サッカー少年たちが、練習を終えて駄菓子屋に寄っていくのが9時。私たちはまだ仕込みをしています。ひとりずつお菓子を買って一息入れていくことが多かったのですが、3人分のだがしや券を足してポテチとサイダー1本と交換、おばちゃはやさしいのでコップ3個出してサイダーを分けてあげます。これで疲れた中学生たちが癒されています。みんなだがしや券120円の使い方を工夫するようになりました。工夫といえば、テイクアウトのコロッケをだがしや券で買い食い。これが中学生たちから小学生に伝わってしまいました。厨房はコロッケを揚げるのでたいへんです。小学生たちは「持って帰る」というので、おばちゃんは天ぷら紙で包んで渡してあげますが、結局はみんな店で食べてしまいます。
店でかけているジャズのレコードを聞いたご近所の自然農園の方が、ある曲を聞いて「これはラヴェルの曲ではないか」といいました。フランスのクラシック曲だというのです。ジャズに編曲してあるのによくわかったものだと感心しました。原曲が聞けるYouTubeを送ってくださったので聞き比べてみました。「なき王女のためのパヴァーヌ」。ラヴェルの曲は「ボレロ」くらいしか知らなかったのですが、またひとつ名曲を知ることができました。
写真だとなんだかわからない料理に見えますが、この赤い大根を生で食べてみたいと工夫してみたお惣菜です。薄くスライスした赤大根に塩をふって水気が出たらよくしぼってツナ缶にマヨネーズを混ぜて和えます。この大根は「紅くるり大根」という名前で、香川県のさぬき有機生産組合が出荷している野菜。ぬか漬けにしてもたいへん美味しいです。ぬかが真っ赤に染まります。ランチの漬物の皿で見かけたら、ぜひ残さずに食べてみてください。独特の甘みがあります。
寒い時期においしくなる葉物はたくさんありますが、みず菜も同様です。しかも価格安定。高騰したりしません。生でサラダにしても、鍋の具にしても美味しく食べられます。戻した春雨と赤玉ねぎのスライスとみず菜を混ぜて、ぽん酢と胡麻油であえると美味しいサラダ風和え物になります。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
久しぶりに測定依頼があり、調布市のカニ山のドングリを測定しました。セシウム137を、1.34ベクレル検出しました。ここのドングリは経年変化を見るために毎年のように測定を続けてきました。始めた10年前は、半減期約4年のセシウム134も検出して、合計で9ベクレルほどの数値でした。減ってきたという印象ですが、半減期約30年のセシウム137はまだしつこく汚染を続けています。通常は食べないドングリですが、注意喚起をしています。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄