まん防の2週目、お客様が極端に減ったという実感はありませんが、テイクアウトが大幅に増えました。納品している保育園が4園も閉鎖となり、コロナパンデミックを実感した先週でした。
店内では寒い日が続くので煮物に人気が集まります。週末には大鍋にいっぱい作った肉団子の煮物が人気で、きれいに無くなりました。団子はみさと屋の安全で美味しい丹沢高原豚に野菜を加えてひとつひとつ手作りします。揚げてから鰹ダシ汁に入れて大量の大根といっしょに煮込みました。
食材や果物を納品する保育園が4園も閉鎖となり、今週は発注ずみのバナナなどがたくさん余ることになりそうです。しかたないことだとは思いますが、あらためてコロナとのたたかいの苦労を感じています。野菜食堂では「まん防」のためにお酒をお出しすることを止めています。来週はバナナのジャムをたくさん作りましょう。有機バナナを少し多めに買ってくださる方はお願いします。
寒いと葉物野菜の味がしっかりとして美味しくなります。春菊もそのひとつ。今年初めての白和えにしました。すり鉢で炒り白胡麻をすって蜂蜜と醤油、水切りした絹豆腐をまぜて味を整えておきます。春菊をお浸しに。人参としめじは醤油とみりんで薄味に煮ておきます。和え衣で下ごしらえをした野菜を和えたら出来上がりです。醤油などで味を決めてください。
テイクアウトの季節となり、人気のお弁当です。シンプルな野菜を揚げるだけの主菜ですが、これが繰り返し食べていただいているメニューです。冷めても美味しいのでお弁当のおかずに最適です。揚げ油が決め手です。遺伝子組み換えではない一番しぼりの良質な油を使用しています。
たくさんの油を使い、その油はイワシを揚げたところで使えなくなるので、いつも閉店後のその日の最後の作業となる南蛮漬の仕込み。何度もご注文くださるお客様に美味しいといっていただけるのが誇りです。三陸水産のイワシが新鮮で美味しいのが秘訣です。砂糖をつかわずに蜂蜜で甘味をつけています。いっしょに漬け込む野菜ももちろんみさと屋の有機野菜です。
調布市内の3校の小中学校が、コロナのために学校閉鎖・学年閉鎖となりました。急な休校で食事に困っている子どもたちは、毎日やっている「みさとや子ども食堂」に来てください。カップラーメンやコンビニ弁当を食べなければならないとき、みさと屋に来れる子は、子ども食堂の有機野菜たっぷりで栄養満点のご飯を食べにきてください。300円ですが、お金はいつでもいいです。お金がいまなくても、食事が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。子どもだけでレストランには入りにくいと思います。「子ども食堂弁当」といってください。お弁当にします。こんな時だから、野菜たっぷりで、経験ゆたかな調理師がバランスよく作るごはんがカラダにいいのです。免疫力がつきます。小学校でいま学年閉鎖になっているところは少し遠いので、子どもだけで来るのはむずかしいかもしれません。近くの第一小、八雲台小のこどもたちは来れるから、日曜日いがいは毎日やっている子ども食堂があることを覚えておいてください。学校閉鎖の第3中の生徒たちは、自転車なら10分なので来れます。11:45~14:30、夕ごはんでもOK、17:00~20:00。日曜は休みです。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
先週は、福島事故で被曝して甲状腺がんの手術を受けた6人が東京電力を告訴するという動きがありました。肺にまで転移した人もいるというのは今まで隠されてきました。過剰診断とか、治療の必要はないなどといわれてきた小児甲状腺がん、すでに300人もが手術を受けています。チェルノブイリでは36年が経過した今でも徹底した検査と治療が行われています。福島では検査の縮小指示。6人の勇気ある行動を見守ります。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄