開店当初の37年ほど前は近郊の農家としかつながっていなかったため、糠漬けを安定的に漬けることができませんでした。全国の生産者から野菜が届くようになった約30年前からはずっと同じ糠を育てて野菜を漬けています。毎日の手入れはたいへんです。野菜の出し入れもたいへんです。この仕事を毎日続けている飲食店はほとんどないでしょう。乳酸菌の塊といっても過言でもない有機野菜の糠漬けをぜひ食べてみてください。すべてのお食事に(カレーにも)付けています。有機野菜の浅漬けになる日もあります。
ブラジルの音楽の長老であるジョアン・ジルベルトがお好きな先生がご来店、以前にFBの投稿で知っていました。最もお好きなレコードを持っているのでみさと屋の環境で聞いていただこうと思いましたが、話が弾みすぎてかけられませんでした。次回にはぜひご自宅ではできない大音量でかけたいと思います。ひさしぶりに市議会に「陳情」をしようと思って奔走した先週でした。多くの友人たちに助けてもらって幸せです。
埼玉県の沃土会から元気のいいブロッコリーが届いています。ブロッコリーも寒いほど美味しくなる野菜です。味が濃くて美味しいブロッコリーはくるみ味噌和えにします。炒ったくるみをすり鉢ですって、味噌と醤油少々、蜂蜜少々を混ぜた衣で和えます。彩にゆでた人参、しめじを加えています。
たっぷりの鰹ダシに浮かべて卵を入れた揚げ。干瓢でひとつずつしばります。中に入れる卵は千葉の佐藤さんの有精卵です。卵は全国的に値上げの嵐の中ですが、私たちの有精卵も2度めの値上げをせざるを得ませんでした。それでもまだ同業他店よりかなり安い値段、1個61円です。
下ゆでしたれんこんで豆腐にみじん切りの野菜ときのこをたっぷり加えた具をはさんでパン粉の衣で揚げたフライ、お持ち帰りのご要望があって作ったケースです。主菜のテイクアウトにもお応えしています。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
原発事故や核兵器の使用で最初に問題となる放射性ヨウ素を私たちの測定器は測定できますが、実際には検出した経験がありません。ウラン系列の放射性物質のいくつかをヨウ素として誤検出することがあるので、数年前にこの誤検出をした市内の井戸水を久しぶりに検査してみました。微量のヨウ素に反応できるかどうか、試してみたかったのです。見事に0.95ベクレルという微量のヨウ素を誤検出しました。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄