同じ町内で野菜を生産している、しらべの自然農園さんが復活させた東京の伝統野菜「のらぼう菜」。江戸東京野菜のひとつに数えられています。独特の苦味があって、小松菜でもほうれん草でもない味で、くせになる味です。野菜食堂ではまずは煮浸しでお出ししました。お浸しにしたのらぼう菜と、彩りに人参、きのこなどもゆでて、鰹ダシ汁4、みりん、醤油各1で煮たてたつゆに漬け込み、おろし生姜を少し加えます。
「いねさん塩!」という声がかかり、いね子さんがポテチに塩をふります。夜の9時すぎにいつも見られる光景です。120円のだがしや券3枚をまとめてポテチとサイダ一本、いねさんはコップにサイダーを分けてあげます。レジカウンターにポテチを広げて食べていきます。これは練習帰りのサッカー少年たち。ふつうのポテチの味では塩分が足りないのでしょう。子どもたちはだがしや券の使い方を考えています。ママが喜ぶからと兄弟の2枚で野菜を買う子もいます。
のらぼう菜は天ぷらにしてもおいしいです。葉を1枚ずつ揚げるのもいいですが、ざくざくと切ったものに人参などの彩を加えて、かき揚げにするのが当店風です。このほうがたくさん食べることができるのです。
野菜の組み合わせが人参とごぼうという冬バージョンです。いんげんがない時はごぼうに代ります。よつ葉チーズが入るのはいつも同じですが、野菜の違いを楽しんでいただけます。肉は必ず安全で美味しい丹沢抗原豚のバラ肉を使います。
たっぷりのごぼうと人参、きのこを丹沢高原豚と煮込んだ具を有精卵で卵とじにした一品です。野菜がたくさん食べられるランチの主菜です。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
久しぶりに測定依頼があり、調布市のカニ山のドングリを測定しました。セシウム137を、1.34ベクレル検出しました。ここのドングリは経年変化を見るために毎年のように測定を続けてきました。始めた10年前は、半減期約4年のセシウム134も検出して、合計で9ベクレルほどの数値でした。減ってきたという印象ですが、半減期約30年のセシウム137はまだしつこく汚染を続けています。通常は食べないドングリですが、注意喚起をしています。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄