首相に選ぶわけです。

 毎日新聞2006年09月08日朝刊5面13版「志位・共産委員長:「太い道開かれた」 韓国与野党首脳と会談、歴史問題解決で一致」

【2006/09/12記載】
 毎日新聞2006年09月12日朝刊2面13版「トップ交代:06総裁選 3候補討論会 安倍氏、歴史認識に不明確さ」
 毎日新聞2006年09月12日朝刊2面13版「自民党総裁選:米国の中東政策では、安倍vs谷垣、麻生」

【2006/09/15記載】
 毎日新聞2006年09月14日夕刊2面2版「早い話が:判決後はもっと劇的=金子秀敏」
 これは「中国映画「東京裁判」(高群書(カオチュンシュー)監督)」に関係した話題で、「中国人判事、梅汝〓(メイルーアオ)」の「東京裁判の判決後」について述べたものです。

 毎日新聞2006年09月15日朝刊5面13版「政界:安倍氏の歴史認識は「問題」−−谷垣財務相」

【2006/09/16記載】
 毎日新聞2006年09月15日夕刊9面2版「趣の異なる戦争映画 出口のない海」
 この記事を読んで、Webで探していたら
 毎日新聞2006年09月15日「竹橋シネコン:「出口のない海」佐々部清監督に聞く」
 が見つかりました。
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…(省略)…
 −−最後に、この作品を観客にはどう見て欲しいと。

 ただ感じて欲しいだけです。あとは、若い人にも見て欲しいし、僕の世代の人には、子供たちに、戦争という愚かなことを繰り返してはいけないと伝えて欲しい。僕の世代も戦争は体験していませんが、それをちゃんと伝える映画にしたかった。そういうことを感じてもらえればと思っています。
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 上記の映画は観ていません。
 「山口県大津島」には、「回天記念館」があるようです。

【2006/09/19記載】
 毎日新聞2006年09月19日朝刊7面13版「NEWS25時:中国 柳条湖事件75年で記念行事」

【2006/09/20記載】
 毎日新聞2006年09月19日夕刊6面3版「中国:瀋陽市民100人、日本国旗焼く 柳条湖事件式典後」

【2006/09/26記載】
 毎日新聞2006年09月25日夕刊2面3版「韓流ざんまい:パゴダおじいさんの遺言=堀山明子」

 毎日新聞2006年09月26日朝刊3面13版「米国:安倍・自民総裁の歴史認識、社説で批判−−米紙ワシントン・ポスト」

【2006/10/02記載】
 毎日新聞2006年10月02日朝刊1面13版「日中首脳会談:安倍首相歴訪、8日に開催へ 日韓会談は9日で調整」
 毎日新聞2006年10月02日朝刊3面13版「クローズアップ2006:安倍首相、中韓訪問へ 「改善」へ思惑一致」

【2006/10/04記載】
 毎日新聞2006年10月04日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:安倍首相、政府見解「受け継ぐ」−−衆院代表質問で」

 毎日新聞2006年10月04日朝刊23面埼玉西「上田知事の従軍慰安婦発言:韓国人女性ら撤回を要請 /埼玉」

【2006/10/05記載】
 毎日新聞2006年10月05日朝刊2面13版「発信箱:心はつかめたか=飯田和郎」
 毎日新聞2006年10月05日朝刊2面13版「安倍首相:中韓首脳に「戦後日本の姿を伝える」」

【2006/10/06記載】
 毎日新聞2006年10月06日朝刊1面13版「靖国神社:遊就館の記述修正 米国の批判に配慮−−アジア関連変更せず」

 毎日新聞2006年10月06日朝刊2面13版「安倍首相:岸元首相の責任認める 開戦詔書署名「間違い」−−衆院予算委」
 毎日新聞2006年10月06日朝刊2面13版「衆院予算委:民主、歴史認識で揺さぶり 安倍首相の答弁守勢に−−中韓訪問控え」

 毎日新聞2006年10月06日朝刊6面11版「記者の目:インパール作戦「烈」部隊生還者=田畑知之(阪神支局)」

【2006/10/07記載】
 毎日新聞2006年10月06日夕刊4面2版「この国はどこへ行こうとしているのか 大滝秀治さん」

 毎日新聞2006年10月07日朝刊2面13版「安倍首相:中韓訪問 歴史認識、政府見解を踏襲 国会答弁では持論も−−あす訪中」
 紙面に掲載されている箇所でWebにはない記述があります。
 詳しくは、紙面をご覧ください。

【2006/10/09記載】
 毎日新聞2006年10月09日朝刊25面11版「ティーンズに開くNewsの窓:/22 共通化進む歴史教科書」

【2006/10/15記載】
 ちょっと、入れる場所が違うかもしれないが・・・
 毎日新聞2006年10月14日夕刊8面3版「戦前の日本映画 台湾で大量に」【台北・時事】
 発見されたフィルムを紹介するWebサイトは、「國立台灣歴史博物館籌備處の片格轉動間的台湾顯影」とのこと。

【2006/10/16記載】
 毎日新聞2006年10月16日朝刊11面12版「新教育の森:日中大学生交流 「本音が誤解を解く」−−理解深めた2週間」

【2006/10/19記載】
 毎日新聞2006年10月19日朝刊26面13版「生体解剖:フィリピンでも 大戦末期 元衛生兵が証言」

【2006/10/20記載】
 毎日新聞2006年10月19日夕刊15面3版「憂楽帳:耳塚」

【2006/10/21記載】
 「[AML 10082] 中国から、強制連行被害者80人が来日します!」
 「中国人戦争被害者の要求を支える会」

【2006/10/24記載】
 毎日新聞2006年10月24日朝刊28面13版「シベリア抑留:抑留者ら、改めて補償要請へ」

【2006/10/26記載】
 毎日新聞2006年10月26日朝刊3面13版「従軍慰安婦問題:河野談話の見直し必要 下村官房副長官」

【2006/10/27記載】
 毎日新聞2006年10月26日夕刊8面3版「従軍慰安婦問題:河野談話、継承を変更せず−−塩崎官房長官」

【2006/10/27記載】
 毎日新聞2006年10月27日朝刊2面13版「従軍慰安婦発言:与野党に「閣内不一致」批判も」
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…(省略)…
 首相は26日夕、首相官邸で下村氏から発言の経緯について事情を聴いた上で、記者団に「私も官房副長官時代に議員の資格でいろいろな意見を言った。全く問題ない」と強調した。
…(省略)…
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 『私も官房副長官時代に議員の資格でいろいろな意見を言った。』、それが間違いなのですよ。

【2006/10/28記載】
 毎日新聞2006年10月28日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:河野談話見直し、下村官房副長官「発言は私見だ」」

【2006/10/30記載】
 毎日新聞2006年10月30日朝刊31面13版「東京大空襲:「銃後も戦場」 被災138人、原告団を結成」

【2006/10/31記載】
 毎日新聞2006年10月31日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:下村官房副長官「個人的見解を述べた」と釈明」

【2006/11/20(月)記載】
 毎日新聞2006年11月20日朝刊30面13版「アジア女性基金:最後のシンポ−−東京」

【2006/11/23(木)記載】
 毎日新聞2006年11月23日朝刊2面13版「発信箱:隣人は選べない=飯田和郎」

【2006/11/25(土)記載】
 毎日新聞2006年11月25日朝刊8面12版「グローバル・アイ:「アジア女性基金」の12年 地道な「償い」、一定の成果=西川恵」

【2006/12/02(土)記載】
 こういう判決に接すると「世の中、捨てたものじゃぁないなぁ・・・」と、希望が持てます。
 毎日新聞2006年12月01日夕刊1面3版「中国残留孤児訴訟:国に責任、賠償命令 帰国遅らせ支援怠る−−神戸地裁判決」
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…(省略)…
 主な争点は、▽孤児を早期帰国させ、自立支援する義務が国にあり、それを怠ったか▽不法行為に対する民法上の賠償請求権が消滅する除斥期間(20年)が経過したか−−など。
 判決は、「政府は集団引き揚げ終了時(58年)以降、早期帰国を実現すべき政治的責任を負っていた」とし、「日中国交正常化(72年)後は、帰国を制限する行政行為をすれば違法」と指摘。そのうえで、孤児が入国する際、政府が身元保証書を求めたことなどを「違法な行政行為」と述べた。
 さらに、帰国後の支援についても「日本社会で自立して生活するのに必要な支援策を実施すべき法的義務がある」と判示。北朝鮮拉致被害者が、少なくとも帰国から5年間は所得保障されていることなどを挙げ、「孤児への支援策が、拉致被害者に対するものよりも貧弱でよいわけがない」と断じた。そのうえで、▽孤児15人に対しては、違法な行政措置で帰国が遅れたとして遅延月数1カ月当たり10万円の支払い▽61人には、自立支援措置を怠ったことに対する慰謝料として各600万円の支払いを命じた。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年12月01日夕刊13面3版「中国残留孤児訴訟:兵庫訴訟・原告勝訴 「やっと日本人に」切実な願い結実」
 毎日新聞2006年12月02日朝刊28面13版「中国残留孤児訴訟:判決要旨」
 毎日新聞2006年12月02日朝刊31面13版「中国残留孤児訴訟:兵庫訴訟・原告勝訴 「控訴しないで」 国に申し入れ」
 毎日新聞2006年12月02日朝刊3面13版「クローズアップ2006:中国残留孤児勝訴 国の無策指弾」
 毎日新聞2006年12月02日朝刊2面13版「ひと:初田三雄さん=中国残留孤児訴訟・兵庫原告団長」

 毎日新聞2006年12月02日朝刊5面13版「社説:残留孤児判決 生活支援は国の責任だ」
 毎日新聞2006年12月02日朝刊1面13版「余録:「在留邦人はこのまま放置せば… (余録:中国残留孤児)」
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…(省略)…
▲その孤児らが国を相手取って起こした国家賠償訴訟の判決で神戸地裁は、孤児の帰国を遅らせた国の責任をはっきり認め、孤児への自立支援策が北朝鮮拉致被害者に対するものより貧弱でよいわけがないと断じた。原告の一人は「やっと日本人として認められた気がする」ともらした
▲国の犯す過ちはしばしば歴史に巨大な裂け目を生み出し個人の運命をのみ込む。そこから聞こえるうめきやなげきに聞こえないふりをする国と、その声をしっかり聞き届けてよりよい明日に生かす国がある。どちらが「美しい国」だろうか。
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 『国の犯す過ちはしばしば歴史に巨大な裂け目を生み出し個人の運命をのみ込む。

 毎日新聞2006年12月02日朝刊28面13版「わだつみのこえ記念館:東京・文京区で開館」
 だからどうだというわけではないのですが、「当時の『学徒』は、いわゆる『支配者階層』に属していた」といえません?
 無論、何事にも例外があるので、「学徒全員が支配者階層に属していた」とまでは言いませんが・・・
 で、「支配者階層」側からみれば、「自分たちの支配者階層を守る=日本を守る」ということに繋がるのでは・・・

 まぁ、戦前の「学士様」の社会的地位というのは、現在の「学士様」とは比較にならないと・・・
 不確かですが、学徒には、支配者階級の子弟が多いので、戦場への投入は、一番最後だったとか・・・

【2006/12/03(日)記載】
 日本のことではないのですが・・・
 毎日新聞2006年12月01日朝鮮日報「韓国近現代史教科書:どのように改められたのか/上(朝鮮日報)」
 毎日新聞2006年12月01日朝鮮日報「韓国近現代史教科書:どのように改められたのか/下(朝鮮日報)」

 毎日新聞2006年12月03日朝刊10面11版「今週の本棚:張競・評 『日本の200年 上・下…』=アンドルー・ゴードン著」
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…(省略)…
 過去の証言については、可能なかぎり、民間人の生の声をすくい上げようとしている。限られた紙幅のなかで、聞き書きの引用はいくつもある。権力の中心の動きより、日々の暮らしぶりや、名もない民衆の感想のほうが、歴史の動きを生き生きと伝えている。
…(省略)…
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 前にも書きましたが、権力者の記録は残っても、民衆というのか、「統治されている側」の記録は残りにくいと・・・
 まして、現在と違い、過去においては「反政府側」の記録については、なかなか残らないだろうと推測するわけです。
 ※「反政府側の記録は、なかなか残らないだろうと推測する理由」については、別途記載したように記憶していますので、省きます。
 で、私の思い込みかもしれませんが、「第二次世界大戦などの戦没学生の手記『きけ わだつみのこえ』」などは、「統治者側の記録」ではなかろうかと思ってみたりもするわけです。

【2006/12/05(火)記載】
 毎日新聞2006年12月04日夕刊4面2版「アジア女性基金:来年3月末解散 どう生かす、12年の努力と課題 シンポで活発討論」

【2006/12/07(木)記載】
 毎日新聞2006年12月07日朝刊2面13版「発信箱:孤児のいた長屋跡で=飯田和郎」
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…(省略)…
 たどり着いた祖国で、日本人として享受できるはずの生活を望む。当たり前の願いに、当たり前の判決が下された。2日付朝刊に載った判決要旨を読んでほしい。私は行政の怠慢を断じた裁判長の憤りを感じる。
…(省略)…
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【2006/12/08(金)記載】
 毎日新聞2006年12月08日朝刊29面13版「シベリア抑留:抑留者、補償また絶望的−−特別給付、野党案否決」

【2006/12/09(土)記載】
 毎日新聞2006年12月08日夕刊16面3版「戦没者遺骨:パラオまで行ったのに、収集作業できず 厚労省、事前許可申請怠り」

【2006/12/09(土)記載】
 毎日新聞2006年12月09日朝刊29面13版「朝鮮人強制連行:20人以上の墓発見−−秋田の原野」

【2006/12/10(日)記載】
 毎日新聞2006年12月09日夕刊1面3版「歴史共同研究:26日に初会合−−日中外相合意」

 毎日新聞2006年12月10日朝刊2面13版「中国:「来年は歴史問題が特に敏感な年」 外相が、けん制」

【2006/12/11(月)記載】
 毎日新聞2006年12月10日朝刊・京都「南京大虐殺:親族ら失った蘇さん「伝えたい」 下京で集会、体験談聴き入る /京都」
 毎日新聞2006年12月10日朝刊・滋賀「戦争体験を語り合う会:例会 高校生や大学生への語り部活動など報告−−大津 /滋賀」
 毎日新聞2006年12月10日朝刊・大阪「南京大虐殺:体験伝えることで平和に 生存者・蘇さん講演−−大阪で集会 /大阪」
 毎日新聞2006年12月10日朝刊・奈良「中国帰国者:理解を 自治会長ら招き交流会−−奈良 /奈良」
 毎日新聞2006年12月10日朝刊・山口「北朝鮮問題:分析、広島平和研の浅井所長が講演−−山口市で考える会 /山口」

【2006/12/16(土)記載】
 毎日新聞2006年12月16日朝刊3面13版「近聞遠見:「プラトン」にあやかって=岩見隆夫」

 毎日新聞2006年12月16日朝刊6面13版「グローバル・アイ:韓国社会で深まる議論 赦しから始まる関係改善=西川恵」

【2006/12/17(日)記載】
 毎日新聞2006年12月16日夕刊1面3版「近事片々:なぜ今変えなければならないのか… (近事片々:改正教育基本法)」
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 なぜ今変えなければならないのか、最後まで分からなかった改正教育基本法の審議。「戦後レジームからの船出」の「ドラの音」を担っていたなら、お次は憲法改正の出番となる。「美しい国づくり」着々進む。
…(省略)…
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 毎日新聞2006年12月16日朝刊?鳥取「行政ファイル:鳥取版「竹島の日」制定の陳情採択を県議会が留保 /鳥取」

【2006/12/19(火)記載】
 毎日新聞2006年12月18日夕刊6面3版「歴史共同研究:日中の委員20人発表−−26日初会合」

 毎日新聞2006年12月19日朝刊2面13版「日中歴史研究:安倍首相が日本側座長の北岡東大教授と会談」

【2006/12/20(水)記載】
 毎日新聞2006年12月20日朝刊2面13版「ひと:北岡伸一さん=日中歴史共同研究の座長に就任した」

【2006/12/22(金)記載】
 毎日新聞2006年12月22日朝刊2面13版「日中歴史共同研究:中国外務省が期待感」
 毎日新聞2006年12月22日朝刊5面13版「中国・旧日本軍遺棄化学兵器問題:日中、処理機構の設立に合意」
 毎日新聞2006年12月22日朝刊31面13版「中国残留孤児訴訟:帰国遅いほど生活保護率高く 原告調査」

【2006/12/23(土)記載】
 毎日新聞2006年12月23日朝刊30面13版「「百人斬り」報道訴訟:遺族の上告棄却」

【2006/12/25(月)記載】
 毎日新聞2006年12月25日朝刊6面12版「The Interview:劉徳有さん」
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…(省略)…
 日本が安保闘争に揺れた60年、陳毅副首相が野間宏氏ら作家訪中団と会談した。私は通訳を務めた。陳氏は、日本の大衆が立ち上がった安保闘争を取り上げ、「日本人は中国で威張りくさっていた。だがこの運動を見て日本人を見直した。かつて日本は中国を苦しめたが、もうそれは過ぎたことだ」と言った。野間氏は「いいえ、私たち日本人は過去を忘れることはできません」と答えた。陳氏はひざを打って「そうだ。日本人が忘れないと言い、中国人がそれは過去のことだと言って初めて真の友好が生まれる」と応じた。「前事不忘、後事之師」(過去の経験を忘れず、将来の教訓とする)。この精神は今も生きていると思う。
…(省略)…
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【2006/12/27(水)記載】
 毎日新聞2006年12月27日朝刊1面13版「日中歴史共同研究:北京で初会合」
 毎日新聞2006年12月27日朝刊3面13版「クローズアップ2006:日中歴史共同研究 進むか相互理解」
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…(省略)…
 日本は今回の共同研究で、対中侵略の事実を争う姿勢は見せていない。ただ、個々の事実認識には大きな隔たりがある。その最たるものが、南京大虐殺だ。中国は旧日本軍による中国人犠牲者の数を「30万〜40万人」と主張。一方、日本国内には「数千人」から「20万人」まで諸説あり、なかには虐殺自体を「でっち上げ」とする声もある。
 従軍慰安婦に対する認識の違いも大きい。中国や韓国などのアジア諸国には、慰安所の設置などに対する旧日本軍の関与を指摘する声が強い。日本政府は93年の河野洋平官房長官談話で、旧日本軍の関与を認め「おわびと反省の気持ち」を表明しているが、国内には「強制ではなかった」という主張がなお根強い。
…(省略)…
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■歴史共同研究の日中両国メンバー(◎は座長、敬称略)
◆古代・中近世史分科会
 <日本側>川本芳昭=九州大大学院教授、
      菊池秀明=国際基督教大教授、
      小島毅=東京大大学院助教授、
      鶴間和幸=学習院大教授、
      山内昌之=東京大大学院教授
 <中国側>蒋立峰=社会科学院日本研究所長、
      湯重南=同院世界史研究所研究員、
      王暁秋=北京大教授、王新生=同
◆近現代史分科会
 <日本側>◎北岡伸一=東京大教授、
      小島朋之=慶応大教授、
      坂元一哉=大阪大大学院教授、
      庄司潤一郎=防衛庁防衛研究所第1戦史研究室長、
      波多野澄雄=筑波大大学院教授
 <中国側>◎歩平=社会科学院近代史研究所長、
      王建朗=同副所長、
      栄維木=「抗日戦争研究」編集部執行編集長、
      陶文〓=社会科学院米国研究所研究員、
      徐勇=北京大教授、臧運〓=同助教授
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【2006/12/28(木)記載】
 毎日新聞2006年12月27日東京朝刊「日中青少年学生交流大会:北京の人民大会堂に300人招き歓迎」
 毎日新聞2006年12月27日夕刊6面3版「日中歴史共同研究:日中の障害、除去に意欲−−中国側座長・歩平氏に聞く」
 毎日新聞2006年12月28日朝刊2面13版「日中歴史共同研究:来年3月に全体会合−−初協議の日程終える」
 毎日新聞2006年12月28日朝刊2面13版「日中歴史共同研究:中国歴史観反映、台湾から警戒感」
 毎日新聞2006年12月28日朝刊8面13版「日中戦争:来年70年 南京虐殺テーマの映画や記念館拡充計画、未来志向の正念場」

【2006/12/29(金)記載】
 毎日新聞2006年12月29日朝刊2面13版「安倍首相:失礼だ!! 「靖国にこっそり行けなくなる」と記者団から指摘され」
 『「官房長官時代のように国民にみられないようにこっそり行くことはできなくなる」と記者団から指摘され、「こっそりという質問は少し失礼ではないですか」とムッとする場面があった。
 「こっそり」以外に、何か、他にいい表現があります?・・・
 で、さっそく
 毎日新聞2006年12月29日朝刊2面13版「韓国:外相「日本は反省に見合う行動を」」
 『日本は過去の行為に対する反省と謝罪に見合った行動を取ることが重要だと述べ、首相が靖国神社参拝などをしないよう求めた。
 と、釘を刺されている。

【2007/01/06(土)記載】
 毎日新聞2007年01月05日夕刊11面3版「原爆:旧理研研究者が「日記」 長男が保管、「仁科書簡集」収録へ」

【2007/01/08(月)記載】
 毎日新聞2007年01月08日朝刊7面13版「長崎原爆ルポ:米記者「幻のルポ」、61年ぶりに出版」

【2007/01/14(日)記載】
 毎日新聞2007年01月14日朝刊26面13版「シンポジウム:日中韓の歴史家ら、東京・青山学院大で」

【2007/01/25(木)記載】
 毎日新聞2007年01月25日朝刊6面11版「記者の目:「大和」生存者18人から取材し思う=栗原俊雄(大阪学芸部)」

【2007/01/27(土)記載】
 違うかも・・・
 毎日新聞2007年01月27日朝刊20面12版「日中韓シンポジウム:「近くて遠い関係を越えて」 モダンからポストモダンへ」

【2007/01/28(日)記載】
 毎日新聞2007年01月28日朝刊4面11版「21世紀を読む:日中歴史共同研究  対立解く 冷静な 議論こそ = 山内昌之(やまうち・まさゆき)東大教授(イスラーム史)」


 「地域ニュース」 の <2007/01/21(日)〜2007/01/27(土)> より
 毎日新聞2007年01月25日福岡「軍事郵便はがき展:兵士と家族・恋人の便り 無事祈る文面、検閲跡も−−小竹 /福岡」
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…(省略)…
 軍事郵便はがきの多くは一面にびっしりと細かい字で近況を伝え、家族の無事を祈っている。文面のあちこちに墨塗りされた検閲の跡がある。中には墨塗りされた「患者輸送」が薄く読み取れるはがきがあり、戦地の具体的な状況を伝える文言が検閲にかけられていたことが分かる。
…(省略)…
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【2007/01/30(火)記載】
 「[AML 11618] Fw:NHK裁判勝訴!」
 「[AML 11621] Re: 【追伸】NHK裁判勝訴!」
 毎日新聞2007年01月30日朝刊1面13版「NHK特番問題:NHKに賠償命令 番組改変「政治家意図そんたく」−−東京高裁判決」
 毎日新聞2007年01月30日朝刊2面13版「NHK特番問題:NHK敗訴 政治に弱いNHK 高裁、「予算意識し修正」指摘」
 毎日新聞2007年01月30日朝刊2面13版「NHK特番問題:東京高裁判決(要旨)」
 毎日新聞2007年01月30日朝刊31面13版「NHK特番問題:NHK敗訴 「期待権」両刃の剣 「画期的」沸く原告ら」

【2007/01/31(水)記載】
 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年01月31日朝刊5面13版「社説:NHK 取材制約招く判決を導いた」
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…(省略)…
 判決は、NHK幹部が番組の公正・中立を求めた国会議員らの発言を必要以上に重く受け止め、当たり障りのない番組に改変したと認定した。NHK予算の国会承認を得る時期で、影響を与えたくないとの思惑があったという。
…(省略)…
 これでは期待権が拡大解釈され、取材現場で幅を利かせる懸念が生じる。取材される側が報道や番組内容に過大な期待をかけたり、さまざまな注文を付けたりするケースが増えるかもしれない。しかし取材の結果、取材相手の意向に沿わない報道や番組になるのはよくあることだ。それが自由な報道や番組作りというものだ。
…(省略)…
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 ぜひ、紙面をお読み下さい。
 ところで、
 毎日新聞2007年01月31日朝刊28面13版「NHK特番問題:自民プロジェクトチームが談話」
 ということですが、
 「判決文」の解釈において、毎日新聞社か自民プロジェクトチームのどちらかが解釈を間違っているように思われます。

【2007/02/02(金)記載】
 毎日新聞2007年02月02日朝刊2面13版「慰安婦決議案:米下院議員提出 日本政府に「謝罪要求」」

 「[AML 11650] 沖縄住民に押しつける「集団自決」責任」

【2007/02/03(土)記載】
 講演:上江田千代さん(ひめゆり同窓会東京支部副会長)
 日時 2007年 3月4日(日)開場:午後1時15分 開始:1時半 終了予定:4時半
 「[AML 11671] 沖縄平和ネット首都圏の会より」

 毎日新聞2007年02月02日東京夕刊「旧三菱重工の強制連行訴訟:釜山地裁が請求棄却」

 まだ、「歴史」ではない・・・
 毎日新聞2007年02月03日朝刊28面13版「沖縄返還:「外務省密約問題」きょう研究会」

【2007/02/04(日)記載】

■■■■■■■■■■北海道〜千葉■■■■■■■■■■
 「地域ニュース」 の <2007/01/28(日)〜2007/02/03(土)> より
 毎日新聞2007年01月28日福島「アウシュヴィッツ平和博物館:アイスキャンドル、平和への願い込め−−白河 /福島」

【2007/02/10(土)記載】
 毎日新聞2007年02月10日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:「河野談話見直しを」 自民「考える」会、政府に提言へ」
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…(省略)…
 保守色の濃い中堅・若手議員を中心に約20人が出席し、南京虐殺事件や河野談話について意見交換。終了後、中山元文科相や中山泰秀衆院議員が記者会見し「慰安婦はあったとしても、従軍慰安婦はあり得ない」(中山衆院議員)などと指摘、安倍内閣として河野談話に代わる新たな見解を出すべきだとの考えを示した。
…(省略)…
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 「慰安婦はあったとしても、従軍慰安婦はあり得ない」ですって
 フン、誰だったけ、青年将校が慰安所をつくった、とかいう話がなかった?・・・
 そうでなくても、私に言わせれば、上記のような論は「詭弁」だと・・・
 まったく、気分が悪くなる・・・

【2007/02/11(日)記載】

■■■■■■■■■■■■■■■北海道〜東京■■■■■■■■■■■■■■■
 「地域ニュース」 の <2007/02/04(日)〜2007/02/10(土)> より
 毎日新聞2007年02月09日福島「遺骨調査:朝鮮から戦時徴用、男性の遺骨を確認−−いわきの願成寺で /福島」
 毎日新聞2007年02月10日茨城「予科練平和記念館:寄金、全国から寄付募る 来月、阿見町議会に条例案提出 /茨城」
 毎日新聞2007年02月07日東京「学童疎開:記憶、絵本で伝える 港区役所で原画展示−−16日まで /東京」


【2007/02/14(水)記載】
 下記、[AML 11857] の http://blog.zaq.ne.jp/spisin/article/183/ はリンク切れです。
 「[AML 11857] 映画「蓋山西とその姉妹たち」について」

 毎日新聞2007年02月14日朝刊29面13版「雑記帳:戦時資料「壮丁名簿」見つかる」

【2007/02/15(木)記載】
 「[AML 11887] 反天連声明●「軍隊慰安婦」問題をなきものとする日本政府の嘘と隠蔽を許すな!」

 毎日新聞2007年02月15日朝刊5面13版「山谷・首相補佐官:「河野談話見直しの会」に出席、政府から不快感」

【2007/02/17(土)記載】
 毎日新聞2007年02月16日夕刊10面3版「従軍慰安婦問題:「元慰安婦」招き初公聴会、日本謝罪要求決議案で−−米下院」
 「[AML 11952] 「河野談話」を支持する国際署名の呼びかけです」

 2007/02/24 集会・岐阜市 「[AML 11958] 強制連行 証言のつどい」

【2007/02/18(日)記載】
 毎日新聞2007年02月18日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:日本に謝罪要求、米決議案に焦る官邸 問題飛び火、外交に支障も」

 ん?
 毎日新聞2007年02月18日朝刊2面13版「発信箱:なぜ私たちは…=藤原章生」

【2007/02/20(火)記載】
 毎日新聞2007年02月19日夕刊8面3版「従軍慰安婦問題:米下院の決議案、「事実誤認」と不快感−−麻生外相」
 毎日新聞2007年02月20日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:米決議案、ソフト外交に試練 「河野談話」見直し論再燃も」
 『「河野談話」見直し論再燃も
 ということですが、どのように「見直す」んでしょうねぇ・・・

【2007/02/22(木)記載】
 毎日新聞2007年02月22日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:「河野談話」見直し提言提出へ−−自民「考える」会」

 2007/03/04 講演・東京/千代田区 「[AML 12039] 証言「ひめゆり学徒の沖縄戦体験」」
 2007/03/25まで 展示・東京/文京区 「[AML 12062] Fwd.( 東京 ) モード・オブ・ザ・ウォー 第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスター展」
 「[AML 12069] イヨンスさん米国議会で堂々主張」

【2007/02/23(金)記載】
 毎日新聞2007年02月22日東京朝刊「戦争体験手記集:「世界平和への遺言」テーマに、原稿を募集」

【2007/02/24(土)記載】
 2007/02/24 集会・岐阜市 「[AML 11958] 強制連行 証言のつどい」

【2007/02/25(日)記載】
 毎日新聞2007年02月24日夕刊8面3版「東京大空襲:被害者や遺族を撮影 74歳男性が写真集」

 「[AML 12131] 日本軍「慰安婦」問題に関する声明」
 今、米国では、この「従軍慰安婦問題」以外に、「南京」関連が話題のようです。
 次に、
 「[AML 12135] 東アジア2000年の歴史地図」
 上記に記載されている、
 「歴史地図2000 2.0」
 ですが、このソフトをダウンロードして、ダブルクリックしても動かない(インストールされない)場合があるかも知れません。
この場合は、上記のソフトは圧縮されていてるので、解凍しないと使えないのが理由かも知れません。
 パソコンに「解凍するソフト」がインストールされていれば、ダブルクリックで解凍するのですが、「解凍するソフト」がインストールされていなければ、使えないのです。
 「解凍するソフト」がインストールされていない場合のために、Windows 用の「解凍するソフト」をご紹介します。
 「高圧縮書庫管理プログラム LHA(37)」
 「解凍するソフト」が多すぎて、目移りして「解凍するソフト」の選択に困る人には、
 「Lhaplus」
 を推奨します。
 最初に、「Lhaplus」をインストールしてから、次に「歴史地図2000 2.0」をインストールする手順になります。
 ダウンロードした「歴史地図2000 2.0」をダブルクリックすれば、自動的に解凍できます。
 ただし、いうまでもありませんが、自己責任で実施してください。

 2007/02/25 集会・埼玉/北浦和 「[AML 12109] Fw: 2.25集会 上田知事の歴史認識を問う県民連絡会 再掲」

【2007/02/27(火)記載】
 毎日新聞2007年02月26日夕刊6面3版「CIA報告書「対日工作は失敗」 旧日本軍幹部、情報不正確」【ワシントン時事】

 ここにも関係があるので・・・
 毎日新聞2007年02月26日夕刊6面3版「伊吹文科相:「人権食べ過ぎればメタボに」「日本は極めて同質的な国だ」 長崎で発言」
 もしかして、「お仲間」の間では、上記の発言も「違和感はない」と・・・
 やはりね・・・
 毎日新聞2007年02月27日朝刊2面13版「伊吹文科相:「同質的」「メタボ」発言 首相「問題と思わない」 野党から批判相次ぐ」
 しかし、こんなに「ポロポロ」というのか「ボロボロ」というのか・・・

 毎日新聞2007年02月27日朝刊5面13版「勉強会:「南京大虐殺」、自民・民主が合同で」

【2007/02/28(水)記載】
 毎日新聞2007年02月26日夕刊6面3版「CIA報告書「対日工作は失敗」 旧日本軍幹部、情報不正確」【ワシントン時事】
 の続きかな?
 毎日新聞2007年02月27日夕刊10面3版「吉田茂元首相暗殺計画:旧日本軍幹部ら、再軍備否定に不満−−CIA文書」
 このような「情報公開のありよう」というのは、米国のいいところのひとつですね。

 毎日新聞2007年02月27日東京夕刊「朝鮮人犠牲者を追悼する会:3月3日、東京で」

 毎日新聞2007年02月28日朝刊30面13版「台湾2・28事件:沖縄の4人も被害 今なお行方不明に」

【2007/03/01(木)記載】
 2007/03/01 面会・埼玉/県庁 「[AML 12233] 埼玉県上田知事と元慰安婦被害者李容洙さんとの面談が実現」
 2007/03/04 集会・大阪/東淀川区 「[AML 12218] 北朝鮮人道支援ネットワークジャパン3・4大阪集会の案内」
 2007/03/09 傍聴・東京地方裁判所 「[AML 12242] 3 月 9 日夏淑琴さん名誉毀損訴訟第5回口頭弁論 傍聴のお願い」
 2007/03/19まで 抗議行動の要請 「[AML 12186] 全国の皆さんへのお願い 中国人強制連行北海道訴訟」
 CIA文書の関連情報 「[AML 12180] 嘘つき、泥棒、ペテン師」
 書籍紹介ほか 「[AML 12245] 在日コリアンの「ブラザーフッド」」
 2007/03/01 面会・埼玉/県庁 「[AML 12233] 埼玉県上田知事と元慰安婦被害者李容洙さんとの面談が実現」

【2007/03/02(金)記載】
 毎日新聞2007年03月01日夕刊2面2版「早い話が:CIAは知っていた=金子秀敏」

 毎日新聞2007年03月02日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:安倍首相、「河野談話」継承には言及せず」
 毎日新聞2007年03月02日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:「河野談話」見直し提言案 自民議員会、結論を持ち越し」
 毎日新聞2007年03月02日朝刊2面13版「盧・韓国大統領:歴史的真実尊重、日本に求める」

【2007/03/03(土)記載】
 毎日新聞2007年03月02日埼玉「上田知事の従軍慰安婦発言:元慰安婦、知事と面談 /埼玉」

 毎日新聞2007年03月03日朝刊2面13版「日朝作業部会:「平壌宣言、首相が支持」 原口担当大使が明かす」

 毎日新聞2007年03月03日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:ネグロポンテ米国務副長官、決議案を批判」
 毎日新聞2007年03月03日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:公明の太田代表、河野談話を支持」

 直接は関係ないですが、「歴史認識」ということで・・・
 毎日新聞2007年03月03日朝刊7面12版「土曜解説:英国の奴隷貿易廃止法200年=欧州総局・小松浩」

【2007/03/04(日)記載】
 毎日新聞2007年03月03日夕刊8面3版「在日朝鮮人中央大会:東京・日比谷公園に5000人」
 毎日新聞2007年03月03日Web21時59分「朝鮮総連:デモ行進に乱入の右翼団体代表を逮捕」

 「[AML 12302] 埼玉県上田清司知事元日本軍慰安婦被害者を前に謝罪せず」
 毎日新聞2007年03月03日夕刊6面3版「従軍慰安婦問題:韓国外相、安倍首相の発言を批判 「関係改善助けぬ」」
 毎日新聞2007年03月04日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:安倍首相発言 韓国外交通商省も批判「遺憾」」
 毎日新聞2007年03月04日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:朝鮮中央通信論評、米決議を阻止の構えと日本非難」
 毎日新聞2007年03月04日東京朝刊「従軍慰安婦問題:安倍首相発言 台湾元慰安婦も批判」

 2007/03/04 講演・東京/千代田区 「[AML 12039] 証言「ひめゆり学徒の沖縄戦体験」」

【2007/03/05(月)記載】
 毎日新聞2007年03月05日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:安倍首相発言 河野談話の継承「変わってない」−−世耕首相補佐官」
 毎日新聞2007年03月05日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:安倍首相発言 民主・小沢代表「国内的にも不信感招く」」

【2007/03/06(火)記載】
 毎日新聞2007年03月05日夕刊6面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相「強制性裏付けなし」 河野談話巡り強調−−参院予算委」
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 07年度予算案の審議は参院に移り、同院予算委員会は5日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して基本的質疑を行った。首相は従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認めた93年の河野洋平官房長官談話について、「基本的に継承する」としながらも「狭義の意味の(軍の)強制性は、それを裏付ける証言はなかった」と強調した。また、慰安婦問題に関し日本政府に謝罪を求める米下院の決議案について「事実誤認がある」と指摘、仮に採択されても謝罪する考えのないことを表明した。
 小川敏夫氏(民主)への答弁。首相は慰安婦問題での「強制性」を広義と狭義に仕分けし、河野談話と自分の考えとの整合性を取ろうとしている。この日の答弁では、狭義の強制性を「官憲が家に押し入って、人さらいのごとく連れて行く」行為と定義し、「慰安婦狩りのような官憲による強制連行的なものがあったと証明する証言はない」と繰り返した。
 河野談話は、慰安所の設置や慰安婦の移送に軍が直接、間接に関与したことを認め、慰安婦の募集は「軍の要請を受けた業者が主として当たった」としている。首相はこれを広義の強制性ととらえ、答弁でも「進んでそういう道(従軍慰安婦)に進もうと思った方はおそらくおられなかったと思う。間に入った業者が事実上強制していたケースもあった。広義の強制性はあった」と述べた。
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 毎日新聞2007年03月05日夕刊6面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相発言 塩崎官房長官、韓国外相に反論」

 毎日新聞2007年03月06日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:首相、「強制性」定義使い分け 「狭義と広義」海外には伝わらず」

 「[AML 12335] 3・7「慰安婦」問題公開ヒアリングのお知らせ」
 「[AML 12344] いわゆる「慰安婦問題」に関する声明の英語版」 ← 決定版 !!!
 「[AML 12340] 安倍発言をめぐる海外報道」 [AML 12342]に一部訂正

【2007/03/07(水)記載】
 毎日新聞2007年03月07日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:自民、河野談話の見直し求めず 官邸要請に方針転換」
 毎日新聞2007年03月07日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:中国が配慮求める−−安倍首相発言に」
 毎日新聞2007年03月07日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:河野談話の順守求め、フィリピン外務省が声明」
 毎日新聞2007年03月07日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:台湾が抗議声明−−安倍首相発言に 」

 毎日新聞2007年03月07日朝刊5面13版「外交:女性基金解散で村山氏会見」

 「[AML 12360] 知事は日本軍慰安婦被害者李容洙(イヨンス)さんに正式に謝罪せよ」

【2007/03/08(水)記載】
 毎日新聞2007年03月08日朝刊5面13版「社説:「従軍慰安婦」問題 「河野談話」の継承は当然だ」
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…(省略)…
 安倍首相をはじめ日本の政治家がやるべきことは、明白だ。米下院での決議案を成立させないためにも、近隣諸国の懸念を払しょくするにも、従軍慰安婦問題で謝罪してきたわが国の立場をていねいに説明することだ。安倍首相は「主張する外交」を掲げるが、主張の結果は、国益に合致したものでなくてはならないはずだ。
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 下記の【シリコンバレー時事】などを読むと、今となっては、難しいようにも思うのですが・・・

 毎日新聞2007年03月07日夕刊6面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相発言 「真実ねじ曲げ」米2紙が批判」

 毎日新聞2007年03月07日東京夕刊「従軍慰安婦問題:安倍首相発言 河野談話の踏襲を強調−−塩崎官房長官」

 毎日新聞2007年03月08日朝刊3面13版「従軍慰安婦問題:「ホロコースト否定に類似」首相の慰安婦発言に反発−−米紙」【シリコンバレー時事】

【2007/03/09(金)記載】
 毎日新聞2007年03月08日夕刊2面2版「早い話が:政治家もスパイだった=金子秀敏」

 毎日新聞2007年03月08日夕刊8面3版「従軍慰安婦問題:駐米大使、米議会に説得工作 下院委員長に理解を」
 毎日新聞2007年03月08日夕刊8面3版「従軍慰安婦問題:自民議連「米下院での決議回避、外交努力を」 提言、政府に要求へ」
 毎日新聞2007年03月09日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:「自民調査に協力」 安倍首相、議連と面談」

 毎日新聞2007年03月08日夕刊8面3版「従軍慰安婦問題:北朝鮮、安倍首相の発言非難」
 毎日新聞2007年03月08日夕刊8面3版「北朝鮮:「朝鮮総連弾圧」を非難、国連総長に書簡」

 毎日新聞2007年03月09日東京朝刊「従軍慰安婦問題:元慰安婦証言、米紙が記事 安倍首相発言を批判」

 「[AML 12406] 知事は日本軍慰安婦被害者李容洙(イヨンス)さんに正式に謝罪せよ」
 「[AML 12422] 訂正:3.7 世界同時行動in東京 アピール」

【2007/03/10(土)記載】
 毎日新聞2007年03月09日夕刊1面3版「昭和天皇:「事変の見通しあやまり」 肉声記録、小倉氏の「侍従日記」発見」

 毎日新聞2007年03月09日夕刊2面3版「従軍慰安婦問題:元慰安婦証言、米紙が記事 安倍首相発言を批判」

 毎日新聞2007年03月10日朝刊1面13版「余録:太平洋戦争の開戦前、南洋は…」

 毎日新聞2007年03月10日朝刊6面13版「グローバル・アイ:慰安婦問題・米議会審議 具体的事実で反証、必要=西川恵」
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 数年前のことだが、ある会合で歴史問題をめぐって日本現代政治を専門とする大学教授と見解が正面から食い違ったことがある。
 大戦で日本がおよぼした惨禍について、この教授は「いまは生存者もいて記憶も鮮明だから、日本の戦争責任が外国からとやかく言われる。しかし時の経過とともに歴史になれば、言われることもなくなる」という趣旨の発言をした。
…(省略)…
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 ひどい考えの「大学教授」がいたものだ。
 ところで、「当事者」は、どこに?

 毎日新聞2007年03月10日朝刊2面13版「朝鮮・拉致問題:解決に国際協力が必要 安倍首相が強調」
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 拉致問題などを協議する日朝国交正常化作業部会が平行線に終わったことを受け、9日の参院予算委員会で今後の交渉のあり方が議論になった。安倍晋三首相は「日米同盟をてこに、国際社会と連携しながら解決しなければならない」と述べ、解決には米国をはじめ国際社会の協力が必要だと強調した。川口順子氏(自民)らの質問に答えた。
 一方、首相は、いわゆる従軍慰安婦問題を謝罪した93年の「河野洋平官房長官談話」に関する自らの発言が国際的に批判されていることを踏まえ、「残念ながら必ずしも私どもの発言が正しく冷静に伝わらない。非生産的な議論を拡散させることはいかがなものかと考える」と述べ、今後は静観する意向を表明した。
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 『…(省略)…今後は静観する意向を表明した。
 の「静観する」というのが、判らない。
 上記ですが、紙面では「拉致問題は人権問題。日米同盟をてこに、国際社会と連携しながら解決しなければならない」という記述です。
 ダブルスタンダードにならないように・・・

 毎日新聞2007年03月10日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:河野談話修正の動き、強くけん制−−駐日米大使」

 毎日新聞2007年03月10日朝刊29面13版「朝鮮人徴用者の遺骨返還:問題検証で集会」
 毎日新聞2007年03月10日朝刊30面13版「東京大空襲:遺族ら112人、国を提訴 民間被害者の補償求め」

 毎日新聞2007年03月10日朝刊31面13版「供述書偽造で警部補書類送検 静岡県警」

 決定版(1) → 「[AML 12344] いわゆる「慰安婦問題」に関する声明の英語版」 日本語併記
 決定版(2) → 「[AML 12457] 安倍内閣の「慰安婦」に対する感性」

 「[AML 12460] 狭義の強制性を裏付ける証言」
 「奪われた記憶を求めて 元日本軍「慰安婦」沈達連さんの強制連行の現場から」 (「週刊金曜日」1997年5月16日号掲載)

【2007/03/11(日)記載】
 毎日新聞2007年03月10日夕刊8面3版「東京大空襲:62年 遺族ら慰霊法要」

 毎日新聞2007年03月11日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:謝罪決議案、なぜ今米で焦点? 背景に民主の躍進」
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…(省略)…
 さらに安倍首相の発言を潮目に米メディアも大きく取り上げ始めた。スタンフォード大学のマーク・ピーティー客員教授は、6日付のサンノゼ・マーキュリー紙(カリフォルニア州)で「ホロコースト(ユダヤ人虐殺)を否定しているのと同じ。決議案採択への大きな弾みになるだろう」とコメント。サンノゼはホンダ議員の地元だ。
…(省略)…
 下院同州15区は29%(04年時点)がアジア系で、人口比率では本土で最高。韓国系米国人も多い。従軍慰安婦問題ワシントン連合会や韓国人人権団体が活発な運動を展開し、ホンダ氏が呼応している。加藤大使も7日の会見で「こういう決議が出てくるのは内政上の政治地図がある」と、選挙区事情が絡んでいるとの見方を示した。
…(省略)…
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 「こういう決議が出てくるのは内政上の政治地図がある」
 という加藤大使の見方は甘いのでは・・・

 毎日新聞2007年03月10日朝刊2面13版「朝鮮・拉致問題:解決に国際協力が必要 安倍首相が強調」
 に関して、
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 『…(省略)…今後は静観する意向を表明した。
 の「静観する」というのが、判らない。
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 と書きましたが、「静観する」というのは、自らの言動を「説明しない」ということです。
 責任逃れで、一国の首相の態度とは思えない。

【2007/03/12(月)記載】
 報道(自主)規制 か?  ← これ、気を引くための「センセーショナルな見出し」・・・と

 以前の記事に、
 毎日新聞2007年03月10日朝刊2面13版「朝鮮・拉致問題:解決に国際協力が必要 安倍首相が強調」
 があり、
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 一方、首相は、いわゆる従軍慰安婦問題を謝罪した93年の「河野洋平官房長官談話」に関する自らの発言が国際的に批判されていることを踏まえ、「残念ながら必ずしも私どもの発言が正しく冷静に伝わらない。非生産的な議論を拡散させることはいかがなものかと考える」と述べ、今後は静観する意向を表明した。
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 と掲載されています。
 で、私は、
 『…(省略)…今後は静観する意向を表明した。
 の「静観する」というのが、判らない、
 と、記載しました。

 そして、すでに、誰かが言っていると思うのですが、
 「残念ながら必ずしも私どもの発言が正しく冷静に伝わらない。非生産的な議論を拡散させることはいかがなものかと考える」
 などと言うのも、私には、「発言の受け手の理解が悪い」という意味かと受け取れますので、
 この考え方は、「責任転嫁」ではなかろうか、と・・・

 「発言の受け手の理解が悪い」(それは、あなたの誤解ですよ)という場合には、
 「誤解した方が悪い」ということで終わりにしないで、
 「どこを、どのように誤解しているのか」を、
 発言者が「説明する責任」があり、「誤解を解く責任」もある、
 と、私は思いますよ。
 (「場合にもよる」ということがあるかも知れませんが、今回は「それはない」・・・と
 ぁ、「広義」・「狭義」で、「説明は済み」ですか?

 で、次に、毎日新聞2007年03月06日以降の社説です。
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06日 日朝作業部会 日米連携で「拉致」を動かせ
   築地市場移転 土壌汚染は本当に大丈夫か
07日 東京都知事選 やっと面白くなってきた
   夕張再建 地域再生の展望が不可欠だ
08日 「従軍慰安婦」問題 「河野談話」の継承は当然だ
   日興証券 信用回復への道のりは長い
09日 日朝物別れ 北朝鮮は「拉致未解決」を認めよ
   国民投票法案 自民・民主合意が不可欠だ
10日 松岡農相 これは虚偽記載でないのか
   国交省官製談合 役所の体質を変えなければ
11日 西武裏金問題 不正が介在する元凶を断て
   中教審答申 論議はまだ尽くされていない
------------------------------------------------------
 で、まだ、数日ですし、他紙の事をチェックしていませんので、なんともいえませんし、
 「「従軍慰安婦」問題 「河野談話」の継承は当然だ」がありますが、
 私には、なんとなく「報道(自主)規制」の臭い(「匂い」ではないよ!)がしてしまって・・・

 一方、直近では
 毎日新聞2007年03月10日朝刊6面13版「グローバル・アイ:慰安婦問題・米議会審議 具体的事実で反証、必要=西川恵」
 毎日新聞2007年03月11日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:謝罪決議案、なぜ今米で焦点? 背景に民主の躍進」
 と、社説の代わりか否か判りませんが、「従軍慰安婦問題」を取り扱っていますが・・・

 ぁ、これ、非常に重要と思われる「従軍慰安婦問題」を社説で取り上げて欲しいなぁ・・・と

 で、どうなんでしょう。  毎日新聞2007年03月08日朝刊5面13版「社説:「従軍慰安婦」問題 「河野談話」の継承は当然だ」
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…(省略)…
 安倍首相をはじめ日本の政治家がやるべきことは、明白だ。米下院での決議案を成立させないためにも、近隣諸国の懸念を払しょくするにも、従軍慰安婦問題で謝罪してきたわが国の立場をていねいに説明することだ。安倍首相は「主張する外交」を掲げるが、主張の結果は、国益に合致したものでなくてはならないはずだ。
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 という状況なのでしょうか。

 「静観」していれば、「そのうちに世の中が治まる」というものではない、と思うのですが・・・

 今は、「一部の特権階級が情報を秘匿できる」という時代ではないので、
 もう一度、
 決定版(1) → 「[AML 12344] いわゆる「慰安婦問題」に関する声明の英語版」 日本語併記
 決定版(2) → 「[AML 12457] 安倍内閣の「慰安婦」に対する感性」
 などを読み、海外の報道をチェックし、
 「手の内をさらしてプレイをしている」ということを考えたほうがいいのでは・・・と

 本間正明氏(前政府税制調査会会長)の「官舎問題」辞任
 佐田玄一郎議員(行革担当相)の「不正経理疑惑」辞任
 があり、また
 伊吹文明・文部科学相の「事務所費・不透明処理」問題
 柳沢伯夫・厚生労働相の「「産む機械」発言」問題
 松岡利勝・農相の「光熱水費」問題
 などで、「首相の任命責任」も言われていますね。
 ところが、今回は「首相自身の発言」が問題になっているのです。

 そもそもの発端は、2007年3月5日の参議院予算委員会での発言ではないのですか?
 記事としては
 毎日新聞2007年03月05日夕刊6面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相「強制性裏付けなし」 河野談話巡り強調−−参院予算委」
 なのでしょうか。

 これを、「静観する」などと言って「責任逃れ」をし、
 「私どもの発言が正しく冷静に伝わらない。」などと言って「責任転嫁」をするようでは、
 一国の首相は勤まらないと思うのですが・・・

 それから、言うまでもないことなのですが、「有権者」ができることは、投票によって、自らの意思を伝えることです。
 国政選挙だけではなく、「地方選挙」でも、投票によって、自らの意思を伝えて欲しい・・・と
 結局のところ、地方議員が国会議員を支えているのです。
 私の意識では、この「従軍慰安婦問題」は「静観」などしていて、治まるものではないのでは、と・・・

 まぁ、単なる「私の不安」ならいいのですが・・・
 「新聞休刊日」ということで、毎日新聞2007年03月11日(日)の夕刊も毎日新聞2007年03月12日(月)の朝刊もないもので、ついつい書き込んでしまいました。(この内容にも、不備があるのではと、不安・・・)

【2007/03/13(火)記載】
 毎日新聞2007年03月13日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:中国各紙「安倍首相がおわび」と報道−−テレビ発言とらえ」
 毎日新聞2007年03月13日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:議連と官邸、調査押し付け合い対立」

【2007/03/14(水)記載】
 毎日新聞2007年03月14日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:「当面再調査せず」 官邸と自民議連が合意」

【2007/03/15(木)記載】
 毎日新聞2007年03月14日夕刊6面3版「従軍慰安婦問題:米議会、決議案採決は5月以降 安倍首相訪米に配慮」

 毎日新聞2007年03月14日夕刊8面3版「旧日本軍の毒ガス訴訟:2審も中国人敗訴」
 「[AML 12541] 旧日本軍遺棄毒ガス砲弾2次訴訟・判決文・声明はこちら」

 毎日新聞2007年03月15日朝刊2面13版「発信箱:「過去」で「今」を変える=飯田和郎」

 毎日新聞2007年03月15日朝刊29面13版「中国人強制連行訴訟:中国人男性、逆転敗訴−−東京高裁判決」

 「[AML 12551] 竹島=独島問題ネットニュース6」

【2007/03/16(金)記載】
 私には、論旨がはっきりしない。
 毎日新聞2007年03月15日夕刊2面2版「早い話が:金塊3トンが気になる=金子秀敏」
 何を言いたいのかが、ようわからん・・・です。
 「金塊3トン」は、現在の相場では「約75億円」ですか。
 それがどうした・・・と

 毎日新聞2007年03月16日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:談話「信念持ち発表」 河野氏が不快感」

 毎日新聞2007年03月16日朝刊6面12版「記者の目:慰安婦問題、日本のメッセージ=岸俊光(学芸部)」
---------------------------------------------------------------------
…(省略)…
 何とか溝は埋まらないのか。頭を抱えたが、得心がゆく気がしたのは「宣撫(せんぶ)」という言葉を聞いた時だった。「占領地で政策の目的・方法を理解させて人心を安定させること」を意味する。慰安婦の出現にはいくつか理由があるが、兵士の暴行で高まった反日感情を抑えるのがその本質だったというのである。駐留軍の性犯罪が住民の激しい反発を買うことは、現代人にも実感できるだろう。
…(省略)…
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【2007/03/17(土)記載】
 毎日新聞2007年03月17日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:河野談話の立場、「基本的に継承」−−政府答弁書」

 毎日新聞2007年03月17日朝刊30面13版「中国人強制連行訴訟:中国人原告が苦難陳述 最高裁弁論で」

 2007/03/17 講演・愛知/名古屋市 「[AML 12075] 【講演案内】人道支援から見える日朝関係」

【2007/03/18(日)記載】
 毎日新聞2007年03月18日朝刊3面13版「ひと:班忠義さん=日本軍人による性暴力被害の記録映画を製作」
 毎日新聞2007年03月18日朝刊3面13版「従軍慰安婦問題:「慰安婦は旧日本軍に強姦された」 駐日米大使が記者団に明言」
 毎日新聞2007年03月18日朝刊3面13版「従軍慰安婦問題:日本政府の答弁書に韓国紙が反発」

 2007/03/18 上映・長崎/長崎市 「[AML 12542] 【長崎】朝鮮人被爆者・朴ミンギュさんを偲ぶ特別展&ビデオ上映会ご案内」

【2007/03/19(月)記載】
 決定版(3) → 「[AML 12681] アメリカ人の「慰安婦」に対する感性」

 2007/03/09 傍聴・東京地方裁判所 「[AML 12242] 3 月 9 日夏淑琴さん名誉毀損訴訟第5回口頭弁論 傍聴のお願い」
 報告 「[AML 12665] Re: 3 月 9 日夏淑琴さん名誉毀損訴訟第5回口頭弁論 傍聴のお願い」

【2007/03/20(火)記載】
 毎日新聞2007年03月19日夕刊6面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相発言、米に困惑広がる−−拉致絡め米紙報道」

 毎日新聞2007年03月20日朝刊2面13版「日中歴史共同研究:中国側座長、相互理解に意欲−−麻生外相を表敬」

 毎日新聞2007年03月20日朝刊2面13版「EPA:日本とASEAN、交渉加速 安倍首相、リー・シンガポール首相と合意」
 『 リー首相はこれに先立ち、公明党の太田昭宏代表と東京都内で会談。リー首相はいわゆる従軍慰安婦問題について「最近の日本国内での議論には当惑を感じる」と述べた。

【2007/03/21(水)記載】
 毎日新聞2007年03月21日朝刊2面13版「日中歴史共同研究:「南京大虐殺」「靖国」も 日中が互いに論文、批評」

【2007/03/22(木)記載】
 毎日新聞2007年03月22日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:台湾の元慰安婦3人、日本窓口機関前で抗議行動」
 毎日新聞2007年03月22日朝刊2面13版「従軍慰安婦:在韓日本大使館前で抗議」

【2007/03/23(金)記載】
 毎日新聞2007年03月22日夕刊6面2版「早い話が:ホット・ボタンが=金子秀敏」
 本音が出たのでしょう。
 昔と違って、インターネットの時代は「内向け(国内向け)と、外向け(国外向け)とを分けて話す」というダブルスタンダード的な離れ業はできないのでは・・・

【2007/03/24(土)記載】
 毎日新聞2007年03月24日朝刊6面12版「独仏共通歴史教科書:現場で始動 負の歴史に目を背けず」

 2007/03/27 傍聴・長崎/長崎地裁 「[AML 12802] 【長崎】中国人強制連行裁判地裁判決の傍聴を!」

 2007/03/24 レク・大阪/天王寺 「[AML 12575] ≪告知≫ 3 月 24 日 第2回 <大阪の百済を訪ねる自転車巡り>を開催します。」
 2007/03/25 上映・大阪/天王寺 「[AML 12575] ≪告知≫ 3 月 24 日 第2回 <大阪の百済を訪ねる自転車巡り>を開催します。」

【2007/03/26(月)記載】

 「[AML 12846] 「安倍晋三の二枚舌」は四面楚歌」

【2007/03/27(火)記載】
 毎日新聞2007年03月27日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:下村官房副長官「軍、直接関与せず」」

 2007/03/27 傍聴・長崎/長崎地裁 「[AML 12802] 【長崎】中国人強制連行裁判地裁判決の傍聴を!」

【2007/03/29(木)記載】
 毎日新聞2007年03月29日朝刊5面13版「従軍慰安婦問題:官邸に乱れ、批判やまず 首相訪米の際、難題にも」

 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年03月29日朝刊6面11版「世界の目:慰安婦問題に正義を=エレン・グッドマン(米ワシントン・ポスト・コラムニスト)」
 『…(省略)…彼らは「安倍首相は結局、元慰安婦らがうそをついているといっている」と指摘する。…(省略)…

【2007/03/30(金)記載】
 毎日新聞2007年03月29日夕刊2面2版「早い話が:独りよがりのたたり=金子秀敏」

 毎日新聞2007年03月30日朝刊28面13版「残留孤児訴訟:国の自立支援に義務違反なし 名古屋地裁」

【2007/04/01(日)記載】
 毎日新聞2007年04月01日朝刊2面13版「時代の風:私の逢った慰安婦たち 決して忘れず、人間思う=瀬戸内寂聴・作家」

 毎日新聞2007年04月01日朝刊2面13版「日韓外相会談:歴史認識、溝広がる 韓国、慰安婦問題で遺憾を表明」
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…(省略)…
 宋外相はまた、靖国神社への戦犯合祀(ごうし)で旧厚生省が関与したとの資料が公開されたことへの日本政府の対応を要求。さらに、竹島(韓国名・独島)の日本領有権を主張した高校教科書が検定を通過したことに改めて抗議した。麻生外相は「政府は直接関与しない」と説明した。
…(省略)…
 今回の会談は、歴史問題で盧武鉉(ノムヒョン)大統領の訪日にメドが立たない中、「外相だけでも関係改善を」(日本外務省筋)との狙いから、韓国のリゾート地・済州島での「ノーネクタイ対話」とし、友好ムード演出に努めた。
 だが、会談直前に日本側から、慰安婦・靖国・教科書の「歴史3点セット」すべてで韓国側を刺激する動きが表面化。大統領の年内訪日はさらに不透明になり、この日の外相会談でもほとんど議題にならなかった。
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 『麻生外相は「政府は直接関与しない」と説明した。』などと言っているが・・・
 直近で言えば、
 毎日新聞2007年03月31日朝刊1面13版「教科書検定:沖縄集団自決、歴史教科書から「軍の強制」記述削除 初の検定意見」
 は、どうした?

【2007/04/02(月)記載】
 「[AML 13045] 安倍首相の「大きな失敗」」

【2007/04/03(火)記載】
 毎日新聞2007年04月02日夕刊2面2版「韓流ざんまい:進化する歴史教科書論争=堀山明子」
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…(省略)…
 日本側のまとめ役を務めた君島和彦・東京学芸大教授は「一国主義的な日本史の見方が東アジアに視野を広げ、豊かになった」。韓国側の鄭在貞(チョンジェジョン)ソウル市立大教授は「韓国教科書の中の国家主義的要素を自己批判し、実証的に研究する目が育った」と、共に内なる変化を強調した。
 歴史認識の共有というと日本では、韓国の「正しい歴史認識」に一方的に歩み寄るという印象で語られがちだが、お互いに変化しているのだ。
…(省略)…
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 「君島和彦・東京学芸大教授」とは、これはまた懐かしい名前だ!
 今は「アーカイブ」として保存しているだけで、更新はしていませんが「 埼玉県立所沢高等学校:卒業記念祭・入学を祝う会をめぐって 」で、ご一緒した仲です。
 「 梨の木舎 」の社長(編集長?)さんに君島さんのことを伺っていましたので、専門分野(追記、日本近代史が専門)は韓国関係かなとは思いましたが、当時は、あまり韓国関係のことは話題にならなかったように・・・
 まぁ、当時は、それどころではなかった、ということでもありますが・・・
 ぁ、チラっと、韓国旅行の話題があったようにも・・・
 「梨の木舎」のページを詳しくは読んでいないのですが、「旅行ガイドにないアジアを歩く」に「韓国 改訂版」(君島和彦・坂井俊樹・鄭在貞 著)がありますね。
 毎日新聞2007年04月03日朝刊5面13版「価値観外交を推進する議員連盟:「安倍外交」議連を結成 新YKKけん制か」

 「[AML 13062] 「青年法律家」433号」

【2007/04/04(水)記載】
 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年04月03日夕刊4面2版「時を読む:田中均 三極会議で見た世界との落差」
 『内向きに転じる日本
 『国際関係の再考今こそ

【2007/04/05(木)記載】
 毎日新聞2007年04月04日夕刊6面3版「従軍慰安婦問題:首相「心から同情」 河野談話踏襲、米大統領に説明」

 毎日新聞2007年04月05日朝刊28面13版「教科書検定:岩波書店と大江健三郎氏らが抗議文」
 「[AML 13122] 岩波・大江さんが抗議声明」 沖縄「集団自決」に関わる06年度教科書検定に抗議する

 毎日新聞2007年04月05日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:首相、批判の鎮静図る 日米首脳電話協議、訪米前に弁明」

 毎日新聞2007年04月05日朝刊2面13版「韓国:金大中事件処理で韓国反発、76年外相会談で不問に−−外交文書を公開」

【2007/04/06(金)記載】
 毎日新聞2007年04月05日夕刊2面3版「早い話が:価値観外交の矛先=金子秀敏」

 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年04月05日夕刊6面3版「日韓歴史共通教材:初の通史完成 両国の研究者や教員らが10年かけ編集、同時刊行」
 失礼しました、
 『そうした問題意識から生まれた本書の特徴を日本側編集委員の一人、君島和彦・東京学芸大教授(日本近代史)の解説で読み解くと−−。
 「 君島和彦・東京学芸大教授(日本近代史) 」と「日本近代史」が専門と・・・
 それというのも「 梨の木舎 」発行の「旅行ガイドにないアジアを歩く」に「韓国 改訂版」(君島和彦・坂井俊樹・鄭在貞 著)が頭にあったもので・・・(と、理屈をつける)

 毎日新聞2007年04月06日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:「慰安婦決議は来月」−−米下院委員長意向」

【2007/04/07(土)記載】
 毎日新聞2007年04月07日朝刊2面13版「安倍首相:中国メディアに関係改善を強調」
 毎日新聞2007年04月07日朝刊2面13版「中国:温氏訪問に合わせ、日本の報道を奨励−−中国共産党」

【2007/04/08(日)記載】
 毎日新聞2007年04月07日夕刊6面3版「米国:奴隷制、相次ぐ「遺憾」 3州議会で決議可決」

【2007/04/10(火)記載】
 ↓ お勧めします!
 毎日新聞2007年04月09日夕刊7面2版「軍隊学習のススメ=高田里恵子(たかだ・りえこ)桃山学院大学教授」

 毎日新聞2007年04月10日朝刊4面11版「記者の目:東京大空襲「心の声」も傾聴しよう=森禎行(社会部)」

【2007/04/11(水)記載】
 毎日新聞2007年04月11日朝刊2面13版「日韓正常化交渉:議事録、第4次分を初開示−−外務省」

 2007/04/16まで 講座申込・東京/博物館現地集合・現地解散 「[AML 13261] 2007 年度 和光大学オープン・カレッジ(市民講座)のお知らせ」

【2007/04/13(金)記載】
 毎日新聞2007年04月12日夕刊1面3版「温・中国首相:国会で初演説 歴史認識、姿勢を評価−−靖国参拝にはクギ」
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 中国の温家宝首相は12日午前、中国首相として初めて衆院本会議場で演説した。歴史認識問題について「日本政府と指導者が侵略を公に認め、深い反省とおわびを表明したことを積極的に評価する」と、これまでの日本の姿勢を評価した。一方で「日本側が態度の表明と約束を実際の行動で示すことを心から希望する」とも述べ、直接の言及は避けながら日本の首相が靖国神社を参拝することのないよう求めた。(8面に演説要旨)
…(省略)…
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 毎日新聞2007年04月12日夕刊8面3版「温・中国首相:国会演説要旨」

 毎日新聞2007年04月12日夕刊8面3版「温・中国首相:国会演説 政府・与党は前向きに評価」

 「[AML 13319] Fwd: [TUP-Bulletin] 速報662号テッサ・モーリス・スズキ――従軍慰安婦、安倍の詭弁 070411」

【2007/04/14(土)記載】
 毎日新聞2007年04月14日朝刊24面13版「中国残留孤児訴訟:東海の原告ら166人が控訴」

 「[AML 13345] 慰安所開設 「軍が指示」 東京新聞 (2007.4.12)」

【2007/04/16(月)記載】
 毎日新聞2007年04月16日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:韓国大統領、対応を改めて批判 日本に強く失望」

 毎日新聞2007年04月16日朝刊7面13版「韓国:朝鮮通信使400周年式典」

 毎日新聞2007年04月16日朝刊7面13版「東論西談:日中の「互恵関係」 「氷解」静かに、着実に」

 2007/04/17 集会・東京/有楽町電気ビル 「[AML 13310] 【転送】外国特派員協会での記者会見のお知らせ」

【2007/04/19(木)記載】
 毎日新聞2007年04月19日朝刊2面13版「安倍首相:米国訪問を前に駐日大使と会談」
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 安倍晋三首相は26日からの米国訪問を前に18日、シーファー駐日米大使と首相官邸で会談した。大使は会談後、米下院に提出されているいわゆる従軍慰安婦問題に関する謝罪要求決議案について、記者団に「そんなに大きな影響はない」と述べ、首脳間の懸案事項にはならないとの見通しを示した。
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【2007/04/20(金)記載】
 毎日新聞2007年04月20日朝刊2面13版「従軍慰安婦問題:河野談話見直し、議連が訪米延期」

 2007/04/16まで 講座申込・東京 「[AML 13261] 2007 年度 和光大学オープン・カレッジ(市民講座)のお知らせ」

【2007/04/21(土)記載】
 毎日新聞2007年04月21日朝刊5面13版「教育関連3法:実質審議始まる 安倍首相と民主・菅氏、補選にらみ「場外乱闘」」
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 教育関連3法案の実質審議がスタートした20日の衆院教育再生特別委員会の基本的質疑は、22日の参院福島・沖縄補選をにらんだ激しい応酬となった。安倍晋三首相は新たに「愛国心」を規定した改正教育基本法を踏まえ「『美しい国』の根本、基本は教育だ」と保守色を前面に出した教育論を展開。一方、民主党の菅直人代表代行は、沖縄戦に関する教科書検定を引き合いに首相の歴史認識を「ダブルトーク(でたらめ話)」と批判し、「場外乱闘」気味の幕開けだった。
 ◇安倍首相「沖縄戦、何の関係もない」/民主・菅氏「議論の封殺はおかしい」
…(省略)…
 ただ足元は穏やかではない。この問題で自民党内の急先鋒(せんぽう)、中山成彬氏は菅氏に先立つ質疑で「強制連行の事実はなかった。日本人は気概を持たないといけない」と教科書を批判し、答弁者に首相を避けて伊吹文明文科相を指名した。訪米前に持論を封じた首相と、「応援団」の党内保守派にはきしみが目立つ。
…(省略)…
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 2007/04/21深夜 TV放送 「[AML 13445] 「メモリーズ・オブ・セレベス〜洋画家・庄司栄吉の太平洋戦争」」
 VHSビデオ 「[AML 13250] メモリーズ・オブ・セレベス〜洋画家・庄司栄吉の太平洋戦争」
 2007/04/20まで 上映・福岡/福岡市KBCシネマ 「[AML 13350] 「三池」上映延長」

【2007/04/22(日)記載】
 毎日新聞2007年04月22日朝刊10面11版「今週の本棚:山内昌之・評 『外交激変…』=五百旗頭真・伊藤元重・薬師寺克行、編」

 毎日新聞2007年04月21日夕刊1面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相、「責任」に言及 訪米前、沈静化図る−−米メディアに」
 毎日新聞2007年04月21日夕刊2面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相の発言要旨」
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 米メディアに対する安倍晋三首相の発言の要旨は次の通り。
 ◆従軍慰安婦問題◆
 慰安婦の方々に人間として心から同情する。そういう状況に置かれたことに、日本の首相として大変申し訳なく思う。(軍による狭義の強制性はないとした過去の発言は)私が初めて述べたのでなく、今までの政府見解だ。ここで事実関係を述べることにあまり意味がない。彼女たちが慰安婦として存在しなければならなかった状況に、我々は責任がある。非常に苦しい思いをしたことに責任を感じている。河野洋平官房長官談話を私の内閣は継承している。
 ◆拉致、北朝鮮核開発問題◆
 拉致問題が解決しなければ、日朝国交正常化はなく、北朝鮮は未来をつくることができない。訪米の際、今後の北朝鮮政策について(ブッシュ大統領と)突っ込んだ話をしたい。
 ◆憲法、日米同盟◆
 時代に合わない条項があり、プライバシーや環境といった盛り込まないといけない新しい価値観もある。21世紀にふさわしい自分たちの国のかたちを物語る憲法を自身の手で書くことが大事だ。その精神が大事だ。日米同盟をより強化する必要がある。そのため、法的整備をしなければならない。憲法との関係でも、いわゆる集団的自衛権行使の研究をしなければならない。
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 『(軍による狭義の強制性はないとした過去の発言は)私が初めて述べたのでなく、今までの政府見解だ。ここで事実関係を述べることにあまり意味がない。
 ふ〜ん、「今までの政府見解」をなぞっているだけなのね・・・
 だから、「過去の自分(安倍晋三首相)の言動に対する反省の弁」はない・・・と

【2007/04/23(月)記載】
 2007/05/10 集会・東京/池袋・東京芸術劇場 「[AML 13493] 集会案内:今こそ日本軍"慰安婦"被害者に謝罪と補償を」

【2007/04/24(火)記載】
 入れる場所が違うかも・・・
 毎日新聞2007年04月23日夕刊7面2版「中島岳志的 アジア対談:保守とは何かを考える/西部邁(にしべ・すすむ)さん」
 毎日新聞2007年04月23日夕刊8面2版「安倍首相よ、本音を読み取れ 加藤紘一・自民党元幹事長が語る外交」

【2007/04/25(水)記載】
 毎日新聞2007年04月25日朝刊2面13版「事前点検・首相初訪米:/上 慰安婦問題、消えぬ火だね」
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…(省略)…
 3月9日、首相執務室に首相、麻生太郎外相、塩崎長官らが集まり、ようやく「沈静化を最優先する」ことで政権の意思統一が図られ、2日後、首相はNHKの番組で「慰安婦の方々に心からおわびを申し上げている」と軌道修正した。
…(省略)…
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 毎日新聞2007年04月25日朝刊2面13版「慰安婦問題で抗議デモ計画 米国の市民団体」【ワシントン時事】

 「[AML 13526] 戦後責任dotcom復旧のお知らせと、ご協力のお願い」

【2007/04/26(木)記載】
 毎日新聞2007年04月25日夕刊2面3版「米国でわき起こった従軍慰安婦問題 安倍首相、どう答える?」

 毎日新聞2007年04月26日朝刊28面13版「中国残留孤児訴訟:広島訴訟も請求棄却 「国に義務違反ない」−−地裁判決」

 「[AML 13539] 南京事件70周年国際シンポジウム・各国シンポジウムの日程表」
 「南京事件70周年国際シンポジウムのページ」

【2007/04/27(金)記載】
 入れるところに迷ったが・・・
 毎日新聞2007年04月26日夕刊1面3版「知りたい:29日、初の「昭和の日」 懐古と懐疑と 各地で催し/若者は「?」」

 毎日新聞2007年04月26日夕刊2面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相の謝罪、米側は評価」

 毎日新聞2007年04月27日朝刊5面13版「日韓歴史共同研究:両政府、第2期メンバーを発表」
 申し訳ないですが、見やすいようにと、改行しました
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 日韓両政府は両国の有識者による「第2期日韓歴史共同研究」のメンバーを発表。
座長は日本側が鳥海靖東大名誉教授、
韓国側は趙〓(チョグァン)高麗大人文大学長。
27日にソウルで初の座長会合を開き、今後の議題などを協議する。
座長以外は以下の通り。
 <古代史> 坂上康俊九州大大学院教授、
       濱田耕策九州大大学院教授、
       森公章東洋大教授、
       金瑛河(キム・ヨンハ)成均館大教授、
       金泰植(キム・テシク)弘益大教授、
       趙法鐘(チョ・ポプジョン)又石大教授
 <中近世史>桑野栄治久留米大准教授、
       佐伯弘次九州大大学院教授、
       須川英徳横浜国立大教授、
       李啓煌(イ・ゲファン)仁荷大教授、
       孫承〓(ソン・スンチョル)江原大教授、
       韓明基(ハン・ミョンギ)明知大助教授
 <近現代史>有馬学九州大大学院教授、
       石川亮太佐賀大准教授、
       大西裕神戸大大学院教授、
       原田環県立広島大教授、
       柳承烈(ユ・スンヨル)江原大副教授、
       李碩祐(イ・ソクウ)仁荷大助教授、
       朱鎮五(チュ・ジンオ)祥明大教授、
       河棕文(ハ・ジョンムン)韓神大副教授
 <教科書> 木村幹神戸大教授、
       重村智計早稲田大教授、
       永島広紀佐賀大准教授、
       古田博司筑波大大学院教授、
       山内昌之東京大大学院教授、
       山室建徳帝京大講師、
       金度亨(キム・ドヒョン)延世大教授、
       辛珠栢(シン・ジュベク)ソウル大社会発展研究所責任研究員、
       李讃煕(イ・チャンヒ)韓国教育開発院先任研究委員、
       鄭在貞(チョン・ジェジョン)ソウル市立大教授、
       玄明〓(ヒョン・ミョンチョル)慶北高校教員
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 毎日新聞2007年04月27日朝刊2面13版「香港:第二次大戦被害、日本に賠償要求−−動議を可決」

 2007/04/27 傍聴・東京/最高裁 中国人強制連行・広島訴訟 「[AML 13535] 「慰安婦」最高裁判決傍聴に起こしください。」
 2007/04/27 傍聴・東京/最高裁 中国人「慰安婦」事件 「[AML 13535] 「慰安婦」最高裁判決傍聴に起こしください。」

【2007/04/28(土)記載】
 毎日新聞2007年04月28日朝刊3面13版「日韓歴史共同研究委:全体会合は6月に開催」

 毎日新聞2007年04月28日朝刊5面13版「社説:強制連行判決 加害企業は免責されていない」
 毎日新聞2007年04月27日夕刊1面3版「中国人強制連行訴訟:原告敗訴、中国国民の請求権認めず−−最高裁が初判断」
 毎日新聞2007年04月27日夕刊15面3版「中国人強制連行訴訟:原告敗訴(その1) 閉じた司法救済の扉 原告、抗議の右拳」
 毎日新聞2007年04月27日夕刊15面3版「中国人強制連行訴訟:原告敗訴(その2止) 「請求権消滅」前面に 最後の「壁」厚く」
 毎日新聞2007年04月27日夕刊14面3版「中国人強制連行訴訟:原告敗訴 最高裁判決要旨」

 毎日新聞2007年04月27日夕刊1面3版「従軍慰安婦問題:安倍首相、同情とおわび表明 米議会指導部に自ら」
 毎日新聞2007年04月27日夕刊12面3版「従軍慰安婦問題:「安部首相は謝罪を」元慰安婦らデモ−−ホワイトハウス前」

 毎日新聞2007年04月28日朝刊28面13版「戦後補償訴訟:中国人原告ら四つの裁判敗訴」

【2007/04/29(日)記載】
 毎日新聞2007年04月29日朝刊1面13版「余録:戦争、敗戦、勝利、占領、占領地行政…」
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…(省略)…
▲これも後知恵で先輩新聞人をおとしめようというのではない。私たちは本当に世界の現実を正しく、十分に伝えているか。どこかでまた夜郎自大に陥ってはいないか。「昭和の日」の自戒である。
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 毎日新聞2007年04月28日東京朝刊「中国:南京で唯一、身分を公表の元慰安婦が死亡」

 毎日新聞2007年04月29日朝刊1面13版「中国残留孤児:国庫負担で年金満額支給 生活保護世帯対象に特別給付金も−−政府方針」
 毎日新聞2007年04月29日朝刊2面13版「中国残留孤児支援策:「謝罪」など、なお隔たり 訴訟早期解決は流動的」
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…(省略)…
 政府は今回、年金保険料の全額負担を打ち出し、生活保護を受給する孤児は特別給付金とあわせ月額約10万円を受け取れるほか、医療扶助や住宅扶助も受けられるとした。孤児たちは北朝鮮拉致被害者への給付金を基準に月額17万円(1人の場合)を最低ラインとする給付金を要望しており、それに近づける額が設定されたとみられるが、なお開きがある。
…(省略)…
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 ■中国残留孤児支援策−−要旨
 中国残留邦人の新たな支援策の要旨は次の通り。
 ◆1 基本的な考え方
(1)特別な事情に最大限配慮
(2)現行の社会保障体系との整合性を図る
(3)裁判との同時決着を目指す
 ◆2 配慮すべき要素
(1)6割が生活保護を受給し、4割が未受給であるという実態
(2)最大の不安は「老後の生活」であること
(3)北朝鮮拉致被害者への対応との均衡
 ◆3 内容
(1)中国残留邦人生活基盤安定化対策(仮称)として、パッケージで打ち出す
(2)老齢基礎年金の満額支給(免除期間の保険料を国が負担し、追納)
(3)生活保護制度とは別途の「中国残留邦人特別給付金制度(仮称)」を中国帰国者等支援法に位置づける(給付の内容、水準等は生活保護の例による)
(4)日本語習得支援、就労援助、住宅対策など、受け入れ施策の推進
(5)国民の理解を深める啓発
 ◆4 必要な措置(略)
 ◆5 今後の進め方
 有識者会議開催など
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 毎日新聞2007年04月29日朝刊2面13版「中国人強制連行訴訟:「最高裁の解釈は無効」 中国政府、強く反発」

【2007/04/30(月)記載】
 「[AML 13585] 日本の知識層はマクドゥーガル報告の意味を理解していない。」