昨年の忘年会に続いて様々な国からの留学生がいる地元大学のゼミのパーティーが開かれました。今回はインドからの留学生の帰国送別会。ヒンドゥーあり、イスラムありの食物禁忌のリスト提出でのパーティーは2回目、同じ料理を材料を変えて2種類作るという飲食店にとっての「離れ業」を繰り出して、今回も喜んでいただきました。これが当店の「特徴」となり得ますね(笑)。他店ではできないです。
中学生が始めただがしや券に10円を足しての揚げたてコロッケの立ち食いが小学生にも広がりつつあります。公園に持っていって食べるというので、皿にはまのせずに天ぷら紙に包んで渡しました。
当店の地味ではありますが、長年の人気メニューです。府中の元気屋さんの国産大豆100%のおからをよく炒ってから、昆布ダシで人参とごぼう、しめじなどのきのこを細かく刻んだものを煮ながら、みりんと醤油で薄味に。煮汁の水分を調整しながら煮詰めたら、長ネギのみじん切りを混ぜてぜて、円盤形のコロッケに整形します。じゃがいもと違っておからの具の水分を調整しないとコロッケに整形できません。ここが当店の長年の「技」というべき領域です。写真の「コロッケ盛り合わせ」の丸いほうがおからコロッケです。
寒い日に大人気のとろみをつけた煮物。里芋は機械や薬品で皮をむいて真空パックされたものがたくさん売られていて、ほとんどの飲食店ではそのような物を使うようです。当店では生の有機里芋を洗って手むきすることかやっています。当たり前ですが、これが美味しい里芋の煮物には不可欠な努力です。丹沢高原豚のひき肉を生姜を加えて炒めたら水を入れて、大根と里芋、きくらげを加えて煮込み、醤油とみりんで味を整えます。お客様に出す時にやひとり分ずつ水溶き片栗粉でとろみをつけます。
たっぷりの人参の千切りにほぐしたツナと玉ねぎのスライスを混ぜて、マヨネーズで和えた簡単サラダです。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
久しぶりに測定依頼があり、調布市のカニ山のドングリを測定しました。セシウム137を、1.34ベクレル検出しました。ここのドングリは経年変化を見るために毎年のように測定を続けてきました。始めた10年前は、半減期約4年のセシウム134も検出して、合計で9ベクレルほどの数値でした。減ってきたという印象ですが、半減期約30年のセシウム137はまだしつこく汚染を続けています。通常は食べないドングリですが、注意喚起をしています。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄