「まん防」はあと1週間続きます(予定)。友人知人にも陽性者がかなり出ていて身が引き締まる思いです。夜の時短営業は閑散としていますが、ランチには野菜を食べて免疫力を維持しようと大勢のお客様に来ていただいています。
写真は毎朝の味噌汁のダシ取り風景です。大鍋に山盛りの野菜の皮やヘタ、カボチャのワタなどをぐつぐつと煮込みます。野菜のエキスをたっぷりダシ汁として取り込みます。野菜食堂の味噌汁は野菜の具の多さだけでなく、このダシ自体も野菜のファイトケミカルで満ちているのです。カレー以外のすべてのメニューにこの味噌汁が付きます。カレーを食べたい時に味噌汁だけを追加するお客様もいらっしゃいます。
ファイトケミカルとは、植物が形成するミネラル成分で、代謝の促進や免疫力の向上が期待できるもの。たくさんの野菜を煮詰めることで凝縮して得られます。そこに天然醸造味噌の栄養成分が加わります。
この週末に2才の子どもを連れて浦安のテーマパークに出かけた親族、戦争が始まる前に連れていきたいと・・。ウクライナの情勢を考えるとたいへん正しい感性だと思いました。
大根、人参、きのこ、長ねぎなどの野菜をたっぷり刻んで、鰹ダシで煮込み、豚肉と厚揚げも加えて、味噌、薄口醤油、みりんで味を整えます。よく煮えたら豆板醤(トウバンジャン)でお好みの辛味をつけてください。寒い日に最適な野菜たっぷりの主菜です。
こちらも厚揚げを使った味噌味の料理です。これはお惣菜です。乱切りにしたなす、人参、ピーマンを胡麻油で炒めて、火が通ったら短冊切りの厚揚げも加えます。醤油・味噌・みりんを混ぜた調味料を作っておいて味付けをします。お好みで豆板醤や七味で辛味を足してください。
カルシウムなどの栄養分がほうれん草など他の葉物より優れている小松菜、今が最も美味しい季節です。揚げと彩の人参、えのきを足したお浸しは単純すぎる料理ですが、最も小松菜を楽しめます。醤油で和えて味を整えるだけです。
調布市内の3校の小中学校が、コロナのために学校閉鎖・学年閉鎖となりました。急な休校で食事に困っている子どもたちは、毎日やっている「みさとや子ども食堂」に来てください。カップラーメンやコンビニ弁当を食べなければならないとき、みさと屋に来れる子は、子ども食堂の有機野菜たっぷりで栄養満点のご飯を食べにきてください。300円ですが、お金はいつでもいいです。お金がいまなくても、食事が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。子どもだけでレストランには入りにくいと思います。「子ども食堂弁当」といってください。お弁当にします。こんな時だから、野菜たっぷりで、経験ゆたかな調理師がバランスよく作るごはんがカラダにいいのです。免疫力がつきます。小学校でいま学年閉鎖になっているところは少し遠いので、子どもだけで来るのはむずかしいかもしれません。近くの第一小、八雲台小のこどもたちは来れるから、日曜日いがいは毎日やっている子ども食堂があることを覚えておいてください。学校閉鎖の第3中の生徒たちは、自転車なら10分なので来れます。11:45~14:30、夕ごはんでもOK、17:00~20:00。日曜は休みです。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
今週は千葉県の方から土壌3件と野菜と野草の測定依頼がありました。房総半島の南のほうなので土壌は東京より低くて安心、野菜からもセシウムは出てきませんでした。野草は5種のミックスですが、食用にするのだそうで、こちらでも初めての試料なので、初データです。久しぶりの測定になったので、時間をかけてハードウェア調整をしてから臨みました。800分(13時間)をかけて野草をじっくりと測定して、不検出の結果を得ました。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄