<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2025/1/27 no.4---

バックナンバー

■キャベツ無く、ついに付け合わせ野菜が「千切り白菜」に・・

 一般市場ではたいへんな高値となっているキャベツ。こんな時に「私たちのいつもの価格のキャベツ」があればカッコいいのですが、こちらも入荷がありません。夏から秋にかけて暑すぎたので作付けがうまくできなかったのです。野菜食堂ではついに付け合わせ野菜として「千切り白菜」が登場しました。煮ても炒めても美味しい白菜ですが、生でサラダもなかなかいけます。

八百屋オヤジの ひとりごと

 金曜日の閉店後にジャズのレコードを聴こうという時にたまたま子ども食堂のご飯を食べていた小学生男子。大きな音が辛いかなと心配したら「おじさんジャズ好きなの?」「ぼくも好き」というので、「レコードの音はいいだろう」と聞くと「知らない」というので円盤を見せたら、初めて見たようです。何でジャズを聴くのときいたら「アレクサ」だそう。それはもうこちらが理解不能です。店に置いてあるブルージャイアントというジャズがテーマのマンガを真剣に読んでいるのでジャズに興味があるのは本当のようです。写真は幼児向けの特別おにぎり弁当。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★切干大根の炒め物★

切干大根の炒め物

 

 ダシ汁で煮るのが美味しい切り干し大根ですが、炒め物にしても簡単で美味しいです。水で戻した切り干し大根に人参の千切り、玉ねぎのスライス、しめじなどを加えて胡麻油で炒めます。みりんと醤油で味を整えたら、最後に胡麻油で香りを加えます。煮物と違う味わいです。


★豚肉入り厚揚げと野菜のピリ辛味噌煮★

豚肉入り厚揚げと野菜のピリ辛味噌煮

 

 寒いので人気のランチメニュー、大鍋で作った味噌煮込みです。丹沢高原豚のコマ切れを鍋で炒めたら水を入れて、大根、人参、里芋、こんにゃくなどを煮込んでいきます。野菜に火が通ったら、油ぬきした厚揚げを短冊に切って加え、みりんと味噌、醤油少々で味を整えます。ピリ辛加減は豆板醤で調整します。お好みで。最後に長ネギを加えてひと煮たちしたら完成です。


★新年会のおつまみプレート★

新年会のおつまみプレート

 

 水曜日に野菜食堂をご利用いただいた新年会にお出ししたお通し代わりの盛り合わせプレート。じゃがいもを入れたオムレツと、おからサラダ、ほうれん草のナムル、れんこんの梅和えなどです。


■みさと屋・野菜食堂

bento

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

bento

 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 久しぶりに測定依頼があり、調布市のカニ山のドングリを測定しました。セシウム137を、1.34ベクレル検出しました。ここのドングリは経年変化を見るために毎年のように測定を続けてきました。始めた10年前は、半減期約4年のセシウム134も検出して、合計で9ベクレルほどの数値でした。減ってきたという印象ですが、半減期約30年のセシウム137はまだしつこく汚染を続けています。通常は食べないドングリですが、注意喚起をしています。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

takagi

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄