昨年のご愛顧に感謝いたします。本年もよろしくお願いします。正月の3日に懐かしい友人をたずねて松本へいきました。ちょうど月に一度の駅前スタンディングの日、そこには昔から大変お世話になった元京大原子炉研の小出先生が・・・。「原発即刻全廃」「戦争一切禁止」の自作プラカードを持って立っておられました。パレスチナ旗を掲げている方もいたのでしばらくご一緒しました。
約39年前のみさと屋の同窓会のようでした。長野県松本市に開店した元スタッフの店「カフェれら」。お互いに70才近くなっても交流があり、励まし合えるのはいいですね。とても古い店になったな、という実感があります。今年も最後まで走り切れるでしょうか・・・。
松本を訪ねたもうひとつの目的は、約38年前に当店で働いてくれていた人が開いた北海道風のスープカレーの店の訪問でした。たくさんの野菜と牡蠣が入っている豪華なカレーで、たいへん美味しい料理をいただきました。写真はこの店が国立にあった頃に、スープのベースをもらって当店でまねて作ったときの北海道カレーです。薬膳豆カレーもいただきましたが濃厚でおいしかったです。松本市に行かれる方がいたら、ぜひご紹介します。
新春らしい野菜の菜花が出荷されています。お正月らしいお惣菜にもなります。菜花をお浸しに、彩りに人参、しめじなどもゆでておきます。マヨネーズに味噌と醤油少々を混ぜて和えます。こってりとした和え物ですが、菜花の少し苦い味が引き立ちます。
なぜか子ども食堂で小学生たちに大人気の当店の糠漬け。大人のお客様の中には手を付けない方、見向きもしない学生がいる中で、ほんとうに不思議な現象です。正月休みをいただいている間も手入れを忘れていません。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
久しぶりに測定依頼があり、調布市のカニ山のドングリを測定しました。セシウム137を、1.34ベクレル検出しました。ここのドングリは経年変化を見るために毎年のように測定を続けてきました。始めた10年前は、半減期約4年のセシウム134も検出して、合計で9ベクレルほどの数値でした。減ってきたという印象ですが、半減期約30年のセシウム137はまだしつこく汚染を続けています。通常は食べないドングリですが、注意喚起をしています。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄