<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2024/1/15 no.2---

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■冬休みでご来店が多かった駄菓子屋、やっと商品補充できました。

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 年末は子どもたち主催の24人の忘年会が開かれたりしてたいへん繁忙だった駄菓子屋。商品がなくて淋しい年始でしたが、やっと商品を補充出来ました。そこに登場したのが「品出し少年」。誰かに頼まれたりしていないのにひとりで品出し、値付け、お菓子の陳列を始めたのでした。以前からスーパーボールの売り方を変更してくれたりしました。小学生の中からこのような子が出てくると駄菓子屋にとっては頼もしいことこの上なしです。

八百屋オヤジの ひとりごと

 子ども食堂に夕食を食べに来る中学生3人、3~4杯ずつご飯をおかわりする部活帰りの空腹生徒たち。彼らが来ると胚芽米が無くなり、本人たちもおかわり中止、他のお客様の分もないので「電話してから来てくれたら助かる」といったら、次回は礼儀正しく電話が入りました。あわてて「電話できなくても来ていいんだよ」と伝えました。来る時に電話があれば君たちが思い切りおかわりができるという意味だよと・・・。中学生たちは笑っていました。何回でもおかわりをしてお腹いっぱいにして欲しい子ども食堂です。この子たちはなぜか糠漬けが好きで、これも何度もおかわりします。味噌汁のおかわりも。

◼︎野菜食堂のかんたんレシピ

★すき昆布の煮物★

すき昆布の煮物

 

 ひじきがすき昆布、この海草の煮物を作る日常が戻ってきました。ひじきには大豆を、すき昆布にはサツマイモを入れるのが当店風です。みりんと醤油で煮るだけです。ランチセットの小鉢の一品となります。


★北海道の白皮かぼちゃ★

北海道の白皮かぼちゃ

 

 皮が薄いグレーという変わった品種のかぼちゃがと届いています。甘くて水分が少ないホクホク系です。毎日煮物や炒め物に利用します。実の色も薄めですね。味は上々です。


★野菜食堂のカレー作り★

野菜食堂のカレー作り

 

 大量の玉ねぎを炒める必要がある当店のカレー、店の日々の仕込みの中でできればラッキーで、しかたなく日曜日にやることになることも多いです。とにかく玉ねぎを刻んで炒める、これに大半の時間を割割きます。これが味の決め手になるので、しかたありません。これで時々ですが、お客様にレトルトで発売して欲しいといわれるカレーになります。でもレトルトでこの味は無理。

 

■みさと屋・野菜食堂

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みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

bento

 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 ハウスダストの測定、経年変化を見ていくことにこだわる方の依頼です。掃除機にたまったゴミの測定ですが、以前は30ベクレルくらいの福島事故由来のセシウムを検出していたのですが、今回は8ベクレル。それなりに低減していますが、半減期2年のセシウム134が消えて大きく減った数値で、これからは半源期30年と寿命が長いセシウム137が残ったので、これからはなかなか減りません。家庭のゴミもまだ汚染されています。

book
http://Minnanods.net

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

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 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄