原発事故から12年が経過しましたが、調布市のどんぐはまだ放射能汚染していました。毎年計測を続けているカニ山のコナラの実を測定。3.11ベクレルのセシウム137を検出しました。微量ですが、昨年の2.7ベクレルという結果を超えました。放射能が何かの原因で増えたとは考えられないので、同じ場所で拾ってきたどんぐりとはいえ汚染の個体差の範囲だといえます。つまり減っていないということ。半減期30年のセシウム137はこれからはすぐには減っていかないということを証明した形です。
先週の土曜の子ども食堂は二組がご来店、コロッケをご希望、ひとりま小学生男子は「おかわり自由」と聞いていたので、コロッケのおかわりを希望。これはできないよといってご飯と味噌汁のおかわりを勧めました。先週に続いてバドミントン女子たちもコロッケを食べて2時間遊びました。
日替わりで作っている野菜食堂のケーキ、教科書どおりにていねいに作っているので美味しいと好評です。店内でケーキセットで召し上がっていただくのもいいですが、テイクアウトもできます。ひとつ216円。先週はかぼちゃのケーキでした。
小松菜、ほうれん草の不足が続いてきましたが、秋物の春菊が出てきました。北軽井沢からなので高原春菊です。たいへん香りがいいので、黒胡麻和えにしました。野菜食堂は砂糖を極力使わないので蜂蜜を少々。たっぷりの炒り黒胡麻をすって加え醤油で味を整えて和え衣にします。春菊のお浸しとゆでた人参など。
蓮根が安定して出荷されているので、毎日お惣菜になります。薄切りの蓮根、ささがきのごぼうをさっとゆでて、キュウリの薄切りも彩りにします。白炒り胡麻をよくすって、味噌マヨネーズ、ごま油少々で味を整えて準備した野菜を和えます。写真ではツナを加えました。
揚げたてで熱々のがんもどき、弁当に入れる時はダシ汁にとろみをつけてかけます。880円のお弁当。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
福島第一原発のALPS処理水といわれる汚染水の海洋投棄は、問答無用の状態で始められてしまいました。市議会に提出した中止要請の陳情は、文言を少し変えることになりましたが、そのまま提出。賛成5、反対23で不採択に。そればかりでなく自民・維新会派が提出した「処理水を汚染水と呼ぶような科学的知見に基づかない意見がある」等のひどい内容の意見書が同数で採択。とんでもない事実誤認があるので撤回を求めていきます。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄