<週刊みさと屋通信・生産者からの便り>
---2019/11/11 no.42---

バックナンバー

田んぼの学校で「精米」作業。少しずつ白くなる米が不思議。

topimage

 先週の脱穀で籾米となったコメを精米機に入れました。子どもたちは回転しながら少しずつ白くなっていくおコメを不思議そうに観察していました。すり鉢で籾すりをする昔ながらの方法も体験しました。区別したはずの持ち米とうるち米がかなり混ざっていました。

八百屋オヤジの ひとりごと

ryouri

 札幌に初雪のニュース、この街に親族がいるなど、想像もできませんでしたが、2度しか行っていないのに詳しくなります。北海道神宮というお宮があるそうで、この地で生まれた子の成長と安全を見守っていただけるのなら、次回札幌を訪れることがあればそこの空気を吸いにいきたいと思いました。北海道はアイヌ民族の土地でしたからここは明治時代にできた新しいお宮です。アイヌの鎮魂のための場所にもぜひ行きたいと思います。北海道生まれの親族の健やかな成長と安全のために。田んぼの仕事は「収穫祭」を残すのみとなりました。今日精米をした餅米で餅つきをするのが楽しみです。調布の田んぼはやっと好天が続いています。札幌は雪景色となりました。

野菜食堂のかんたんレシピ

★かぶの梅和え★

ryouri

 

 おいしいかぶが続いて出荷されているので梅味の和え物にしました。薄く切ったかぶとキュウリら塩をふっておきます。えのきは湯通しします。かぶとキュウリの水気をよくしぼってからえのきを混ぜて蜂蜜少々と赤梅酢、梅干しをたたいた梅肉で和えます。

★かぼちゃのごま和え★

ryouri

 

 かぼちゃの産地が北海道に変わって安くて美味しくなったので毎日かぼちゃのお惣菜を作ります。一口大に切り分けたかぼちゃを 昆布といっしょに煮て、塩・醤油・みりんで薄味をつけておきます。炒り白ごまをすって、蜂蜜・醤油で味を整えたら、かぼちゃと和えます。ほくほくとして美味しいお惣菜で人気があります。

★ほうれん草のナムル★

ryouri

 

 すでに雪が降ったという北海道から届くほうれん草がおいしくなりました。寒いほうがおいしい野菜の代表です。お浸しにしたほうれん草、ゆでたもやし、人参の千切り(生)をまぜて、塩、醤油少々とたっぷりのごま油で和えます。炒り白ごまをふってください。小松菜でも春菊でもそれぞれ違う味のナムルになります。旬の味にもやしを足して作ってみてください。

■みさと屋・野菜食堂

みさと屋・野菜食堂では安全な国産の食材を基本にしたお食事を用意してお待ちしています。遺伝子組み替え、農薬、添加物、放射能の心配がない料理です。油類は低温圧搾法一番しぼりの良質なものだけを使用しております。

■野菜食堂のお弁当

bento

 野菜食堂のお持ち帰り弁当です。このサイズのお弁当で、770円。860円670円もあります。胚芽米(雑穀4種類入り)と玄米を選べます。

「藤川の放射能測定日記」

 ドングリから10.2ベクレル検出のニュースで心配した方が広島県のドングリを送ってきました。これはたっぷり時間をかけて測定しても不検出でしたので、ドングリだから危険ということはなくて場所が問題なのだということを証明できたと思います。古い時代のセシウムがあれば微量でも検出できるかもしれないと思って時間をかけた測定でした。検出限界値1ベクレルです。 http://Minnanods.net

放射能測定

『持続可能で平和なエネルギーの未来』

takagi

 みさと屋の藤川が作った高木仁三郎さんの講演録です。原子力というエネルギーがなぜ人間の生活と共存できないものなのか、未来のエネルギーはどのよにするべきなのか、わかりやすく解き明かした小冊子です。ぜひ今この機会にお読みください。みさと屋ホームページでも公開中です。⇒『持続可能で平和なエネルギーの未来』高木仁三郎さん「Right Livelihood賞」受賞記念講演禄