駄菓子屋で顔なじみの小学生が3人で夕食、他のお客様がいなかったのでおばちゃんは大奮発して有精卵のオムレツを3回焼きました。満足した子供たちは1時間以上店にいて、ろう石で床にたくさんの「落書き」を残しました。「子どもは300円でごはん」「楽しいよみさとや」などとおばちゃんが喜びそうなことをたくさん書いていきました。卵2個のオムレツをたいらげて「とん汁みたい」といいながら味噌汁をおかわりしました。
千葉県産の新里芋が入荷しています。量り売りをしています。野菜食堂ではこれをひとつずつ手むきして煮物にします。たいへんな手間ですが、必ずフレッシュな芋をその場ですぐに調理します。こんなことをしている飲食店はほとんどないでしょう。市場に行くと薬品や機械で皮むきしたものが真空パックで山のように売られています。
1日に何度も駄菓子屋にやってくる子がいて、塾でのテストの結果とか、学校での出来事をおばちゃんに報告していきます。この子は駄菓子屋で水風船を大量に仕入れて公園でぶつけ合うという遊びを始めた武闘派でもあります。それが公園で本物のケンカに発展したために公園を見守る大人たちから水風船禁止令が出されて、みさと屋では水風船はまったく売れなくなりました。店ではシャルル・アズナブールの「帰り来ぬ青春」をいきなりかけて客を驚かせるブームが・・。
小松菜、ほうれん草が足りないこの季節に重宝するツルムラサキ、煮浸しにしてお客様に大人の味でおいしいとほめていただきました。なす、人参、舞茸、えのきなどもゆでておきます。主役もお浸しに。鰹ダシ汁4、醤油・みりん各1を基本にした漬け汁を作り、ゆでた野菜を漬けていって、最後におろし生姜をたっぷり加えます。
順調に出荷され始めた蓮根を使ったサラダ風和え物です。薄切りの蓮根をさっとゆでて、キュウリと赤玉ねぎのスライスと混ぜておきます。マヨネーズに味噌と醤油を少々、炒り白胡麻を混ぜて、缶詰めのツナといっしょに和えます。子どもにも受ける和え物になります。お子様がいる場合は赤玉ねぎを塩水てさらして辛味をとるのを忘れずに。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
この夏にも行うとされている福島第一原発のALPS処理水といわれる汚染水の海洋投棄、ただでさえ放射能を出し続けて世界に迷惑をかけ続けている状態をどすることもできないでいる東電と政府がやっていいことではありません。国際基準値以内に薄めたからOKだというのは理由になりません。結果として海に捨てられる放射能の総量はどうなるのでしょう。市議会で反対の決議をと準備をしています。間に合わないかも・・・。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄