独特の苦味が美味しい菜花ですが、伊豆半島の畑からかなり花が咲いたものがとどいています。これはまさに春の感触です。野菜としてはつぼみが開く一歩手前くらいがいいのですが、これはこの時期の趣としていいものです。花ごとお浸しや和え物で食べてください。醤油に辛子を少し溶いた辛子和えがこの野菜の苦味を引き立たせてくれます。野菜食堂ではこってりとした和え物に。
駄菓子屋に見慣れないサッカーユニフォームの集団が登場。初めて見る赤です。今までも他のチームの子らが練習帰りに寄って一息入れていきますが、今回の初登場は杉森小だとか。ずいぶん遠くの小学校に情報が飛んだものです。店頭は女子たちのろう石絵でいっぱいです。
菜花の苦味を包み込むマヨネ―ズと味噌の味がとても好まれています。定食の小鉢ではあき足らずに一品注文される方も。棒状に切った人参、しめじ、細切りにした竹輪などもゆでて加えます。菜の花の季節のご馳走です。
千葉県の紅はるかがたくさん届いているので連日サラダにしています。玉ネギのスライスを水にさらしてから。拍子切りにしたさつまいもをゆでて、マヨネーズで和えます。黒炒り胡麻をふって彩のポイントにします。
寒い時期に最盛期となる蓮根の出荷。野菜食堂でも毎日のようにたくさん使います。色が変わらないように薄切にしたらすぐに酢水にさらしておきます。蓮根のビタミンCの損失を最低限に抑えるためにゆで時間は短く。薄切りのキュウリも加えて、赤梅酢と酢で和えて、今回は味のポイントとして赤紫蘇ふりかけのゆかりをまぶしました。
寒くなって霜に当たった小松菜が甘くておいしくなっています。単純なお浸しでも。他のゆで野菜も加えて、みりん、醤油各1、ダシ汁4の割合のつゆに漬け込んだ煮浸しもおいしいです。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
ハウスダストの測定、経年変化を見ていくことにこだわる方の依頼です。掃除機にたまったゴミの測定ですが、以前は30ベクレルくらいの福島事故由来のセシウムを検出していたのですが、今回は8ベクレル。それなりに低減していますが、半減期2年のセシウム134が消えて大きく減った数値で、これからは半源期30年と寿命が長いセシウム137が残ったので、これからはなかなか減りません。家庭のゴミもまだ汚染されています。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄