<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2024/9/9 no.34---

バックナンバー

■二学期が始まって、こどもたちは駄菓子屋に戻ってきました。


 夏休みの間はひとりで来る子が多かった駄菓子屋、学校が始まると集団でくるようになり、またにぎやかな日々が始まりました。ほぼ全員が当店自慢のちゅうちゅう(フルーツドリンク)を1本食べて暑さをしのいでいます。最近は親子で来るケースも多くなり、小さな子が駄菓子屋体験をするのを保護者が外で見守っている姿がたくさん見られました。夕方になると店の前は子どもたちや保護者さんたちの自転車でいっぱいになります。

八百屋オヤジの ひとりごと

 先週の駄菓子屋ではたいへんうれしい出来事。小学生男子が「ふくろをください」といつてきて、しばらくして風船の残骸をたくさん集めてきてくれました。風船に水を詰めてぶつけ合う遊びが男女を問わず小学生のトレンド。この暑さの中ではしかたありませんが、公園はゴミだらけ。それを見た少年が風船ゴミの回収で汗を流してくれたのです。駄菓子屋のおばちゃんは帰りの夜の10時近くに公園でゴミ拾いをするので、これはたいへん助かる出来事でした。土曜日に外国人のお客様。箸を使えるかどうか、Can you use chopsticks? と聞いたら、ナイスイングリッシュ、とほめていただきました。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★モロヘイヤ入り野菜のかき揚げ★

モロヘイヤ入り野菜のかき揚げ

 

 地元のしらべの自然農園さんが作ってくださった調布産モロヘイヤを天ぷらにしました。ザクザクと切ったモロヘイヤに、玉ねぎ、ごぼう、人参、舞茸なども加えて小麦粉をまぶしておいて、揚げる直前に揚げ衣をからめて高温の油で揚げていくます。


モロヘイヤ

 

 モロヘイヤのお惣菜はもうひとつ。春雨、キュウリの薄切り、赤玉ねぎのスライスに、お浸しにして粘りを出したモロヘイヤをまぜてポン酢で味付けした、ネバネバの夏向きスタミナ和え物になります。


★ニラ玉きくらげ炒め★

ニラ玉きくらげ炒め

 

 ニラがある時はたつぷりのキクラゲを加えたニラ玉。卵にみりんと塩を入れて薄く味付けしたスクランブルを作ります。湯で戻したキクラゲとニラを胡麻油で炒めて、塩・コショウで味付けをしたら卵を加えて炒め合わせます。最後にも胡麻油。


■みさと屋・野菜食堂

bento

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

bento

 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 原子力災害に備える「安定ヨウ素剤」の頒布会が開かれました。医師の説明をオンラインで聞いて、そのうえで申し込むとヨウ素剤の入手方法が示される方式です。医師の処方が必要な薬品なので、この方法となっています。ちょうふ測定室が参加するみんなのデータサイトがこの頒布会を開くのは2回めです。医師の説明会はユーチューブでも見れますので、ご希望の方にはアドレスをお伝えします。能登の震災では原発が止まっていたので助かりましたが、とても危険な状態でした。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

takagi

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄