野菜食堂
＜週刊みさと屋通信・生産者からの便り＞
---2024/4/15 no.15---
■慣れない制服姿を見せに来てくれる中学生がたくさんいました。
先週は新学期が始まってからの初の一週間、春休みが終わって子ども食堂と駄菓子屋の賑わいもひと区切りと思っていたら、たちいへんなことになりました。学校で顔を合わせた子どもたちが連れだってやってきます。毎日１００人に迫る人数になりました。そんな中でもうれしいのは、真新しい制服姿を見せに来てくれる中学生たちでした。
■今週ののらぼう菜
かき揚げの天ぷらにしたのらぼう。たいへん好評でした。楽しみにしてご来店の生産者のしらべの自然農園さんの分がなくなってしまった日も。ぜひご賞味ください。
八百屋オヤジの ひとりごと
当店は席数が少ない上に小さなお子様を連れた家族、子ども食堂に突然やってくる子どもたち、様々なしょうがいを持つお客様がいて、いつも配慮が必要です。お客様に着席をお願いするのはこれらを考慮してのことです。
◼︎野菜食堂のかんたんレシピ
★ブロッコリー入りポテトサラダ★
埼玉県の沃土会のブロッリーが美味しいのでポテトサラダにたっぷり加えています。このようなサラダは珍しいでしょう。市販のブロッコリーは高騰しているそうですが、ここではいつもの沃土会の値段です。テイクアウトの一品としても人気のサラダです。主菜の盛り合わせにも使います。
★キクラゲたっぷりそぼろ煮★
この間に値上さけた丹沢高原豚と国産キクラゲの組み合わせです。キクラゲは現在のものは熊本県産だと思いますが、６５８円になっています。それでもこの国産をたっぷり使い続けます。キクラゲはきのこの中でもカルシウムの含有量がナンバーワンで、しかもそのカルシウムの吸収を促進するビタミンＤを多く含んでいます。カルシウムのダブル効果が期待できる育ち盛りにも、骨粗鬆症対策にも必要な食材です。
★春雨とワカメのサラダ★
いまだに値上げされていない数少ない品の春雨とワカメ、こりれを使った中華風サラダです。塩水にさらしておいた玉ねぎのスライスと、人参の千切り、キュウリの薄切りを加えて、ポン酢と胡麻油で味を決めます。白炒り胡麻をたっぷりふります。
■みさと屋・野菜食堂
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
■野菜食堂のお弁当
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、７７０円。８６０円６７０円もあります。胚芽米(雑穀４種類入り)と玄米を選べます。
「藤川の放射能測定日記」
原子力災害に備える「安定ヨウ素剤」の頒布会が開かれました。医師の説明をオンラインで聞いて、そのうえで申し込むとヨウ素剤の入手方法が示される方式です。医師の処方が必要な薬品なので、この方法となっています。ちょうふ測定室が参加するみんなのデータサイトがこの頒布会を開くのは２回めです。医師の説明会はユーチューブでも見れますので、ご希望の方にはアドレスをお伝えします。能登の震災では原発が止まっていたので助かりましたが、とても危険な状態でした。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄