春休みになって自由になった子どもたち、朝早くから駄菓子屋にやってきます。最近は地元の小学校だけでなくかなり遠くの小学生も来るようになりました。くじ引きのスーパーボールなどがあっという間に無くなってしまいました。何人かは30円の「ろう石」を買って店頭でいたずら書き。いたずらといってもかわいい野菜の絵を描いてくれました。食堂のほうにも連日子ども食堂のお客さんが詰めかけていて満席で一般のお客様があふれることも・・・・。混雑でご迷惑をおかけしてしている春休みとなっています。お客様は子どもたちを温かく見守ってくださいます。
春休みの子ども食堂の風景です。小学生が3人で食事をしていたところに中学生がさらに3人。大きなテーブルを子どもたちが占めました。台車に本をたくさん乗せて「いねさんこれお願い」とやってきた小学生男子。海外に移住するので本の整理をしたのです。持ってきた児童書は質の高いものばかり。店の本棚に入るだけ収めて残りは店頭でお客様に差し上げて喜ばれました。
しらべの自然農園さんの「のらぼう菜」はお浸しに。彩に人参をゆでて。油揚げは油抜きをして短冊切りに。舞茸もさっとゆでて混ぜます。味付けは醤油だけでシンプルです。ほうれん草でも小松菜でもない独特の味が楽しめる一品です。
みさと屋のこだわりの高野豆腐で作った煮物です。原材料が国産大豆とにがりだけというシンプルな製品です。そのかわりに高価です。6枚入りで599円。里芋も椎茸も高価なものを使って煮物にしています。湯で戻した高野豆腐と野菜を鰹ダシ汁で煮て、醤油・みりん各1、ダシ8の割合で。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
久しぶりに測定依頼があり、調布市のカニ山のドングリを測定しました。セシウム137を、1.34ベクレル検出しました。ここのドングリは経年変化を見るために毎年のように測定を続けてきました。始めた10年前は、半減期約4年のセシウム134も検出して、合計で9ベクレルほどの数値でした。減ってきたという印象ですが、半減期約30年のセシウム137はまだしつこく汚染を続けています。通常は食べないドングリですが、注意喚起をしています。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄