台風の接近で今週予定されていた案山子作りは延期、そして実りつつあね稲の穂をスズメから守るたるのネットを台風の風に備えて補強しました。周辺の田んぼが少なくなっているのでスズメ被害は私たちの田んぼに集中するようになっています。なんとか台風をやり過ごしたいです。写真の真ん中にあるのはキアゲハのサナギです。田んぼの横にキアゲハが好きなセリの密集地があるので幼虫がたくさんいて、ここで羽化していきます。
久しぶりにテレビの取材を受けました。報道番組で、遺伝子組み換えのことなど当店のこだわりを伝えてくれるというので受けることにしたのです。スポンサーに食品会社がはいっていると難しいことです。テレビ朝日の久冨慶子アナが来て、畑のカツカレーを試食。ほめてくださっただけでなく、撮影後にひとりで完食されたのがうれしいでことした。これはテレビ取材ではあまりないことです。藤川が遺伝子組み換えやトランス脂肪酸のことをあれこれ話すのを興味深そうに聞いてくれた後で「私の主人はサッカー選手なのでスポーツフードマイスターの資格をもっているんです」というので「専門家にえらそうな話をしてしまいました」と私が恐縮、ご主人はマリノスの大津選手なのでした。放送日は17日(火)17:30予定、テレビ朝日。
店頭で実ったのを食べましょうということで、仕事終わりのおつまみ用に炒めました。スクランブルエッグを半熟で作っておいてからスライスしたゴーヤと豚肉を炒めてから卵を加えます。味付けはナンプラーとコショウだけのシンプルなのが好きです。塩+醤油少々とコショウでもおいしくできます。他の野菜をいろいろ加えるのもいいですが、ゴーヤだけをたっぷり使うのが夏の味を満喫することができます。
大鍋の中でぐつぐつ煮込んでいるのが信田巻です。ごぼうと人参を棒状に切り分けて下ゆでしてから、開いて油抜きした揚げで巻いてかんぴょうで3か所をしばります。それをかんぴょうが真ん中になるように3等分に切り分けて根菜と椎茸といっしょに鰹ダシで煮込みます。味は醤油・みりん各1、ダシ8の割合を基本にしてお好みで。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
図説17都県放射能測定マップの英語ダイジェスト版が完成しました。翻訳チームががんばってくれました。私たちには海外からの問い合わせが多くて、私たちのデータを英語解説で見てもらえるようになったのはたいへん便利になりました。日本政府は汚染はなかったことにしてしまおうとしていますが、世界から見るとそんなことは許されません。福島原発はまつたく片付いていませんから。
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みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄