昨年まで30年使ってきた田んぼからとなりに引っ越しをして、今年も始まりました。しばらく休耕地だったために開墾をするような努力が必要です。田んぼの基本である畔を作ることからです。みんなで土を積み上げては水をかけて固めていきました。厳しい条件の開校ですが、びっくりするほどの人数でした。
ウクライナに取材に入った知人のジャーナリストはキーウから、ブチャから、戦争の真実を伝える写真を投稿してきます。キーウを含む西部地域はロシア軍が撤退したので一応は安全らしいのですが、再度首都をミサイルで攻撃するとロシアがいっているので心配になりました。この戦争は最初の印象とは違って長引きそうです。
田んぼでは今年からデビューした子どもたちが大勢います。それでも2年め、3年めの年上の子たちが手を引いてあちこちに連れ歩いてくれるので助かります。2才児、3才児もいるのですが、安心してみていられます。子どもたちはみんなで枝豆の種まき、じゃがいもの植え付けなどをしました。
先週は極端に寒い日が続いたので、煮物に人気が集まりました。丹沢高原豚のひき肉に卵とパン粉少々と玉ねぎのみじん切り、醤油少しで肉団子を作って素揚げにし てから野菜といっしょに煮物にします。 大根、人参、ごぼう、椎茸は基本ですがお好みで。たっぷりの野菜で煮物にします。肉団子を揚げるのがご家庭では難しいことかと思います。揚げずに団子にした具を丸めて煮汁に入れていくのでもなんとか煮物になります。野菜を煮ている煮汁が沸騰しているところに入れてください。団子にするのにはこれが安全です。店でお出しする時は一皿分ずつ小鍋で片栗粉でダシ汁にとろみをつけています。その方がダシ汁を楽しんでいただけます。
何か所かの産地から届いてきたかき菜、炒めても、単純にお浸しでもおいしい葉物です。野菜食堂ではひと手間をかけて味噌マヨネーズの衣であえ物にします。醤油も少々加えます。他の野菜やきのこもゆでて入れて和えます。揚げの短冊、竹輪の薄切りなどがかき菜に合います。今の季節だけの味です。今のうちに楽しんでおきましょう。
調布市内の3校の小中学校が、コロナのために学校閉鎖・学年閉鎖となりました。急な休校で食事に困っている子どもたちは、毎日やっている「みさとや子ども食堂」に来てください。カップラーメンやコンビニ弁当を食べなければならないとき、みさと屋に来れる子は、子ども食堂の有機野菜たっぷりで栄養満点のご飯を食べにきてください。300円ですが、お金はいつでもいいです。お金がいまなくても、食事が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。子どもだけでレストランには入りにくいと思います。「子ども食堂弁当」といってください。お弁当にします。こんな時だから、野菜たっぷりで、経験ゆたかな調理師がバランスよく作るごはんがカラダにいいのです。免疫力がつきます。小学校でいま学年閉鎖になっているところは少し遠いので、子どもだけで来るのはむずかしいかもしれません。近くの第一小、八雲台小のこどもたちは来れるから、日曜日いがいは毎日やっている子ども食堂があることを覚えておいてください。学校閉鎖の第3中の生徒たちは、自転車なら10分なので来れます。11:45~14:30、夕ごはんでもOK、17:00~20:00。日曜は休みです。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
ロシア軍はチェルノブイリ原発から撤退したそうですが、占拠中に多くのロシア兵が被曝をしたという報道があります。他にもサポリージャ原発も攻撃されていて、36年前のチェルノブイリ原発の過酷事故を予感させるのに十分す。あの時の放射能は日本にも届き、その後に多くのヨーロッパからの輸入食品が汚染したまま運ばれてきました。ちょうふ測定室ではこの状況に対する声明を発表しました。ここに。 http://chofu-lab.sblo.jp/
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄