野菜食堂
＜週刊みさと屋通信・生産者からの便り＞
---2020/6/8 no.21---
駄菓子屋にチュウチャウ登場「凍ったのあります」季節商品。
チュウチュウ(アイスキャンディーチューブ)の入荷で駄菓子コーナ―がにぎやかになりました。季節商品です。凍らせてあります。ひとつ６５円です。駄菓子屋には麩菓子が不可欠だと考えていましたが、子どもたちにはまったく受けません。
八百屋オヤジの ひとりごと
調布市の田んぼの学校に子どもたちの声が戻ってきました。今週は「くろつけ」。田植えの準備の最終段階の仕事です。今まではスタッフが田作りを進めてきましたが、今週から生徒さんたちにも密行動にならないように２交代制。午前と午後にわかれての泥んこ作業でした。畔に足でこねた泥を積み揚げて塗るという原始的な稲作の田んぼ作りです。学びの場ですから、今では農家ではしなくなった作業も手作業でやっているのです。来週はしろかきと、いよいよ田植えです。写真の右の方に写っていますが、苗もまずまずの成長を見せています。東京都の協力金はまだきません。
野菜食堂のかんたんレシピ
★くるま麩の串揚げ弁当★
好評の串揚げがお弁当の主菜に。児童手当家庭にテイクアウト専用のチケットが配布されたこともあって、あいかわらずお持ち帰りのお客様が圧倒的に多い日々です。昆布ダシで煮た車麩の1/6を椎茸と玉ねぎと串カツにします。
★にんじんの胡麻和え★
九州の新人参があまりにもおいしいので人参料理です。千切りにした人参、油ぬきして短冊切りの揚げ、えのきをさってゆでます。すり鉢で白ごまをすり、蜂蜜と醤油、味噌少々を混ぜて、ゆでた材料を和えます。味見をして醤油で味を整えてください。
★小松菜の煮びたし★
当店の基本的なお惣菜です。小松菜、拍子切りの人参、短冊切りの揚げ、しめじをゆでておきます。みりん、醤油各１、鰹ダシ汁４、を基本にした大だし汁を煮たてて、したゆでした野菜を加えます。冷ましてからおろし生姜をたっぷり加えます。栄養満点の野菜からビタミン、カルシウムをたっぷり摂取できます。
★みさと屋こども食堂★
子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に３００円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。
■みさと屋・野菜食堂
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
■野菜食堂のお弁当
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、７７０円。８６０円６７０円もあります。胚芽米(雑穀４種類入り)と玄米を選べます。
「藤川の放射能測定日記」
みんなのデータサイトの事務局がラジオの文化放送の番組に出演、キャスターのアーサー・ビナードさんのインタビューを受けました。２度目の出演で、英語版の出版を報告、そしてこの春の山菜シーズンにネットショップで売られていた「コシアブラ」に基準値の１００ベクレルを超えるものが多数見つかったことを訴えました。畑の野菜は安全になりましたが、放射能が無くなったわけではないと・・・・。
http://Minnanods.net
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄