10月31日、大人数で行くという「予告」があり、駄菓子屋のおばちゃんはハロウィンらしい袋作りから始めてお菓子のセットを作りました。当店の場合は、子どもたちにプレゼントするお菓子でも無添加・遺伝子組み換えではない必要があるのでたいへんです。かわいい袋に収まりました。
火曜のいわゆるハロウィンの日、みさと屋は仮装した子どもたちであふれました。数日前から子どもたちの代表から「告知」されていました。子どもたち自身で企画した行動です。大人は見守りながら付いてきただけでした。駄菓子屋のおばちゃんが前日から用意した菓子袋を配って無事にお引き取りいただくことに成功しました。こどもたちが「標的」にした店は2軒。みんなが毎日来ている駄菓子屋が狙われました。駄菓子屋の10月の来店数は1550人と過去最高となりました。全員に、120円の「だがしや券」を配っておやつと駄菓子屋体験、そして放課後の居場所を提供しています。最近は1時間くらい遊んで行く子が増えています。みんな公園の水道よりレストランの水のほうが美味しいことを知りました。トイレも公園のよりきれいで使いやすいし・・・。
つい先日まであれほど品薄で苦しんだ小松菜、ほうれん草。千葉から、山梨から、北海道から、島根からと豊富に入荷するようになりました。野菜食堂の日常の復活です。花鰹を入れて醤油だけで味付けしたお浸し。そして塩味と胡麻油のナムル。毎日食べても飽きない葉物メニューです。それぞれ人参やきのこ、もやしなどを足しています。
味噌汁をほめてくださるお客様がいます。お食事の帰りに味噌をお求めになる方も多いです。ここの味噌汁は故郷のおふくろの味がするといってくだささる方もいます。実はダシは野菜のみ。秋になるとカボチャの種が入るので特にいい味が出ます。味噌は不動の天然醸造です。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
福島第一原発のALPS処理水といわれる汚染水の海洋投棄は、問答無用の状態で始められてしまいました。市議会に提出した中止要請の陳情は、文言を少し変えることになりましたが、そのまま提出。賛成5、反対23で不採択に。そればかりでなく自民・維新会派が提出した「処理水を汚染水と呼ぶような科学的知見に基づかない意見がある」等のひどい内容の意見書が同数で採択。とんでもない事実誤認があるので撤回を求めていきます。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄