野菜食堂
＜週刊みさと屋通信・生産者からの便り＞
---2021/9/27 no.37---
◼︎配達車の中でアゲハ蝶が誕生・・元気に窓から飛び立ちました。
月曜日は１日使わなかったクルマに火曜日の朝に乗ると、車内にきれいなアゲハ蝶、先々週のこのニュースでお伝えした侵入経路不明の幼虫がサナギになっていたのが羽化したのです。そんなことが起きるわけがないと思う方がいるかもしれませんが、車内で羽化した証拠にサナギが抜け殻となっていました。窓を開けてやると元気に飛んで行きました。食べ物が何もない所で生まれてしまったのですが、自力で飛んでいける力があるうちに発見できてよかったです。この蝶の種類と食性をご存じの方がいましたら教えてください。侵入経路がわかるかも・・。
八百屋オヤジの ひとりごと
田んぼの学校では３交代制で稲刈りを行いました。アマガエルやイナゴがたくさん飛び出す無農薬の田んぼで、子どもたちは稲刈りよりも小さな生き物に夢中です。それでも全員がカマを持って手作業で稲を刈る作業を体験しました。刈り終わってハザがけした稲は自然乾燥されますが、今週は大きな台風が来るのが確実な情勢なので、ハザの丸太組みに力が入ります。今週の木曜日で緊急事態は明けそうですが、営業の時短要請などはまだ不透明です。
◼︎野菜食堂のかんたんレシピ
★野菜の味噌炒め★
なす、ピーマンなど夏野菜がたくさんある時に便利で美味しい炒め物です。人参とこんにゃくも加えました。味噌に醤油、みりん、お好みの量の豆板醤を加えて合わせ調味料を作っておきます。野菜を胡麻油で人参など硬いものから炒め始めて、最後にピーマン。野菜に火が通ったら合わせ調味料を加えて味を含ませるように炒めます。
★豆腐の袋煮弁当★
出前館で人気の煮物弁当、この日は豆腐の袋煮と野菜の煮物でした。油抜きをした元気屋さんの揚げに、豆腐に野菜ときのこのみじん切りなどを加えた具を詰めて干瓢で口をしばって、鰹ダシで他の野菜といっしょに煮込みます。冷めても美味しい。
★ある日のこども食堂定食★
またまだ需要が少ないこども食堂の食事。この日は来た子の好きな物を聞いて主菜を決めて、あとは栄養のバランスを考えて盛り付けました。もちろんご飯と味噌汁がついて３００円。お金はいつでもいいので、ご飯が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。家で食べたい子にはお弁当にします。
★ベジタブルカレー弁当★
最近はご希望があればカレーのテイクアウトにも応じています。以前は容器がなくて無理でした。最近つかっている紙製の弁当箱は深さが十分なので、サラダと分けて盛り付けることができます。このカレーは野菜たっぷりです。
★みさと屋こども食堂★
子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に３００円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。
■みさと屋・野菜食堂
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
■野菜食堂のお弁当
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、７７０円。８６０円６７０円もあります。胚芽米(雑穀４種類入り)と玄米を選べます。
「藤川の放射能測定日記」
みんなのデータサイトで取り組んでいる「食品等の出荷制限における放射性物質100ベクレル/Kg緩和案の撤回を求める署名」。中間報告で、３１５８６筆とりました。事故から１０年といってもきのこや山菜などでは基準値を超えるものが多く見つかっています。基準のほうを緩和してしまうというのは本末転倒です。オンラインhttps://minnanods.net/blog/entry-1643.html でも署名できます。
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄