新年もよろしくお願いします。今年はチェルノブイリ事故から36年、福島事故から11年です。長い時間が流れましたが、食べ物の安全安心を見守らなければならない環境だけは変わらまいままです。みさと屋の仕事はもう少し続きそうです。
正月は大晦日、元旦から高尾山へ。元旦は夕方に北海道から帰還する親族を迎えに羽田に行く予定でしたが、雪で欠航して帰れなくなったので高尾山に入ったのに、JRも運休、高速道路も通行止めというのにレンタカーで千歳から旭川に雪の中を移動するという離れ業、そのために呼び戻されて羽田に夜11時。元旦のおせちとお酒が深夜になったという、たいへんなお正月でした。
高尾では人通りの少ない裏道へ入るのが好きです。あちこちにメインストリートにはない小さな祈りがあり、信仰心はなくても思わ手を合わせます。自分の体力の方はダメダメ状態でした。鍛え直さないと登山はもう無理です。
「みさと屋の純米酒」はまだ在庫があります。今年はすっきりとしたバランスがいい味のお酒となっています。野菜食堂に来ていただいてお食事といっしょに飲んでいただければいいのですが、新年の集まりは、また4名様までに制限させていただきます。お酒は一升瓶でお分けしています。
今年もよろしくお願いします。感染症の先行きがまた不安定となり、レストランとしての存在が脅かされています。8人までだった会食人数が今週から4人に。幸いにも昨年秋に新調したエアコンが強力に換気をしています。
新年早々にカツカレーのテイクアウトのご要望が続きました。写真のようにカレーを盛るスペースがなて、別盛りとなりました。
自分で作ったものではなくもらい物です。北海道に親戚ができるとこのような物が届くようになります。網走湖のわかさぎ。いつか自分で釣りに行って作ってみたと思います。釣りたてを天ぷらに。パン粉の衣でフライも美味しいです。写真のような形のいいわかさぎが箱詰めで500尾は入っていたでしょうか。おそるべき北海道の網走湖です。
またまだ需要が少ないこども食堂の食事。この日は来た子の好きな物を聞いて主菜を決めて、あとは栄養のバランスを考えて盛り付けました。もちろんご飯と味噌汁がついて300円。お金はいつでもいいので、ご飯が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。家で食べたい子にはお弁当にします。
最近はご希望があればカレーのテイクアウトにも応じています。以前は容器がなくて無理でした。最近つかっている紙製の弁当箱は深さが十分なので、サラダと分けて盛り付けることができます。このカレーは野菜たっぷりです。
子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
韓国の女性研究者に放射能から子どもたちを守る調布の会の方といっしょに採取してもらった調布のカニ山のどんぐりは、2.83 ベクレルのセシウム137を検出。先日の測定とほぼ同じ結果でし た。韓国では普通の食材であるどんぐりの汚染ですから、関心が高いだろうと考えたのです。これが当たりでした。10年たってもまだセシウムを吸い上げていることを証明できました。さて研究結果はどうなるでしょう。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄