祝日の火曜日に田んぼでは収穫祭。今年の新米で餅つきをしてみんなで食べました。藤川は朝の7時から火おこしをして豚汁を作りました。大鍋で100人分を作ったのにすぐに無くなりました。お餅もおいしかったです。
ドイツで社会民主党中心の新政権が発足して、一番に打ち出したのが「核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバー参加」です。NATOの参加国としてすぐにこの条約を批准して参加するのは難しくても、条約の精神に寄り添う姿勢を示すこと。G7一角が動きました。戦争による唯一の被爆国の日本はまだ別の道を行くといっています。調布市議会は昨年にオブサーバー参加を政府に求める決議をしています。
なすを中心とした野菜の炒めものです。乱切りのなす、人参、エリンギなどを素揚げにします。車麩を水で戻して細かく切った状態で素揚げします。玉ねぎとピーマンは生で用意します。みりん、醤油、酢、水を各1、ケチャッフ2の割合で合わせ調味料を作ります。揚げた野菜と麩、生の野菜を多めの油で炒めて合わせ調味料をまぜて、火が通ったら水溶き片栗粉でとろみをつけます。
寒くなったのでたっぷりの白菜を煮込んだスープをランチ主菜として出しました。豚ひき肉に蓮根と長ネギのみじん切り、卵、小麦粉を混ぜて醤油少々で味付けした肉団子を素揚げして作ります。鍋で大量の白菜、人参、きのこを煮込み、中華スープ、オイスターソース、薄口?油、塩で味を整えて煮込みます。揚げた肉団子を熱いうちにスープに沈めていきます。
韓国からのお客様がありました。日本の市民放射能測定活動を研究するカリフォルニア大学に留学中の女性研究者です。ちょうふ測定室を見学したいというので、カニ山にどんぐり採取にいってもらって、それをいっしょに測定してみました。収穫祭の当日だったのでこちらにも招待して、話の種にと韓国料理のどんぐり粉で作るトトリムックを作って収穫祭で食べてもらいました。どんぐり粉を5倍の水で練りながら加熱して冷やすと固まります。これを唐辛子とにんにくを効かせたタレで食べます。
またまだ需要が少ないこども食堂の食事。この日は来た子の好きな物を聞いて主菜を決めて、あとは栄養のバランスを考えて盛り付けました。もちろんご飯と味噌汁がついて300円。お金はいつでもいいので、ご飯が用意されていない子どもたちはぜひ来てください。家で食べたい子にはお弁当にします。
最近はご希望があればカレーのテイクアウトにも応じています。以前は容器がなくて無理でした。最近つかっている紙製の弁当箱は深さが十分なので、サラダと分けて盛り付けることができます。このカレーは野菜たっぷりです。
子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に300円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
韓国の女性研究者に放射能から子どもたちを守る調布の会の方といっしょに採取してもらった調布のカニ山のどんぐりは、2.83 ベクレルのセシウム137を検出。先日の測定とほぼ同じ結果でし た。韓国では普通の食材であるどんぐりの汚染ですから、関心が高いだろうと考えたのです。これが当たりでした。10年たってもまだセシウムを吸い上げていることを証明できました。さて研究結果はどうなるでしょう。
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄