野菜食堂
＜週刊みさと屋通信・生産者からの便り＞
---2020/3/23 no.11---
伝統の葉物「のらぼう菜」みさと屋に初めて登場です。
「おいしい地場野菜復活」というニュースなどは聞いていましたが、入荷するのは３４年のみさと屋の歴史でも初めてのことです。独特の苦みがおいしい野菜です。お浸しやあえ物でぜひ食べてみてください。茎立菜も伝統の葉物として出荷されています。
駄菓子屋のおもちゃ・へんそうセット
ビー玉やおはじきはもちろん、今年になってから充実したおもちゃで人気の品です。モデルは５才児です。これは子どもにも大人にも好評です。８０円。
八百屋オヤジの ひとりごと
お客様のご来店数はそれほど変わっていないという気がしますが、それでも売り上げは落ちています。しばらくは難しい時期を乗り切る努力が必要です。ドアノブやトイレの消毒を何回も行い、店内の換気を常時しています。消毒用のアルコールも十分にあります。そんな中で初めて来てくださるお客様も目立っています。当店の免疫力の向上、健康力のアップについての発信が届いているような気がします。ツィッターのフォロワーが急伸して４００人を超えました。店頭でかわいいローズマリーの花が咲きました。
野菜食堂のかんたんレシピ
★くるま麩と野菜の串揚げ★
いつも人気の「串カツ」ですが、そのみさと屋版です。畑のカツと同じように昆布と醤油の薄味に煮た車麩と玉ねぎ、椎茸を串に刺してパン粉の衣で揚げます。串に刺すだけで別料理に。
★肉豆腐★
居酒屋の人気メニューですが、当店ではランチの主菜になります。ごぼうのささ欠き、長ネギのスライス、湯で戻した糸寒天を用意します。鰹ダシ汁４、みりん、酒、各１を基本に煮物のつゆを作って、豚肉と野菜と糸かんてんを煮ます。火が通ったら水切りをしてもめん豆腐を入れてひと煮たちさせます。一度冷ますと豆腐に味がしみます。煮すぎると豆腐が美味しくなくなります。中まで温まる程度で止めましょう。しらたきなどで代用も。
★みさと屋こども食堂★
子どもたちを狭い店に呼ぶのは心配でしたが、コロナウィルスの様子もわかってきたので、あらためて子ども食堂から呼びかけます。給食がなくて困っているご家庭、急な残業などで夕食を用意できないご家庭は子ども食堂に３００円の温かいご飯を食べに行くようにすすめてください。子どたちだけでのご来店をお待ちしています。お金は持っていなくてもだいじょうぶ。いつでもいいです。店内感染を防ぐ努力をしています。
■みさと屋・野菜食堂
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
■野菜食堂のお弁当
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、７７０円。８６０円６７０円もあります。胚芽米(雑穀４種類入り)と玄米を選べます。
「藤川の放射能測定日記」
放射能測定マップの増補版が完成しました。発行以来一年が経過して、様々な議論を経て改訂、説明不足を補う棒補をしたものです。発行部数は２万部を超えます。ちょうふ測定室でも買えるようにします。まだの方はこの機会にぜひ。
http://Minnanods.net
『持続可能で平和なエネルギーの未来』
みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄