先週は夏休みをいただきありがとうございました。休みの直前に放射能測定のためにやってきた東京湾の太刀魚、厳密に測定して検出限界値1ベクレル代で不検出なので保存しておいたものをスタッフ一同で塩焼きにしていただきました。店の慰労会のメインディッシュというわけです。これを釣ってきた東京湾魚介類放射能調査をしているみなさんの関心はマイクロプラスチックにもあって、今回から事前に内蔵がそちらの調査のために抜きとられていました。肉に蓄積するはずのセシウム、そして消化管にたまるプラスチック、ふたつの調査は両立します。こちらの検査の結果ももうすぐ報告されるはずです。
みさと屋でも扱っていて、ちょうふ市民放射能測定室も参加しているみんなのデータサイトの「図説17都県放射能測定マップ」が日本ジャーナリスト会議の62年続く顕彰(JCJ賞)を受賞しました。他の受賞者が東京新聞社会部、秋田魁新報社、山形放送、NHKなので、たいへな受賞でということをおわかりいただけると思います。出発したばかりの小さな市民出版にこの賞が贈られたということは、これからもがんばりなさいということでしょう。写真は17日の受賞式にて、左は藤川、右は記念講演を行った元文部科学省事務次官の前川喜平さん。中央はデータサイト共同代表たち、事務局長などが並んでいます。
夏休みの1日、韓国のテレビ局が取材にきました。みんなのデータサイト参加の市民測定室としいことでの取材です。韓国では放射能汚染問題に関心が集まっていて、私たちの測定マツプも多くの市民が見てくれています。記念写真で女性記者さん(藤川の右となり)が、「汚染のない世界のために」と声をかけたので、みんなでガッツポーズとなりました。
夏休みには息子一家といっしょに福島に一泊旅行、実家に顔を出した後に母を連れて湯野上温泉の民宿へ。ここで食べたのが干し柿の天ぷらです。写真の左上です。これは初めての体験でしたが、たいへん美味しかったです。デザート天ぷらですね。福島ではあんこ入りの饅頭天ぷらもふつうに作ります。日本中でもここだけでしょう。
みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。
野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。
夏休み中は測定依頼はなしで、手元にあった福島県産の桃を測定。時間をかけて検出限界値を1ベクレル代まで下げても不検出だったので安心。この測定は後に別の意味を持つことに。韓国からの取材陣が最新のデータを見せてほしいというので「きのうのデータだ」といって見せ、日々測定をしていることが示せて、また福島県産なら何でも汚染されているわけではないとということも・・・・。
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みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄