教団総会速報  

  日  付  発信者  タ イ ト ル
11/16 AM8 後宮敬爾 プレ教団総会速報!!
11/16 PM5 後宮敬爾 常議委員会報告
11/16 PM8  後宮敬爾 常議委員会報告(2
11/16 PM9 後宮敬爾 常議委員会報告
11/17 10:50 後宮敬爾 常議委員会報告(3
11/17 PM12 後宮敬爾 常議委員会報告
11/17 13:10 後宮敬爾 川上盾さんのライブ
           瀬戸英治 第31回日本基督教団総会議場の様子
           瀬戸英治 信仰告白
11/17 PM3 後宮敬爾 いよいよ総会 
11/17 19:50 後宮敬爾 議長・副議長選挙
後宮敬爾 川上盾さんのライブ
日本基督教団総会議場の様子
11/17 13:30 瀬戸英治
古賀 博
17日総会議事録
瀬戸英治 総会傍聴記
11/18 AM 後宮敬爾 教団総会 18日午前のセッション
11/18 PM 後宮敬爾 教団総会 18日午後のセッション
11/18 PM 瀬戸英治 総会傍聴記
11/18 PM 瀬戸英治 18日総会議事録
11/19 AM 瀬戸英治 総会傍聴記号外! (ひどい文章だ!)
11/19 AM 後宮敬爾 教団総会 19日午前のセッション
11/19 PM 後宮敬爾 教団総会 19日午後のセッション
11/19 AM 古賀 博 19日総会議事録


教団総会速報!!(いちばん上が、最新の情報です。)

記録:古賀 博

9:18AM 
議 長 3日目の議事の開始を宣言。
 開会にあたり、 の祈祷

竹前議運委員長 最初に議場に配布された資料をめぐって大下議員に発言をしてもらい、この発言に引き続いて、総会特別委員会からの報告を受け、それを議場に諮っていただきたい。この後、昨日からの継続で合同のとらえなおし関連議案の審議を継続したい。

議 長 いまの議運提案を承認してほしい。
 議長は拍手で承認。
議 長 それでは大下幸恵議員に発言を求める。

374大下幸恵 昨日会場に配布された資料の中に、東京教区大住雄一議員のものがある。この文書の中に、同性愛者に関する記述があり、これは性差別について重大な差別を含むものである。ここではそのことを指摘し、今そのことを論議はしないが、委員会に持ち帰って、大住議員を交えて丁寧に取り扱いと願っている。

議 長 これはそのように丁寧に取り扱っていただきたい。
 谷口議員が人権問題であるからと発言を求めるが、議長が許さず、この議事運営を巡って議場が紛糾。谷口議員、鎌田さん、堀江さんなどを中心に数名が議長席に激しく詰め寄った。
山北宣久副議長 常議員会で協議会を開催することを約束している。速やかに席に戻ってほしい。

○総会特別委員会報告
議 長 まず、報告審査委員会の報告を受ける。
不明瞭箇所・不適切箇所について概要を報告。

278津村正敏 新任教師オリエンテーションへ、新しく教団の教師になる方には、ぜひ出席して宣教の豊かさを担っていただきたいと願っている。

274山崎英穂 新任教師オリエンテーションへの参加者の減少に対して答弁。
議 長 この報告審査委員会の報告の承認を求める。
 議場は挙手をもってこれを承認。
議 長 続いて教区記録審査委員会の報告を。

292浜田美也子委員長 教区記録審査委員会の協議内容について概要を報告。

議 長 この教区記録審査委員会の報告の承認を求める。
 議場は挙手をもってこれを承認。
議 長 続いて財務審査委員会の報告を。

229田中義久 財務審査委員会の協議内容について概要を報告。

207数沢輝夫 記録審査委員会の報告の中で、決算だけでよいとの発言があったが、会計的には予算・決算を併記すべきだと思っている。続いて、年金局の会計に関して、謝恩日献金についてのアピールを行う。

18邑原宗男 昨日も質問したが、貸し倒れというか処理できていない会計に関して。

229田中義久 処理方法について答弁。

議 長 この財務審査委員会の報告の承認を求める。
 議場は挙手をもってこれを承認。
議 長 第23号議案〜第35号議案までの承認を求める。
 書記が議案を朗読。
議 長 これらの財務関係議案に賛成の方は挙手を。
 議場は挙手をもってこれを承認。
議 長 建議請願審査委員会の報告を。

19吉田弘建議請願審査委員長 議案・建議の区別が明確でないという状況が続いているとの意見を受けて(ハンドブック39頁参考)、このことに注意しながら審査を進めた。建議の定義(要望)・請願の定義について語り、信仰職制委員会の答申を重ねて述べ、議案と建議との区別をして取り扱いをしたいと審査を進めた。今回提出されている建議に関しても、総会での意志決定を必要とするものは議案として取り上げるが、まだ協議などを必要とする場合は、建議として受けとめることとした。建議1号を採択することに、建議2号を採択、建議3号は不採択、建議4号を採択。これらは常議員会で取り扱うこととする。

1後宮敬爾 質問がある。今回の建議請願審査委員会がこのような作業を行ったのは、常議員会での協議を受けてということだが、建議の取り扱いに関しては常議員会での議論はなかったように記憶している。

361平良修 質問。建議請願審査委員会の報告事項に承認を求めるというが、不採択になったものはどう扱うのか。建議3号は緊急性がないと不採択となったが、その認識は誤ったものであると思っている。

341柴田もゆる 建議の取り扱いについて研究してほしい。

239原田佳卓 建議請願審査委員会の報告は不十分であり、あまりにも私見がはいり過ぎている。委員会の内容について、正確に報告すべきである。このこと強く抗議する。

議 長 この建議請願審査委員会の報告の承認を求める。
 議場からヤジが飛ぶが、議長は多数と勝手に認めて承認。

議 運 引き続いて、積み残しの議案を取り上げ、その審議を行った上で、合同とらえなおし関連議案に戻ることを提案する。
 議長はこの議運の提案を議場に諮り、議場はこれを承認。

 第7号
 第8号 小島誠志、山北宣久、小橋孝一、原田史郎、高里鈴代、金刺一雄
 第9号 高戸要
 第10号、第11号 常議員会付託
 第15号 

416北紀吉 靖国・天皇制問題情報センターの継続に関して。赤字の解消をすべきであり、これを着実に行うべきである。部屋の借料のこと、活動実務担当者の費用などに関して、疑義と要望を述べる。

180小林貞夫 3つの委員会の内、2つは赤字を出している。これらの赤字の解消が、全国財務委員長会議で決議された。この議案をここで承認するということは、この赤字分も含めて引き受けることを意味している。総会でうっかり決めてしまうことは危ういと感じる。常議員会で付託して、発足させるべきものは発足させる。

360川本良明 赤字など財政的問題だけで語られているが、昭和天皇が重体の時、教団の中で大きな問題となり、その当時、情報センターが活躍していた訳で、教団内にとどまらない反天皇制運動に全体に果たした、このセンター活動のもっている意味を考え合わせるべきである。

221千葉宣義 常議員会でも3度に渡って議論した訳で、議案は常議員会で承認して提案されている。その常議員会のメンバーである小林貞夫議員が常議員会の議論を踏まえず、こうした提案を為すとは何事なのか。

議 運 小林議員の提案を動議と受けとめて、これを議場に諮っていただきたい。

221千葉 今の議運の提案であれば、常議員会で可決したものを否決することになるが。

議 運 当然、否決することもできる。

385五味一 今の小林議員の発言は議場に対して失礼である。常議員会自体が既に取り組みをはじめているのではないか。その上で、メンバーの選任を常議員会にまかせてほしいということであると認識している。

221千葉宣義 今までの赤字という言い方も、この間の常議員会での議論を踏まえないと誤解を与えるものとなる。単年度で言えば、黒字へと転じている。代替わりの時には、予算0から出発して、少しずつ活動も積み上げ、会計に関しても総会の度にきちんと報告も為してきた。そういう意味では、この赤字には総会としての責任もあると思っている。

議 長 これまで常議員会でこの件について協議してきたことの重みを受けとめ、常議員会提案として、この3つの特別委員会の委員選任の議案を提出している。

180小林貞夫 議長がそのようにお考えなら、常議員の一人として、その意見に従う。

議 運 3つの委員会委員の選任に関しては、常議員付託ではなく、選考委員会を設置して、そこからの案を常議員会で承認することとなる。間違って言ったが訂正する。

議 長 それでは少し戻って、第13号議案を上程する。 
 教団3役、各教区から1名、その他5名(議長もしくは議場の指名するもの)、尾能文子、半澤  、平田真貴子(残り2名はあまりのも早く朗読されたため聞き取れず)

346山本爽起子 議長はこれまでの教団の姿勢を継続すると言明している。これまでは選考委員会には三役の代表として、副議長のみが加わってきた。それなのに、この度は選考委員会に副議長だけではなく、三役が入る理由を述べてほしい。

議 長 この件に関しては、常議員会で決してこの場に提案している。

 第13号 賛成多数で可決。 
 第16号 賛成多数で可決。 

議 長 関連性のある以下の2議案を上程する。第43号及び第52号。
議 長 第52号議案に関して、提案者の説明を求める。
 提案者106野村和正の提案説明。

385五味一 機構改正委員会の責任を2年間担ってきた。ただ人数の削減だけに焦点をあてるのではなく、この委員会においては今日の宣教課題の見極めに力を注いできた。第43号と第52号とは内容的に似通ったところも確かにあるが、目的は異なっているように感じている。中心に置くべきは教区間の連帯であり、その方向がこの43号議案にあることを確認したい。

20雲然俊美 要望がある。これまで教団が取り組んできた機構改正の方向をより推進していただきたい。

31三井啓示 これまでの機構改正委員会の働きを評価する。それに対抗するような議案52号は取り下げていただきたいと要望する。

106野村和正 私も委員会活動の成果を評価しているが、具体的に赤字を解消できるシステムも考えるべきだと提案している。

議 長 この2議案に関して採決する。

 議案43号は多数で可決。また、議案52号は採決の結果、360名の議員総数中、202名の賛成で可決。
 第44号 賛成多数で可決。

議 運 合同関連議案審議に戻ってほしい。
議 長 議運の提案を議場に諮り、拍手で承認。

○合同とらえなおし論議再開

429徳永五郎 嶋田議員の意見の中で、合同当時、親元に帰ったのにという文言が問題となったが、それは「親元に帰ったのに」、現実は違っていたというところに論点があることを理解してほしい。沖縄支教区を抹消したという事実は、ずっと継続している。相手の立場に立って、この問題を考えてほしい。

400 芳澤弘和 合同のとらえなおしの論議が、教団の中で普遍性をもつだろうか。国家権力と琉球の歴史においては、大が小を飲み込むということは理解できるが、教会の中に通用する論理ではない。信仰告白をして教団に加わっているのであり、名称変更はわれわれのアイデンティティーをなくすことを意味している。

364西尾市郎 沖縄教区からの議員の意見を優先させてほしい。

369高里鈴代 みんなの顔が見えるところ意見を述べる。九州教区の東島勇気議長が謝罪決議をもって沖縄教区総会を訪ねて下さった。この出来事で、我々は深い所で癒される体験をした。沖縄教区は先に提案した「日本合同キリスト教会」という名称にこだわっていない。政治的な事柄ではなく、沖縄教区自体も罪の悔い改めから合同に踏み切り、合同のとらえなおしも続けているという信仰的な側面を認識してほしい。これはいのちの問題であり、今もそのいのちが奪われ続けている現実がある。その視点に立って、この事柄に関わるのは教会の福音宣教の中心的課題を担うものであると理解してほしい。また、各個会において課題が深まっていくことに期待をかけている。もっと交流を深め、前進を求めたい。先般、カナダ合同教会の総会に参加する機会を得た。そして彼らが先住民との和解するという場面に立ち会うことを許さた。当事者どうしが抱き合うところを見、合同のとらえなおし論議の先行きに一つの幻を与えられたと感じている。また、名称変更議案が2年間における変化を実感している。

11:46 AM休憩 321黒田道郎 祈祷

1:00 PM 議事再開

375大城実(議場に入るのが間に合わず、聴けなかった。ゴメンなさい)

93近藤勝彦 この議案は、対国家観感覚の強い議案であり、戦後民主主義を破壊するものと捉えている。

361平良修 政治的色彩の強いものであって、教会的な事柄ではないという論調は心外である。日本基督教団を真実の合同教会として形成していこうという祈りから生まれたものであることを理解してほしい。沖縄教区では数回の総会において、教団の成立の沿革を学び、主の依託を受けて沖縄に建てられていることの使命を確認してきた。九州教区の支教区であったのだから、親元である教団に復帰することによって、真の教会になるという論調に対して、沖縄の教会は教団とも異なる独自の教会であることを学んだ。
 ポツダム宣言においても、沖縄に対する日本の主権は消えていない。だから、日本の主権が消えたのだから、戦後沖縄が切り離されたのは仕方なかったという論調には承伏しかねる。政治の後追いをし、自分の身体の一部であった沖縄の教会を切り捨てたことを、私たちはどう考えるのか。沖縄の教会は主の教会である。
 信仰告白が同じであったことを根拠に一つの教会であると言われたが、沖縄の教会は自ら主体的にその信仰告白を為したのであっる。この事実をもって、既に同じ方向へと歩んでいたとは言いがたい。
 沖縄キリスト教団と日本基督教団との合同は、対等合同ではなく不等合同であった。これは歴史的事実である。復帰ではカバーしきれない幅を既に沖縄キリスト教団が持っていることを捉えて、合同という道を選び取った。これを改めてとらえなおすためには、合同議定書を破棄することも一つの道であるが、そういう考えは我々にはない。沖縄教区は教団の一教区であり続けつつ、名称変更をその一端として提案している。

177伊藤瑞男 ポツダム宣言の認識について修正する。日本の領土に対しては、連合国が決定することになっていた。

291柏木和宣 東中国教区は昨年の教区総会において、ハンセン病者に対する謝罪決議を為した。この事柄にも、合同のとらえなおしと同質の問題があることを認識している。東中国教区が果たして、ハンセン病者と喜びを分かち合う共なる歩みを為してきたかというと、そうは言いがたい側面がある。ライ予防法廃止の事態から、はじめて自らの罪を思わされ、気付かされ、新しい対話が始まり、謝罪へとつながった。この事柄を思う時、合同の歩みの中にも同じ質が問われていると感じる。全ては謝罪から始まるのだと思う。

390篠原千史 沖縄の人々に、私たちが経験したことのない痛みを与えたことを申し訳ないと思う。しかし、田舎の教会にあって、地域の信用を長い間をかけて築いてきた。名称を変更することによってそうした関係が破壊されてしまう危険があると感じている。
 (そんな信頼、一回壊して作り直したほうがええんちゃう!というヤジ)

147中川信明 議案45号、53号に賛成の立場から。歴史認識という事柄が問われ、これが合同問題におけるキーワードだと思う。歴史認識の違いを押さえた上で、今何が一番大切なのかということを考えなければならない。合同のとらえなおしが問われて20年の中で、今沖縄教区から名称変更こそ提案され、これが問題となっているのだ。教会間の誠実な関係形成が大切な事柄ではないだろうか。
このような観点から、まずここでなすべきなのは、53号議案をもって謝罪し、関係を形成していくことなのだと思う。

336三久忠志 20年間、論議が積み重ねてきて、全教団の課題とならないことに憂慮している。1946年の沖縄支教区の抹消という歴史的な事実に関しては、もっと丁寧に検証すべきなのだと思う。

議 運 議事進行について。残りの議案の確認し、この議案の取り扱いについて、提案者である沖縄教区、京都教区、関東教区、大阪教区、東島勇気から聞きたい。

363名嘉隆一 この2年間、それぞれの教区と対話を継続し、その歩みの中で様々な事態を引き起こしてきた事実を知った。同じ教団に連なる者として、教区間にかなりの違いがあることも実感している。とらえなおしを為すことは、こうした課題を克服することにつながるものであると認識している。議論が継続する中で、内容が深まることを期待している。様々な伝統をもった諸派が合同している教団が、合同教会を形成するためにも、今しばらくお互いに我慢して、お互いの中に共通の土俵を作っていく必要がある。今後も沖縄には、本来ならば皆さんが担うべき課題が重くのしかかっている。それはますます深刻化するだろう。そのことを思いながら、この2年間、この議案を継続的に共に考えていきたい。

217関雅人 基本的には沖縄教区議案に賛成しているところから、沖縄教区議長の苦渋の継続希望に痛みを覚えつつ、46号議案は取り下げる。

49原田史郎 (長々と議案成立の経過を述べた後)第47号議案は取り下げる。

241平山武秀 大阪教区常議員会からの議案であり、沖縄教区の議案を賛成する立場を明確にし、名称変更を行い、名称変更だけにとどまらない実質化を求めている。

337東島勇気 継続としてほしい。

49原田史郎 先程、議案は取り下げると述べたが、それは継続ということである(なんじゃそりゃ、結局、継続することとなる)

山北宣久副議長 議長から提案があるので聞いてほしい。
 議長交代 山北宣久副議長が議長席へ

小島誠志議長 今回の合同関連議案審議は、合同教会である教団が真の教会となるための議論であったと思っている。これからの2年間、全教区的な論議を深めながら、また教団執行部がこの議案に対して何らか具体的な手当をなすことを約束し、これを議長提案としたい。

議 運 まず後宮敬爾議案を取り扱いたい。またその前に、議案12、14、18、19、20、21、54、55、追加議案3、4を常議員会付託とすることを、一括承認してほしい。

221千葉宣義 建議の取り扱いについて確認してほしい。

議 運 建議1,2,4は採択され、同時に常議員付託となったと認識している。

185小林貞夫 議案51号は取り扱いは賛同者の数からしてもこれは扱ってほしい。当初の議案賛同人が110名程あり、この総会会期中に新たに80名の賛同人名簿を議長団に提出している。

議 運 これを動議として受けとめ、51号を先に審議するということを議場に諮ってもらいたい。

議 長 この動議にセコンドがあるか(議場から拍手)。それでは、51号を先議することに賛成の方は挙手を。
 賛成多数で承認。

議 長 提案者は51号議案の提案を。
100内藤留幸 議案を朗読。若干の補足説明。
議 長 それでは時間もないことなので、採決する。
 多数で可決。この採決の途中で、この議案に対して何らの議論もなされなかったことに対して、多くの者が抗議し、議長席に歩み寄る。数の暴力だとの声、討議させろとの声。山北宣久副議長は、“あなたたちがガイドラインのことをやりたいというから、こうして時間を削減しているんだ。後宮議員、早く議案説明を…”と叫ぶ。しばらく紛糾の後に、
1後宮敬爾 議案説明を行う。

345西畑望 まず議長団に抗議する。(意見はかなりの時間に及び執拗かつ周到なものであった。聞き惚れていたため、打てずにごめんなさい)。

374梅崎浩二 (ユーモアを交えながら)戦争に加担しない祈りを、また再び子どもたちを戦争に送らない、そうした信仰を確かなものとしたい。

339丸山邦明 喜界島の状況から報告し、ゾウの檻建設反対運動に関わってきた。それは即福音の響きに押し出されたものであった。ガイドラインの恐ろしさを前線でひしひしと感じている。

議 長 それでは採決する。
 賛成多数で可決。

議 運 36、37、38、39、40、41、42は次期総会に継続を提案する。

5岸本和世 49を常議員付託としてほしい。
議 長 議運提案に49を加えることの可否を問う。
 賛成多数で承認。

議 長 最後に審議未了廃案について確認したい。
議 運 審議未了 追加議案2だけ審議未了廃案である。
議 長 追加議案2は、兵庫教区が再度、次回総会に提案と聞いているので、承認してほしい。
 議場は異議なしと承認。

議 長 それでは、最後に小島誠志議長の祈祷でもって総会を閉じたい。
 閉会祈祷 小島誠志議長
2:58 PM 全ての議事を終了。

19日午後のセッション(後宮敬爾)

さあ、最後のセッションです。

近藤勝彦議員「これらの根底に差別があるというのは、解釈として無理がある。とらえなおし問題の根底には特定の国家観があり、戦後民主主義否定するとこから発想されている」

平良修議員「沖縄教区は、教団を主の教会としてふさわしく形成したいという祈りと願いからでていることをしっかりと聞いて下さい。沖縄キリスト教団は独立した教会であったことを認識をもってください。復帰論は誤りです。東京教区はポツダム宣言受諾を抹消の原因だとしたが、それは事実誤認であり、その認識こそ沖縄への差別である。沖縄キリスト教団は主の教会だった。信仰告白も教憲教規を教団のもとを取り入られた。言葉は同じでも、教会は別の教会だ。69年は不平等な合同だった。議定書は事実だが、議定書の不備をも修正する道を模索している。」

伊東瑞男「ポツダム宣言では、小さな島々は連合国が決定することになっていた。事実上、沖縄は米国のものになった。潜在主権という言葉はサンフランシスコ条約の時に出てきた言葉であるから、そのことがあきらかになったのはずっと後のことだ」

柏木和宣議員「合同のとらえなおしの論議の中で、自分たちとハンセン病の人たちとの関係を思う。共に生きるべき存在でありながら、そういう教会でなかったと言うことに気づき、謝罪した。ここで謝罪すべきだと思う」

篠浦千文議員「沖縄の人たちに苦しみを与えたことは、そうおもう。しかし、名前をかえてそれに答えることにならないと思います。長い時間をかけて培った信用がある。地方にある教会が名前を変えることの痛みを考えてほしい。」

中川議員(東京の良心!という不規則発言)「信用というのなら、この問題について誠実に答えることがたいせつではないだろうか。沖縄教区から東京教区への問いにも答えていないではないか。」

336三久議員「合同のとらえなおしが20年間、浸透しないかということを憂う。沖縄支教区の抹消について、歴史的な事実を検証しなければならない。沖縄に対する潜在主権が公になったのは、もっと後日のこと。議定書について、合同式典は祝福されたものだった。実質化の方向で考えた」

議運から提案「議案の取り扱いついて提案者から意見を聞きたい」
45号議案について名嘉議長「対話を続けたことがとても良かったと認識している。同時に教区間に大きな相違があることをもしった。それが合同教会だろう。相違をつきあわす期間がほしい。そしてそういう場を教団の中に作ってほしい。次回総会に継続」

46号議案 関雅人京都教区議長「内容を理解していただけるなら、取り下げる」

47号議案 原田関東教区総会議長「沖縄提案が継続ならば、継続」
建議5号 平山武秀議員「取り下げ」

「残念ながら取り下げ」

53号議案「継続」

小島議長「論議を聞いてきて、合同教会の誠実な論議がなされた。感謝している。全教団的な論議を約束した上で、43号議案と53号議案を次期総会に継続審議」

51号議案が強行採決 多数で可決 強引な議事運営に議場一時混乱

50号議案 「新ガイドライン反対議案」多数で可決
 この議案の最初に九州教区西畑議員から九州教区議案の取り扱いについて強い抗議が述べられた。
 後宮に続いて、九州の梅崎議員が「家族ネタ」をつかって、提案説明をして、議場の雰囲気が一気に和む。
 採決に入り、圧倒的多数で可決。えっ、あの人まで・・・という人まで賛成してくれた。

他は継続、常議員会付託となり
14:55 祈りを持って終了。

まとめはまた後日


後宮敬爾:ごめんね。ちょっとC1が不調になって、午前の部の記録が消えてしまいました。古賀さんのレポートに期待して下さい。

11:15に合同のとらえなおしの論議が再開されました。

19日 午前のセッション
芳澤議員「名称変更に反対。名称を変えるとアイデンティティがなくなる」
高里鈴代議員「それならば沖縄教区はアイデンティティがなくなったことになる。顔が見える関係の中で、解決の方向が見えてくる。時間が必要なら、もっと時間をかけましょう。2年間の具体的な変化を感じている。」


公開、瀬戸
注意! これ以降の文書は、今、不愉快になってもいいとだけお読みください。

 この文書は総会議場で各議員の席に配られたものです。執筆者は、大住雄一です。大住氏は、このごろ東神大教授会のスポークスマン的存在になった用賀教会牧師で、旧約の教授です。
許可をとって配ったかどうかは知りませんが、議場に配られたものだから、本人が公開してほしいのでしょう。思いっきり公開します。
 あまりのひどさにみんな驚いていますが、明日の議事の頭で大下議員が抗議することになっています。

  詳細は「大住雄一氏文書をめぐる動き」
       別のページで、取り上げています!

総会議事録 瀬戸英治

9:12 AM
<200菊池純子 議事再開祈祷>
議 長 最初に議運から今日の議事についての提案を受ける。

議 運 最初に昨日、正副議長に一任した書記選任について報告していただいた後、常議員選挙の予備選挙を行い、その間に昨日から継続の議案について審議していただきたい。

議 長 まず、この議運提案を承認いただきたい。
 議場は拍手で承認。
議 長 それではまず書記選任について報告する。書記には小橋孝一議員を選任した。
 議場は拍手で承認。

 小橋孝一議員 挨拶を行う。一色善子議員が小橋書記のために祈祷を捧げる。

18邑原宗男 小橋孝一書記の選任について質問がある。

議 長 その件は既に承認をいただいたものと理解する。

104張田眞 小田原紀雄議員の常議員選挙の被選挙権がないものと理解する。議長は超法規的な判断で彼を推薦議員としたというが、教憲教規の規定に従って、この件について問題性を感じる。議場で彼の被選挙権のないことを確認してほしい。

議 長 その意見は意見として受けとめるが、昨日説明した通り、常議員会で決している。
議 長 それでは、議案第6号 常議員選挙に関する件を上程する。書記が議案を朗読。続いて、投票委員長が投票方法について説明。

424高寺幸子 教団の構成員における女性の数を考えて投票していただきたいと思う。

20雲然俊美 投票開始してからの発言許可に対して、議長に抗議する。

8西岡昌一郎 先ほどの選挙開始に関して、一方的な立場での発言があったのであるから、もう一方の立場の発言も聞く姿勢をもってほしい。

議 長 どちらがどうだという認識を持ってはいない。
議 運 投票が終了したので、東京教区再編に関する件を継続審議していただきたい。建議請願委員会に建議が提出されているので、同時にそれを取り扱っていただきたい。
吉田弘建議請願委員長 はっきりとした態度表明をもった建議は建議ではなく、議場で意見として述べていただきたい。

18邑原宗男 これまで西東京教区の設立にはきちんとした手続きを経て提案されているものであるので、これには賛成したいと思うが、一点だけ確認したい。提案の経過の中で、「東京教区問題」をどのようにとらえ、継続的に関わるのかそれを答えていただきたい。

85長崎哲夫 東京教区問題について現時点で何かわだかまったものがあるとは理解していない。

3久世そらち 西支区で信仰を育まれたものである。長い祈りの歴史を経てこの議案が提案されている。地方教区から西支区に遣わされた教職たちがこのために努力している。北海教区は西支区と宣教協力を結んでいるが、教区化する中でもこのような連帯をますます前進してほしいと願っている。

100内藤留幸 教区としての主体性をはっきりと確立した上で、戦後の開拓伝道を為した多くの教会を、純粋な連帯の中で支えていきたいと願っている。

267西澤他喜衛 被災地域の教会に最初にエールを送って下さったのが西支区であったことを報告し、感謝する。そうした西支区が「社会の課題に取り組み、地域に仕える教区」をと願って議案を提出している。そのことを受けとめ、これからもその方向で宣教を推進していただきたいと願う。

418久保田文禎 東京教区問題に関して、西支区の方々がどうとらえているのか、昨日の徳永議員にはじまり、幾つもの質問が出ているが、未だはっきりとした答弁をいただいてはいない。先ほどの長崎議員はそれがあたかも終わったように答弁している。西支区長から丁寧な説明をいただきたい。

99渡辺正男 議案説明でも読んだ文書だが、今後の歩みの中で、東京教区問題を真摯に担いつつ歩んでいきたいと願っている。

77大宮溥 補足し、意見を述べたい。西東京教区でどのように東京教区問題を担っていくのかに関して、これまで西支区がこの20年間教区化議案を抑制してきた。それは、東京教区問題と切り離されたものとしてこれを提案することを避け、きちんとそのことを担おうとする証しでもあったと理解している。今後の教区の歩みの柱の中に、東京教区問題を担う質は含められているものと思う。

195楠本史郎 中部教区でも教区の開拓伝道を地道に進めている。東京でも教区主体での開拓伝道とその取り組みが始まっていく、強化していくことを歓迎したい。

238川谷威郎 西支区の行っていることは、教区としての質を欲しているし、それにふさわしいと感じている。西東京教区の設立に賛成する。

178小林眞 教団形成に関しての意見を伺いたい。どうも東京教区のことに集中しているきらいがある。来年の教区総会に、西支区から説明に歩いてはもらえないだろうか。

85長崎哲夫 要望として受けとめる。

361平良修 建議第3号が建議請願委員会からの報告を通じ、取り扱わないことが議場で承認された。この案件には必ず付帯として付けていただきたい。

341柴田もゆる 議事進行について。先ほどの小林議員の意見を修正案であるのかどうかを確認の上で、採決に移っていただきたい。

311久保田十一郎 宣教協力的・伝道的な側面からの賛成意見が続いているが、教団政治的・地域割りの視点から考えてみたい。この点からは、西東京教区にしても東京教区とそんなに違いが生まれるとは考えがたいので、この議案に反対する。

議 長 採決に移りたいと願う。教規変更を伴う議案であるので、2/3の賛成が必要となる。挙手で行いたいと願う。

185小林貞夫 投票で決していただきたい。

議 運 小林議員の提案にセコンドを取り、議事規則第36条により、議長が必要・出席議員の1/5の求めがあった場合、記名・無記名投票を行うことができるとある。

1後宮敬爾 討論をした後に、採決を取ってほしい。各教区から選出された議員として、はっきりとした態度を表明する必要があると思う。

33加藤久幸 挙手あるいは起立をもって、責任をもって採決していただきたい。

93近藤勝彦 信仰の自由・良心の自由を守るために無記名投票でなすべきだ。

議 長 議場を閉鎖して議員数を確定する。
 補助書記 議員数を数える。364名。
176名の賛成により無記名投票によって議することとする。

議 運 投票委員が議場に入っていないので、採決には加わってもらうこととしたい。
議長 採決委員を選出したい。招集者180飯島、以下議員番号のみ、18
 22 48 64 126 202 223 281 367の計10名。

10:32 AM
3分の休憩を宣言。

10:37 AM
議事を再開。
投票委員長の飯島英男議員により、投票方法の説明。

311久保田十一郎 出席議員の2/3によって議するのであるから、投票用紙の数をもって参加議員の数を確定できるのか。

議 運 議場閉鎖をして議員総数を数え、投票を行う。
補助書記が議員数を数え、373名だと確定。
採決委員長が再度投票方法について説明。
議 運 次の議事について、午前の残されたセッションにおいて、昨日の財務審査委員会・報告審査委員会の報告を受けたい。

8西岡昌一郎 議事進行に関して。今の議事運営であれば、時間が押している中で重要議案が進められていくことに危惧している。議案を大切に扱っていただきたいことを強く申し入れる。

議 長 精一杯の議事進行を行っているが、議場の協力を得たい。
この間30分退席しており、財務審査に関する議事は不明。
この間に、西東京教区に関する議案は賛成301、反対40、白票30となり可決された。
11:25 AM
常議員選挙予備投票の結果について、投票委員長が発表。
議運 11:30まで議事をと受け入れていただいているが、本投票を行って終了したい。
開会礼拝献金 428,762円あったことを報告された。

0:51PM
 議事再開にあたり157東野尚志の祈祷
議 運 議事進行に関して提案。まず予算・決算関係の議案を一括して上程し、午後4時くらいから合同関連議案を扱うこととしたい。議長はこの件を議場に諮り、議場はそれを承認。議長交代し、山北宣久副議長が議長へ。
○予算・決算審議
負担金未納問題に関しては、大阪教区議長から少しずつ進展していることが報告された。その後、以下の順序で報告。
1)教団歳入歳出決算・予算
2)教団部落解放センター決算・予算
3)教団出版局決算・予算
4)教団年金局決算・予算
報告の後に、これらの会計に関しての質疑を受け付けた。
○報告審査
1)阪神大震災被災教会支援委員会
2)阪神・淡路大震災救援活動センター運営委員会
3)兵庫教区救援資金募金(第二次募金)
416北紀吉 地震と教会の本の帯には、この本の収益はすべて被災者に送られますとあるが、本を全部売っても純益は出ないと聞いているが、この点について府上委員長はどう考えるのか。また、委員長として被災地仮設住宅などについてきちんと把握しているのか。

322佐々木美知夫 本の出版・販売の会計に関しての質問。報告では、今期にあっては販売状況を把握できない。

議長は以上をもって審議を終了し、後は財務審査・報告審査委員に委ねると宣言。この後に常議員選挙結果について報告を受けた。

 投票総数 383 1149 1130 無効  白票
<教職> 平良修83 北里秀郎79 東島勇気74 竹前昇67 長崎哲夫66
 長山信夫66 原田史郎65 藤掛順一64 吉田弘64 石黒悦雄63 柏木和宣63 伊藤瑞男62 西田直樹62 府上征三55  次点 原忠和48 島しづ子28
<信徒> 高里鈴代99、飯坂良明75 小林貞夫71、西澤宏70 金刺一雄68、望月克仁68、多田信一67、樋田利明67 谷口ひとみ65、西澤邦輔63、大杉弘62、大村幸生61、小田原紀雄55 次点 斎藤仁一54 古川昭53

この後20分の休憩。

3:31 PM 議事再開

議 運 議案の説明を行っていただきたい。
吉田弘建議請願委員長の説明があったが、大阪教区提出の「日本基督教団と沖縄キリスト教団との合同のとらえなおし実質化」の推進に関する件を、昨日の常議員会での否決したことに関して、新たに建議案として提出されたがこれをも否決したを巡って紛糾。

284有森和可奈 数で常議員会を乗り切ったことに抗議する意見(涙ながらに訴える) 

79愛澤豊重 建議請願委員会の判断を議場に諮っていただきたい。

341柴田もゆる この会議中、先の常置委員会での議案の取り扱いについて議論することを保障してほしい。

346山本爽起子 暴力暴力というが数の暴力もあることを覚えてほしい。

議 長 議長の判断として大阪教区常置委員会提出の建議案をこの議場で審議することを認める。

50石橋秀雄 名称変更議案を一括上程することに対して反対する。関東教区議案は、議案第45号を先議して、その後に審議していただきたい。

282藤村洋 先に沖縄教区への謝罪議案を審議していただきたい。

議運 一括上程を提案しているが、関東教区が一括に反対し、謝罪議案を先議

324菅澤邦明 議運の委員長に質問。謝罪という内容を持つものを名称変更という内容と一括に審議する理由を。

竹前昇議運委員長 一括では無理な点があることも認めるが、何かの提案がないと議論が進まないからであり、むしろ新たな提案がフロアーから出てくることを期待していた。一括した方が時間の節約になるという利点はある。

81長山信夫 議案の取り扱いを巡って紛糾し、時間を浪費していると感じている。一括して上程していただきたい。目指すところは同じである。まだ名称変更や謝罪の段階ではないと判断している。切り捨てたという理解も、この間の議論を通して

185小林貞夫 議案を積み残すことなく議論するためには、一括上程を願っている。

177伊藤 一括上程に賛成する。

33加藤久幸 議事進行に関して。実質的論議に入るため、まず2つの動議の採決をお願いしたい。

議 長 まず謝罪決議を先に扱うとの藤村洋議員提案の動議を採決したい。
 374人中 177の賛成で少数否決

議 長 次に石橋秀雄議員提案の関東教区議案を切り離して審議する動
議に関して採決する。
 少数否決

199藤掛順一 先の30回総会からの継続である、名称変更に当たっては教団所属の教会・伝道所の投票によって決定する議案を取り下げることとしたい。

305安田俊朗 議案第53号「日本基督教団」が沖縄教区(沖縄キリスト教団)に謝罪する件 について朗読・説明を行う。沖縄の教会と共に歩んできたのかを深く反省させられている。この謝罪について真剣に受けとめることから、合同のとらえなおしの実質化を始めたいと願っている。

363名嘉隆一 議案第45号 「日本基督教団」名称変更に関する件 について朗読・説明を行う。この議案の背景について、補足の説明。1977年に教団問安士を迎えて議論した際に、合同の問題は沖縄の主体を問う事柄であると認識してきた。その後、教団の成立の沿革を長い時間かけて議論してきた。太平洋戦争の傷から戦後の教会の歩みを始めたが、その歩みを再検証しなければならなかったし、この問いはそのまま教団全体への問いであると信じる。現代の宣教の課題を担うためにも、名称を変更し、新しい質をもった教団としての歩みを始めることを求めたい。

217関雅人 議案第46号 「合同」にふさわしい名称に変更することを決議する件 について朗読・説明。京都教区の提案は沖縄提案を否定するものではなく、各個教会の中で議論されてほしいということを願ってのことである。

50石橋秀雄 提案者の教区議長に代わって説明する。議案の説明を行い、重ねて、1998年11月10日付の関東教区常置委員会の「沖縄の教会への関東教区の罪責と謝罪表明」を朗読。

241平山武秀 建議案 「日本基督教団と沖縄キリスト教団と合同のとらえなおしと実質化」の推進に関する件 を朗読・説明。

102大住雄一 沖縄教区での議論の中で、反対者の意見をどう考えているのか。昨日の常議員会の議論の中で、松田定雄さんの声を聞くことを否決したというが、

公開、古賀
363名嘉隆一 確かに沖縄教区の中にも反対意見があることを重く受けとめている。旧沖縄キリスト教団の教職の方々にも集まっていただき、充分意見を伺い、互いの相違点を見極めながら、関わりを継続している。提案から2年を経る中で、他教区との対話を継続してきて、他教区にも多様な意見のあることを認識してきた。

1後宮敬爾 議事進行に関して。私たちはどうなのかというところから、この議論をスタートしてほしい。

416北紀吉 一括上程しての議論であるので、後宮敬爾議員の提案には反対である。

275柴田信也 この総会で沖縄教区問題、名称変更議案、常議員会でも合同特設委員会も何等の提案も為せていないことは失態だと思う。これに対して説明を求めたい。また、小島誠志議長の総括の中での比較も、合同前の時代と現在とをということになっている。そうしたことの中に、私たちの差別的な姿勢が現れ出ているものと考える。この点、謝罪す
るなり、釈明するなりしてほしい。

原忠和合同特設委員長 ミニ常議員会のような様相を呈し、はっきりとした方向を示すことはできなかった。このことは真摯に謝罪したい。その後に、「要望書」を朗読(これまでの合同特設委員長が連盟で提出したもの)。違いを認め合いつつの一致を求めて進んでいきたいと願っている。

177伊藤瑞男 委員長の発言に関して補足する。結論を出すことができなかった委員会であるが、内容的には丁寧な論議をなしたことは、報告書を通して知っていただきたい。

276赤川祥夫 謝罪表明に賛成する立場から意見を述べる。追加議案第2号「今日の宣教の豊かさを分かち合い、その取り組みを推進する件」から問われている事柄は、大震災の体験から他教区との連帯の大切さを実感してきたことから提案している。

20雲然俊美 議案第53号の括弧の意味を教えてほしい。

305安田俊朗 「」内は15教区(沖縄をのぞく)を意味している。

20雲然俊美 合同教会として共に痛みを分かつことは分かるが、一方に謝罪するということはできないと判断する。よって、議案に不備があるので、これは常議員会に付託することを提案したい。

8西岡昌一郎 物事が手続き的に問題なく進むのに傾くのではなく、内容の重さを真剣にとらえて、誠実に審議してほしいと思う。その意味では、謝罪の決議に賛成する。

81長山信夫 紛争以来の国家と教会という問題が底流にあることを感じる。誠実に合同してきた道筋のどこに、国家と教会の問題と同じ質の事柄が見いだされるだろうか。沖縄の教会と福音の光を分かち合うことを第一義的に考えている。

423菅澤邦明 議案53号に関連して、謝罪という事柄について述べたい。教会的な交わりを切り捨てたが故に、多くのものを失ったのだと思う。単純な事実を認め、謝罪ということからはじめて、新しい関係に入っていくべきだと思う。

89嶋田順好 先の教団新報に、松田定雄さんの投稿が載っているが、その記事内容に触れる。沖縄支教区が切り離されていた時代の沖縄キリスト教団との交流記録はあまり発掘もされていないし、そいう意味で「『合同のとらえなおし』のとらえなおし」

419黒多健 今の事柄が問われているのであって、

201島しづ子 真実な謝罪をしたいと願う。新ガイドラインの問題を担う中で、これまでの50年間、基地問題を沖縄に担わせていたことに深い痛みを感じている。

270本多肇 謝罪の表明がなかったことをとらえて、対等な合同でなかったと思っている。

97河合裕志 「合同のとらえなおし」が本当に必要なのかと感じる。両教団が喜びをもって合同したこと、元来は一つの教団であったこと、また同じ信仰告白を採択するなど着々とうり二つの教団を形成していく道筋が整えられていたのだと思う。

360川本良明 歴史認識の過ちが含められた意見を述べた場合には、その場でやりとりすることを許してほしい。

18邑原宗男 奥羽教区の中にも多様な意見があることを紹介した上で、それでも第45号議案に賛成したいと願う。

326八束潤一 四国教区としては、この間沖縄教区との交流をつづけつつも、教区常置委員会として名称変更に反対する声明を出した。これを朗読する。今後とも四国教区は沖縄教区から学び、信頼関係を築きつつ、実質化の歩みを為していきたいと願っている。267西澤他喜衛 兵庫教区では毎年の定期総会で沖縄のことを学び、それを積み上げつつ、名称変更に賛成する決議を為すに至った。教区総会で確認した声明を朗読。

178小林眞 東海教区の立場を説明。教団紛争によってこれまで、教会・教師が離脱するなどの痛みを負ってきた。その観点から、合同のとらえなおしの推進は、新たな痛み・教団分裂の危機をはらんでいることを指摘し、これに反対する。

6:31 PM
議 長 議事は明日に継続することを宣言。
議事終了にあたり378大津健一議員の祈り
 

公開、瀬戸
常議員の選挙 結果ができました。(この時点では未公開)
教職
平良 修  83  北里秀郎  79  東島勇気  74
竹前 昇  67  長崎哲夫  66  長山信夫  66
原田史郎  65  吉田 弘  64  藤掛順一  64
石黒悦雄  63  柏木和宣  63  伊藤瑞男  62
西田直樹  62  府上征三  55

以下次点
原 忠和  48  島しず子  28  辻 哲子  20
後宮敬爾  16  大宮 溥  15  名嘉隆一  12
桑原重夫   7

信徒議員
高里鈴代  99  飯坂良命  75  小林貞夫  71
西沢 宏  70  金刺一雄  68  望月克仁  68
多田信一  67  樋田利明  67  谷口ひとみ 65
西沢邦輔  63  大杉 弘  62  大村幸生  61
小田原紀雄 55

以下次点
斉藤仁一  54  古川 昭  53  大下幸恵  17
平田真貴子 15  平良悦美  13  小中乃芙子 11
田中義久  10
です。  

教団総会速報 18日 午後のセッション 後宮敬爾

財務関係の報告が続きました。1時間にわたって報告が議論がありましたが、議論としてはあまり注目に値することはなかったように思います。財務審査委員会に回付されました。

阪神大震災関係の報告がされました
支援委員会 川谷さん
活動救援センター 府上さん
兵庫教区議長から第2次募金報告 西澤他喜衛

キタキヨシ 「地震・教団」の帯封は虚偽ではないか。仮設住宅のことを知っていたのか。震災状況の中で仮設住宅が大事だというなら、そのことを知るべきだろう。

ササキミチオ 「地震・教団」の会計と責任について尋ねる。常議員会が承認できないまま、1万部の出版をされた。会計報告によって在庫6000冊とあるが、これでは2年前と変わらない。今後についてどう考えるか。

府上委員長 帯封についてはご指摘の通り、「収益」という言葉の使い方が間違っていたことを認め、常議員会で報告し陳謝した。緊急の事態の中で委員会として決断した。今後も何とか売っていくよう努力をしたい。あの事態の情報発信として必要なことと感じた。仮設住宅の詳細に知らなかったは事実だが、その理念については充分共通理解を持っていた。

報告審査委員会に回付しました。

常議員選挙結果
教職
石黒悦雄  伊藤瑞男  柏木和宣
北里秀郎  平良修  竹前昇
長山信夫  長崎哲夫  原田史郎
東島勇気  府上征三  吉田宏
藤掛順一

信徒
飯坂良明  大杉弘  大村幸生
小田原紀夫  金刺一雄  小林貞夫
高里鈴代  多田信一  谷口ひとみ
樋田利明  西澤邦輔  西澤宏
望月克仁

東北の斉藤仁一さんは次点、惜しかった。

この報告のあと休憩 15:00

15:20 再開後、議運は関連議案を一括上程することを提案、建議誓願審査委員会が大阪教区の有志議員から提出された建議を「要件を満たしてない」と報告。
 これに怒った大阪の関係者から怒号、議長席に詰め寄る議員も出て、左右入り乱れて混乱。議長は、5分間の休憩を宣しました。
 大阪の議案は昨日の常議員会で内容審議なしに否決されたものを緊急事態として建議案として出したものですから、建議誓願委員会の審議の内容は疑問です。

 再開後
原忠和「緊急事態として認めてほしい」
兵庫教区の若い女性議員が涙ながらの訴えもありました。「21世紀の宣教がこれかと思うと情けない」

愛澤議員が「議場の判断で」と言う意見でまたまた混乱。
議長が「私の判断で、議案として承認します」
こんどは「認められない」と右からの怒号。

石橋議員「一括上程に反対する。関東教区議案は合同のとらえなおしとは切り離して審議するべきだ。」

282フジムラ「謝罪の件を第1に審議してほしい、沖縄に対する思いをはっきりさせてから他の議案を扱うべき」

菅澤議員「議運の委員長に質問。謝罪内容と名称変更はそもそも異なるものだ」

竹前議運委員長「一括では無理な点もあるが、論議が重なる点が多い思うのでこのような提案をした」

81長山信夫議員「一括を支持する。それぞれの提案理由が重なっているからだ。」小林貞夫議員「一括上程を支持する。積み残しが残らないように。あの混乱した状態についての議長コメントがほしい」
伊藤瑞男議員「一括上程を支持する。関東議案も関連議案だと判断する。謝罪議案もそうだ」
加藤久幸議員「採決に入ってはどうか」

議長「謝罪をする件を先議する件を採決」
賛成 177で否決

議長「関東提案を切り離す」
賛成少数で否決

 一括上程になりました。しかし議運は177票の重みを考えて謝罪議案を一番最初に提案説明することを提案、議場はこれを受け入れました。

提案説明
藤掛議員「追加議案1について、取り下げる」

議案53「謝罪議案」の提案説明 安田俊朗議員がおこないました。
議案45「沖縄名称変更議案」の説明 名嘉隆一議員。

議案46「京都教区議案」の説明 関雅人議員

議案47「関東教区議案」の説明 石橋秀雄議員
 関東教区常置委員会として沖縄教区への罪責と謝罪声明を朗読。
建議5 「大阪有志議案」の説明 平山武秀議員

大住雄一議員「沖縄議案はどんな人によって決議されたのか。反対者のことを沖縄教区はどういうふうに考えているか。松田定雄さんの挨拶は当事者の声を聞く機会だった。沖縄は松田さんをどうして准議員にしなかったのか」

このあと自分が発言したので、しばらくメモが取れません。
意見が交錯しているので議運は発言項目を議運席に届けるよう要望した。

原忠和議員「合同特設委員会の歴代委員長から要望がある。(別紙)歴史的な経緯をふまえて論議をしてほしい」などと発言した。

伊東瑞男議員「意見の相違があることは貴重だった」

276赤川議員「追加議案2号 2年前に出した議案であるが、謝罪をすることを書いている。震災の中で他者との関わりの大切さと全体教会として育つことの大切さを痛感した。震災の中で教会が痛みを覚え合う事の大切さを知った。たとえば北海道のアイヌ問題、沖縄が提起している問題などを教区として担うことが大事だと思った。侵略の歴史は、イエスに大釘を打ち込むのと同じだ。今、真摯に謝罪すべきだ。イエスと共に歩むために。あなたは笑っているけれども、私たちは泣いている。」

雲然議員「議案についている「 」( )の意味を」

安田議員「「日本基督教団」が15教会を意味する。」

雲然議員「それでは議案として不適当だ」

西岡昌一郎議員「私は教会の信徒と協議を積み重ね、総会でも話し合った。第4回教団総会でも議事進行に不備はなかったのだろう。しかし沖縄を切り捨てた。事柄の中身を抹殺してはいけない。手続きも大切だが、論議に対する誠実さこそ教会会議の生命線だ。」

長山信夫議員「国家と教会の問題が問われているのだが、国家のあり方が教会に影響を与えるのは、国家が権力を持っているからだ。しかし教会が国家をこえてはならない。議定書を取り交わし、双方喜びを持って合同したことのどこが、国家のあり方と同じといえるか。宣教の課題という時には、国家のあり方と違う教会のあり方があるはずだろう。苦しんでいる状況の中にあっても、喜んで生きることが宣教の課題だ。神の言葉を語り、福音を生きるという課題を担っていきたい」

菅澤議員「謝罪に関して。53号の教会的交わりを切り捨てたというのは事実である。そのことによって私たちは大きなものを失った。沖縄の教会の生きてきた事実を共有する機会を失ってしまった。少なくともそれを共有して、謝罪すべきだと思う。謝罪することが地の塩、世の光ではないか」

○○議員「合同当時、松田元議長のコメントは軽々しく無視してはならない。1954年以降の教団の沖縄に対する配慮が載っていない。そこには両教団の信頼に満ちた関係が出されている。こういう事実も丁寧に検討したい。」

419黒多健議員「沖縄を愛していこうという気持ちはあるだろう。無価値なものを愛するという愛は、相手を無価値だと言っているのと同じ。沖縄のためにこれだけやってきたというのはそれと同じだ。」

島しづ子議員「ぜひ、謝罪をすべきだ。新ガイドラインでこんな重荷を沖縄に50年も負わせてきたことに気づいた。そういう痛みを担い合うことなしに連帯などというのは、まやかしだ。」

270 本多議員「あの合同は対等ではなかったという事実に対して、謝罪すべきだ」

河合議員「合同のとらえなおしは必要ですか。(1)導きとみ旨によって、感謝のもとに合同したのです。(2)日本基督教団の名の下に合同したのは、もともと一つだったから(3)この歴史的事実に対して教団社会委員会から「合同のとらえなおし」がおこった。これは偏向した考えである。今後は実質化を進めてほしい。

360 河本議員「発言内容に重大な過ちがあるときはどうしたらよいか。河合議員は歴史認識を誤っている。」

18巴原議員「53号基本的に賛成。沖縄支教区を消し去ったときに奥羽教区ができたのだ。45号議案について個人的に賛成だが、教区内に意見がまだ分かれているのが現状。」

八束議員「四国教区常置委員会から要請文を出した。相互訪問や教会での学習会を行いました。合同の内実の実質化を深めていきたいが、名称変更は各教会に混乱をきたすと考えるので反対。まず各教会の信頼関係を築いていきたい」

267西澤他喜衛議員「兵庫教区は毎年総会で検討してきた。沖縄教区総会提案に同意することを決めた。対等になることを願ってのことだ。」

小林真議員「東海教区は名称変更反対である。職制などからきちんととらえなおすべきだ。」

教団総会速報 18日 午前のセッション

教団書記に小橋孝一さんが選ばれました。

常議員予備選挙に入りましたが、張田議員の「小田原氏には被選挙権がない」という意見がありました。議長は、それを意見として聞くとしました。ここで他にも手が上がっていたにもかかわらず議長は投票にはいることを宣言します。

投票の説明が行われている間に、この議事に怒った人たちの不規則発言と、それに対する不規則発言が交わされ、その中で、高寺幸子さんが「特別に発言を許され」て、「常議員に女性が少ないという現実を考えてほしい」と訴えました。

西岡昌一郎さんが「議事の進め方が偏っている。」と発言。

西東京教区議案に戻りました

18巴原「東京教区問題をどのように担うのか」
長崎副議長「東京教区問題とは現東京教区にある、それぞれの教会の直面している事柄を言うのだから、西東京教区成立後もそれは変わらない」

久世そらち「かつて西支区にいたときに北海道で教区体験をし、深い示唆を受けた。その西支区の決断を支持し、教区間の連帯・協力を深めるものとなるだろう。賛成である。」

100内藤「この議案は宣教の前進を願っての素朴な思いである」

267西澤「賛成。提案理由3に共感する。阪神大震災の折りにいち早く連絡を取って下さったのが、西支区だった。教区化をして連帯を深めたい」

418 久保田「西支区の方に東京教区をどう考えるかを聞きたい。大教区の問題と言うことで済まされないだろう。
渡辺正男支区長「今後の歩みの中で担うという決意だ」

77大宮溥「補足する。25年かけた議案であり、この間、東京教区問題を担い続けてきた。これからの展望中では3つの教区像に表れていると思う」

川谷さん「西支区の思いは、教会的制度的保障を直接持ちながら宣教を進めたいということがよくわかる。」

小林真さん「基本的に賛成だが、教団形成をどのように考えているかを尋ねたい。来総会に決議してはどうだろうか。」

長崎副議長「地域的連帯から、教区、教団があると考えている。議場の判断に一任する」

平良修さん「基本的には賛成だが、教団総会議員の数の移動については配慮が必要だ」

341 柴田さん「議事進行、採決してはどうか」

311 シバタさん「教会政治的な面から考えると、教区には多様な地域が含まれていて、それが良いと思う。東京教区にもいろいろな地域があるので良いのか。反対です」

ここで議長が採決にはいることを宣言

小林貞夫「無記名投票を提案します」
後宮敬爾「各人の責任を明らかにするために、挙手で」
加藤久幸「起立でも良い」
近藤勝彦「圧力から守るために無記名投票」

約170人の賛成によって無記名投票で行うことになりました。

西東京教区 
出席議員
投票総数 371
賛成 301
反対  40
白票  30
で可決しました。西東京教区関係者の皆さま、おめでとうございます。圧倒的勝利でしたね。祝福された議案となりました。

その後、財務関係議案の上程があり、若干の質疑があったあと、休憩になりました。


総会傍聴記:瀬戸英治

 古賀君の議事の詳細みました? さすが教区書記ですね。まるで議事録を作るように入力していました。
 さて、なんと瓢箪からコマとはこのこと、なんと副議長予備投票であの後宮敬爾氏の名前が上がりました。候補者は12人もいたのだから、きっと5人目が同票で8人いたことになります。ちなみに裏情報では、この5位の8人はそれぞれ1票だということです。それってみんな自分の名前を書いたら、ひょんなことからそうなったということじゃない。次回から自分の名前を書く人が増えるかもね。
 12人も雁首そろえての候補者演説会、われらが後宮氏はしっかり言ったね「自分が副議長になったあかつきには・・・」会場爆笑! まあ1票であれほど、この教団総会でしゃべることができるなんて敬爾はえらい。

<奇跡はつづく>
1票で、あれだけアピールできただけで「奇跡」というものだが、本投票の結果をみてまたびっくり、後宮氏に14票が入った。山北、北里についで堂々の三位だ!!!
聖書の奇跡の30倍にはとどかなかったが、1票が14倍になった。この勢いで行けば2年後の総会では14票の14倍の196票で、当選だ(そんなわけないか)。こうなってくるとあの1票はだれがいれたのか? 当人はもっぱら否定していますが・・・・

<それでその夜>
とにかく議長、副議長選挙は大変な(予想どおり)の結果となりました。勢力が完全に2:1になってしまいました。みんな疲れた顔をしています。
その中で東島氏の演説の「私は教団を明るくするために生まれてきた男であります」には、明るい材料でした。
とにかくすべてが終わって、都内で5本の指に入るというこのホテルの2階のバーで一杯ということになりまして、今後について話しましたが、どうにも息があがりません。明日以降どうなるやら・・・

<ちなみに>
私のこの傍聴記が遅れたのは、機械が故障し、メールが議場から送られなくなってしまいました。それで古賀さんのものとあわせて自宅から送っています。
作業が深夜になったので、蟹座の流星群を見に行ってしまいました。それでこの朝に送っています。もう議場が始まっているのに・・これから池袋に行ってきます。


第31回教団総会議事録(第1日目/1998年11月17日)
会場:池袋・ホテルメトロポリタン 記録:古賀 博/瀬戸英治
1:30 PM

○開会礼拝
 説教者 津村久雄牧師(光明園家族教会)
 テキスト マタイ7:7-12
 讃美歌 
 説教題:「良い物を下さる天の父」

 説教要旨 <教団総会速報から転用>
 日本にある13ヶ所のハンセン病療養所にいる5,000千人の療養者のうち、プロテスタント、カトリック諸教会の信徒が1,500人近くにのぼること、その療友全員の祈りと励ましに支えられて、説教に臨んでいるという津島牧師は、光明園での証しから説教を始めた。「強制収容、終生隔離などを定めたライ予防法が悪法だとよく言われるが、それだけが療養所を暗くしたのではない」「薬がなかったことが、暗さの原因であり、戦後キリスト者の学者により、プロミンが使われるようになってから、療養所の空気が一変した」と療友がいかに教会を大切にして来たかを紹介し、「教会が暗黒の中で光となってきた」と述べた。
 療養所の教会が「乏しさを分かち合って豊かになった」と津村牧師は、「ハンセン病を病んだことで、イエス・キリストを知り、天国へ行ける」と感謝してこの世の生を終えた数多くの療友の証しを語った。
 また、ある療友は、点字によって文通していたが、その文通相手の女性が結婚した。その女性の子どもが伝道者となるように祈っていた。その願いは果たせぬまま療友は世を去ったが、いまその子どもが聖職者を目指して勉強中であることを紹介し、「天上の療友たちの祈りが聞き入れられたのだ」と述べて、礼拝で読まれたマタイ7:7-12の御言にある通り、「求めよ、さらば与えられる」であると力強く説教を締めくくった。
 開会礼拝の讃美歌はすべて讃美歌21から歌われた。
 
○議事開始
 教団三役(小島誠志議長、山北宣久副議長、小橋孝一書記)、小澤貞雄総幹事、議長席へ。
○組織会として、書記が正議員376名、准議員 名の登録があることを報告。小島議長、教憲教規 条により総会成立を宣言。補助書記の選任 小畑哲夫さん・大三島義孝さんを選任。またこの二人を准議員とした。

○教団総会特別委員の選任
議長は自分への一任を諮り、議場はこれを承認。その後、各委員名を書記が朗読。
 報告審査委員 建議請願審査委員 議事運営委員 教区記録審査委員
 財務審査委員 投票委員 それぞれを朗読。
2:49 PM
議事運営委員が席につく(議運:竹前昇・東島勇気・小林利夫・大村幸生・樋田利明 計5名)。

103松下恭規議員 推薦議員にあげられている小田原紀雄さんは駒沢教会の別帳会員であるがそのことを踏まえた上で議員として推薦したのか、教憲教規との関係はどうなっているのかを問いたい。

87 金沢勤議員 東京教区での教団総会を歓迎する趣旨の発言。小田原推薦議員の議員資格に関して疑義がある、自ら進んで准議員となるように求めたい。

79 愛澤豊重議員 常議員会報告を読むと、9教区議長の要望がもとにあって、この事柄が進んできたように思う。ここで9教区の議長に説明を求めたい。
議長 確かに教憲教規との関わりでは説明が難しいが、以下の2点から判断した。まず、これまでの慣例として前期の常議員であった人は、教区選出の議員に漏れた場合、推薦議員とするようにしてきていること、またこれまでの教団問題を担ってきた方を推薦議員とするということ。これらの2点から考え、最終的には議長としての判断をもって、小田原紀雄さんを推薦議員とした。

416 北紀吉議員 関連して質問する。9教区議長から小田原紀雄さん・菅澤邦明さんの名前が出て、推薦議員・准議員になったと理解している。このことに関して、9教区議長は説明する責任があると思う。

322 佐々木美知夫議員 菅澤邦明さんの准議員資格に関して。30回総会でも議員資格が問題となった。それと同様に31回総会に彼を議員として扱うことに大きな疑義を持っている。39頁を参考にしてほしい。9教区議長は答えるべきだ。

議長 ナイフ事件に関して説明を行う。教憲教規を遵守する方向とまた対話を継続するという方法のせめぎあいの中で決断したことを理解してほしいと求めた。

98 米倉美佐男議員 それでもなお、9教区議長が答えるべきだ。

91 山口隆康議員 この総会が合法的なものであるなら、手続き上きちんとその要件を満たしていることを説明すればよい。議長がこれは教憲教規とは別であるという説明はおかしい。議長は、別帳会員が総会議員となることを議場にとうべきだ。

議長 準備委員会での流れの中で、今の現状を踏まえ、議長が決断したのだと理解してほしい。
議場拍手をもって議長の判断を承認。

議長 議案第1号 議事日程案について提案する。

書記 議案書31頁から朗読。また、追加の議案について説明。

338 倉橋康夫議員 九州教区常置委員会から教団常議員会に議案を提出したのだが、常議員会では議案名すら朗読することなく、内容を一切検討しないで、これを否決するということになった。今後、そうしたことのないように、またきちんとした手続きをもって議事を扱うように強く抗議・要望。
議事日程を議場は承認。

議 運 ただいまから議長総括報告、総幹事報告、常議員会報告、また諸報告を一括して上程していただきたい。
議場は議運のこの提案を承認。

99 渡辺正男議員 議事日程に関しての要望。議案第48号に関して、これを主要な議案と考え、この議案の審議に時間をとってくださるように要望する。
議長 議長団はその願いをしっかりと受けとめた。議長を交代したい。

<議長交代> 山北宣久副議長が議長席に。
3:20 PM
議 長 議長総括報告、総幹事報告、常議員会報告の3つを一括で上程することを確認する。

小島誠志議長 報告書の5〜7頁を朗読して報告にかえたい旨発言。付け加えて、ハンセン病者への謝罪表明に関して、ガイドラインに関して補足の説明を行う。
小澤貞雄総幹事 報告書11〜14頁をもとに説明・報告。
小橋孝一書記 常議員会報告を、報告書17〜176頁をもとに説明・報告。
議運 提案する。総会議事規則に則って総会を行っている。そのことを理解して、協力してほしい。

382桑原重夫 議長総括報告に関して。今総会においては、合同のとらえなおしが最重要議案であると理解している。合同のとらえなおし及び沖縄教区提案の議題に対して、議長としての見解をはっきりと述べてもらいたい。総幹事報告においては、この問題に対して一言も触れられていない。小島誠志さんの名前でもって、名嘉隆一さんへ総会の直前にFAXが送られ、教団総会に松田定雄さんをお招きし、合同30周年として20分程度の挨拶をいただくこととしたい旨の手紙が記されていたという。合同30周年という問題、またその手続きがあまりにも簡略化され、また一方的な押しつけであることに合同問題を通して問われている事柄が象徴されているように思える。これに対する小島誠志議長の見解を問いたい。また、この点に関して議場で論議してほしいと思う。

議長 事情を説明する。
81 長山信夫 合同のとらえなおしに関しては、これまで教団総会での決議に従って、誠実に対応が為されているものと考える。桑原議員が対立を煽るような発言を為していることを残念に思う。議定書を取り交わした一方の当事者である松田定雄先生がどのような気持ち議定書にサインしたのか、これを聞くことが前進につながると考えているが、総会前の常議員会で暴力的な仕方で破壊されたことを残念に思う。

小島誠志議長 四国教区の教会にあって、もっと合同のとらえなおしに関して根本的なところに立ち返って議論すべきではないかと考えた。なぜ名称変更なのかと各教会に理解を求めるあり方が大切なのではないかと考えた。松田定雄先生に挨拶をと考えた件では、議定書に署名された方として、ゲストとして、教団の一員として挨拶していただくことに意味があると考えた。

364西尾市郎議員 小島誠志議長の話を聞いて、何が問題なのかを分かっていらっしゃらないと感じている。名嘉隆一教区議長を通して、FAXを受け取った時、悲しみと同時に怒りを感じた。沖縄教区を無視し、また沖縄教区の分断を意図していることを感じた。沖縄キリスト教団は独立した教団だったという立場を認めない人々があることを踏まえ、このような合同の事実が世界の教会においてあるのかどうか、教団新報の記事についても触れる。
議運 議長総括報告を巡って、質疑がなされているが、議長を除いてはまだ3人しか発言していない。大切な議論であるので、これは沖縄関連議案を取り扱う際に集中して行うことを提案する。

小島誠志議長 名嘉隆一教区議長へのFAXはこう決定したという通知を行ったのではない。

341柴田もゆる 九州教区の常置委員会から提出していた議案が昨日からの常議員会で否決されたことに関して。九州教区からの議案はわざわざ常置委員会名で提出したのであって、手続き上問題がないのなら議場に諮るべきであって、その正当の理由を問いたい。
小島誠志議長 ぎりぎりのところでの提案であって、議案の内容を否定したのではない。

434濱田辰雄議員 2点を質問。伝道低調の問題を大変大きなものととらえている。これに対して、議長の意見があればお聞かせいただきたい。教師検定問題に関して、その基準の整備は大変大きな問題である。

423菅澤邦明議員 1950年代と1990年代を比べた根拠が理解できない。推測するには、ラクーア伝道などのアメリカからの伝道協力を得ていた時代と今を比べるのは無理があるのではないか。CSの生徒減少の理由に関しても深めた上でこうした比較が為されているのか。むしろ、子どもたちと一緒に歩むことを為している教会もあり、それこそが希望なのではないだろうか。

小島誠志議長 教団の信徒・教職の年齢構成との関連で、この比較を為した。CSに関しては、確かにそうした教会もあるだろうが、実際的に激減している事実をとらえてここに述べた。教師検定に関しては、議論のつきあわせが必要であると感じている。

418久保田文禎議員 議長総括報告の4のところで、歴史的経緯と現在の状況に関して丁寧に書いてもらいたかった。明らかに矛盾するとか、二重基準であるといわれているが、教団において教師問題は相変わらず大きな課題を引きずっていることを理解してほしい。

小島誠志議員 現在の教団の中で、基準を一本化できる要件がないと判断している。

198高橋潤 教区事務所へある公開質問状があった。100万人署名運動など3つの運動が、一つの事務所をもって行われており、中核派が背後にあるという質問を受け、それを教団へと回したのだが、その取り扱いについて。

201島しづ子 私を含め、小田原紀雄さん・平良夏芽さんの3人を誹謗中傷するような文書が教区事務所に送付されたことを書記から報告を受けた。書記と相談の上で無視してほしいと申し上げたが、それをどうして親展という形で教団議長にまで送るのか。

議長 以上をもって質疑を終了し、後は報告審査委員にまかせることとしたいが、拍手で承認してほしい。

議運 山北宣久副議長が諮ったことに関して確認。拍手でよいのか、挙手を求めるのか、これは議長団がきちんと確認してほしいと思う。
議長 議長総括報告、総幹事報告に関して承認を確認した。

<議長交代>
341柴田もゆる 目の前に挙手している者を無視して議事の進行はやめていただきたい。
4:53 PM
議案第2号 教団総会議長選挙に関する件
議長 議案第2号を上程することを宣言し、議案を朗読。続いて五月女昇一郎投票委員長が予備投票のやり方について説明。
4:59 PM
3分の休憩を宣言

<来賓挨拶>
小澤総幹事 時間を短縮するために、一団体から2〜3分の挨拶を受け
たいと思う。最初に在日大韓基督教会議長より。
○在日大韓基督教会 総会長 慶 恵重さん
○大韓耶蘇教長老会 総会長 EUI Woong Yuさん
○韓国基督教長老会 総会長 KANG Man−Won
○台湾基督教長老会 総会議長 謝 
○南西ドイツ世界宣教本部
○スイス・プロテスタント教会連盟
○南アフリカ・モラビア教会
○日・北米宣教協力会
○日本キリスト教協議会 副議長 江戸久子さん

6:07 PM
議長 素晴らしい出会いの時を与えられたことに、世界の教会から覚えられていることに感謝したい。
議長 このセクションを終えるに当たって、閉会祈祷をお願いしたい。
 <175 大澤秀夫議員の閉会祈祷>

7:15PM
議長 議事再開を宣言。
<議事再開の祈祷>
議長 議長選挙の予備選の結果が出ているので、まず投票委員長からその報告を受けたい。

<総会議長選挙予備選発表>
投票総会375(有効373、白票2)
 小島誠志・北里秀郎・竹前昇・府上征三・山北宣久
壇上でひとりひとりが所信表明をした後、本選に入った。
7:55PM

<総会議長選挙本選発表>
投票総会375(有効373、白票2)
 小島誠志230・北里秀郎139・竹前昇7・府上征三7・山北宣久2

8:07 PM
副議長予備選挙の後
議長 議案第48号 日本基督教団教規第59条改正に関する件を上程することを宣言。続いて78竹前昇議員がまず議案の説明を行い、その後、99渡辺正男議員(東京教区西支区長)が補足説明として、提案説明を朗読。伝道する教区、連帯する教区という目標を掲げていること、社会と地域に仕える教区、教区事務所の場所・働きの見極めも行っていることをアピール。

123高橋豊議員 西支区白鷺教会で信徒として仕えてきた。戦後生まれの教会が多く、互いに支え合う互助関係の強化が求められている。今総会で提案されているこの議案が賛成を得て可決されることを求めているのは、伝道的な要素が大きい。特に、若い人々への伝道を目標を掲げ、地方教区との連帯を深め、生き生きと主を証ししていきたいと願っている。

444吉岡康子議員 西支区の一員としてご理解を得たいと発言する。西支区には100の教会があり、その賜物の多様性をもって全体教会・教団形成に積極的に関わっていきたいと願っている。支区が教区となるに当たっては多くの責任を担っていく必要があるが、支区内の教会の連帯によってこれを果たしていきたいと願っている。教区事務所設立のために
、教会の内装工事ももう終えている。

114多田信一 東京教区が東京教区と西東京教区とに分割・再編されることを、伝道的・宣教的視点から賛成する。

282藤村洋 最も伝道に有効な線引きを行うべきだと思うが、そうした議論が為されたのか。また、議案中の誤植の指摘。

81長崎哲夫議員 西支区の範囲に関して答弁。戦後に発展した教会の多い群れである事などを重ねて述べた。

311久保田十一郎議員 設立の準備の目標を3点掲げられているがこれは教区でないとできないのか。むしろ、教区ではなく、各地のブロックごとに行うべきことではないか。今後、各支区の独立などが行われていくと、地方教区の議員数が減少することが考えられるが、それをどう考えているのか。

81長崎哲夫議員 支区は決定権を持たないのであり、開拓伝道などの責任を最終的に担うのは教区である。手続き上の問題としても、風通しをよくすべきだと考えている。

8:31 PM
副議長選挙予備選の結果(投票数378 有効投票数374 無効1 白票1)
池田伯・後宮敬爾・大宮溥・柏木和宣・北里秀郎・竹前昇・名嘉隆一・
原田史郎・東島勇気・府上征三・三和紀夫・山北宣久
壇上でひとりずつが所信表明を行った後に、本投票に入る。

8:45 PM
議場閉鎖解除

429徳永五郎議員 これまでの経緯中にある“東京教区総会が再開され、「東京教区問題」に一定の理解を得、それを今後の歩みの中で担う決議をしたことを受けて、1994年に西支区から教区の分割・再編を求める提案がなされたのである”とあるが、本当に一定の理解があるのか。むしろ、それを問わないことで済ましてきたのではないか。今後の歩みの
中で問うというが、それを実際に実現してほしい。

議長 教団総会議員の数に関して長山幹事に答えてもらう。
長山恒夫幹事 教憲教規をもとに答弁。1996年度の統計で、西東京教区が成立したとして、計算すると東京教区・関東教区・京都教区が減少することなる。しかし、次回総会では2000年度の統計を参照して計算することとなるので、一概にはこの結果が適応されない。
議長 ここで副議長選の結果について報告してもらう。

五月女昇一郎投票委員長が結果について報告。
 山北宣久204、北里秀郎133、後宮敬爾14、名嘉隆一9、柏木和宣5、三和紀夫4、東島勇気3、大宮溥2、竹前昇2、府上征三1、池田伯1、原田史郎1

選挙結果を受けて、議長は山北宣久副議長に挨拶を求め、山北副議長が挨拶。
その後に、323野村忠規議員が山北副議長を覚えて祈祷。

8:58 PM
議長 書記選挙に関しては、慣例によって議長・副議長に一任を提案し、明日朝に発表することとした。また議案第第1日目の議事の終了を宣言

       
          *議場の様子 
       
          *川上盾さんのライブ              
 
教団速報 17日 夜のセッション 記録:後宮敬爾

議長選挙の予備選挙結果

 小島誠志、北里秀郎、竹前昇、府上征三、山北宣久

の各氏です。
所信表明では、小島さんは余裕のコメント。北里さんは歴史的使命を強調しました。山北さんは伝道第一。竹前さんと府上さんは辞退コメント。小島・北里対決の模様です。

19:50 教師検定試験合格者承認の件が上程されました。
 久保田さん「伊藤発言についてどう考えているか」と発言しました。
 越智委員長「この間の教師検定委員会のコメントから考えてほしい」
 兵庫の津村さん「新任教師オリエンテーション参加者率が低下していることをどう考えているか」
 賛成多数で可決

19:55 議長選挙結果発表

375票中
 小島誠志 220
 北里秀郎 139

 小島さん挨拶「ありがとう。四国から東京に来るのは大変です。8,9,10月は祈祷会にほとんど出られなかった。教会も教団も全力を尽くしたいと思っている。合同教会として1歩でも前進したい。」

つづいて副議長選挙の予備投票に入りました

20:00 西東京教区 議案を上程
長崎副議長からの提案説明に続いて、渡辺正男さん、信徒高橋さん、吉岡康子さんなど熱のこもった説明、意見が表明されています、涙ながらの訴えがなかなか迫るものがありました。
311クボタ「支区としてやったらどうか。支区を教区にしても同じだ。地方教区のことについてどう考えているか。」長崎副議長「教区には決議権があるが、支区にはない」

ここで副議長予備選挙の結果が報告され、同数者がいて11名 候補が出ました。なんとそこに私の名前が・・・

徳永さん「東京にある教会ということ真剣に考えてほしい」。

副議長選挙結果
 山北宣久 204票
 北里秀郎 134票

山北さん「伝道協力によって各個教会に仕えていきたい。」

書記選挙に関する件は議長、副議長に一任。

西東京教区議案は継続審議で休会


教団総会速報 17日 15:00記録 後宮敬爾

 開会礼拝を終えて、いよいよ総会が始まりました。
 小田原さんと菅澤さんの議員資格を巡って議論がありました。
 その時に、7月の常議員会に出された9教区議長の要望書の責任を問う意見が出されました。(私もそのうちのひとりで、思わず手を挙げましたが、他の人から「混乱するだけだからやめとけ」と諫められました。言いたいことはいっぱいあるのですが、今総会の主戦場は「とらえなおし」ですから、ここでいたずらに時間を浪費することは得策ではないと思い手を挙げませんでした。(悔しいなあ)
 小島議長は「自分のぎりぎりの判断でしたことであり、信頼してほしい」として議論が終わりました。
 冒頭は右の人たちの元気さが目立ちまます。

 それから議事日程が上程されました。
 私の予想は九州と大阪から激しい意見が出されると思っていましたが、九州教区からの抗議があっただけで、あっけなく承認。
 う〜〜ん、どうしてだろう。ここは常議員会の責任を問うべきだと思うのですが・・・。この辺がわからない。

15:25 議長総括、総幹事報告、常議員会報告が上程されました。
 原案に関して議長が話し追加して「新ガイドライン」に関して「常議員会では出せないと判断したが、議長声明として出した」 と述べました。
 その他の報告は小澤さん、小橋さんが説明をしました。
 桑原さんが議長に質問「合同のとらえなおしの報告に議長の主体的な姿勢が感じられない。総幹事報告には一言も載せられていない。消極的なものを感じる」として例の松田さんを招くという件について、「なぜこんな一方的な内容になったのか」と議長の認識を尋ねました。
 長山信夫さんは「桑原さんはこの課題を担ってこられた方で、その人が対立をあおるような意見を言うのはおかしい。議長の冷静な判断を指示する。松田さんの挨拶は聞きたかった。」
 小島議長は「合同のとらえなおしは私たちの教会の現状とつながる基本的なところから論議しなければならないと思った。特に名称変更は各教会に直接関わることだと考えている。その中でそれなら良いと思う論議したいと思う。松田先生の挨拶は、合同の直接の当事者である方に『挨拶』をしてもらうだけのことで、対沖縄と言うことは考えなかった。」
 西尾さんが「合同30周年を機会にすると言いながら、沖縄教区を無視し、それが沖縄教区分断になり、名称変更議案をつぶすことになる性質を持っていることをわかってほしい。」
 小島議長「名嘉先生へのFAXは、常議員会の議題になると言う意味のお知らせのつもりだった」
 柴田さん(九州)「九州提案を否決したことに驚いている。常置委員改定案にしたのは議案の内容が重要だと判断したからだ。常議員会は、議案の内容は審議対象ではない。その責任を問う」(そのとおり、やっと出たか!)
 小島議長「議事を急いだので。内容について判断をしたのではない」
 ハマダさん「教師検定の問題についてもそろそろ決着つけてはどうか。」
 菅澤「50年代と90年代と比較した理由は何か。そしてCSが減少した理由は何だと考えているか」
 小島議長「教会は高齢化が進んでいる。そのことと、その方たちが洗礼を受けた時期と重なると考えた。CSが減少したことが問題だと思っている。教師検定はつきあわせる段階であると考えている」
 久保田さん「教師検定の歴史的意義を記してほしかった」

 高橋「中部教区の書記として抗議する。小田原氏が賛同人になっているガイドライン100万人署名運動は中核派が背後にあると言うものだった。親展であったのが開封されているという事実についてなにを考えているのか」
 小島議長「以後、親展は開けないようにしている」
 島しづ子「高橋さんの抗議について、それは私の名前も出ている。私に尋ねもせず、誹謗中傷文章をなぜ親展にしたのか。むしろそれを高橋さんに答えてほしい」
 ここで山北副議長が、承認を求めました。

公開、瀬戸英治

開会礼拝に、信仰告白があった。
前前回までは、使徒信条でも問題ありと唱和しなかったのが、大昔のようにみんな唱和している。僕自身は違和感を感じてしまう。
今回、総会速報は3種類です。公の速報(佐々木君頑張ってね)と、なんとあの千條が出しています。第一号のタイトルだけでも紹介します。

公開、瀬戸英治

会場はホテルの大広間。壇上が低くて、一番後ろの傍聴席からは全然見えません。現在の執行部との距離かな?

あっ開会礼拝が始まった。会場はほぼ満配。

しかしいつも思うけれど、この席順はだれが決めているのか。沖縄を中心として東京、東海、四国が囲んでいる。

おっと、東海の北さんが斜めの准議員 の席にいる。どんな発言をするのか、楽しみ(≦≧)。
          
           第31回日本基督教団総会 議場の様子
          
HP用 教団総会速報 1998年11月17日 13:10 後宮敬爾

1:30に始まる総会を前にして、全国から議員が集まってきました。盾さんは会場前でライブを決行。

残念なのは、会場には携帯の電波が届きません。ですからすこし時間差がでることです。

 瀬戸さん古賀さんも登場し、いよいよです。

HP用 後宮敬爾
再開後 小島議長は「沖縄教区の意思を尊重して、残念ですが、とりさげます」と宣して、なんとか事態は収拾しました。

またもやぎりぎりのところでつながったという感じです。

HP用 17日12:00発信 後宮敬爾

ラスト5分になってどさくさの審議で、またもやきわめて重要な採決がなされました。
九州教区常置委員会の提案の総会用「ガイドライン」議案は否決大阪常置委員会提案の総会用「とらえなおし」議案も否決

 つまり各教区がどのような議論を積み重ねようが、常議員会の過半数が賛成しなければ総会の議案にもならないと言うことです。
 教区常置委員会の提案権否定する決議内容です。

 これはまさに言論封殺です。

 総会に向けて先行き不安です。異様な雰囲気の中で総会が始まろうとしています。

第31回教団速報 発信 後宮敬爾
1998年11月17日 午前10:50 発信

HP用 教団常議員会速報3
 開会と同時に多数の陪席要求が出されました。
 農村伝道神学校や関西学院大学新学部の学生たちでしょうか。あっ、川上盾さんもいます!
 冒頭、議事進行に関して北里さんが沖縄関連を先議するように提案しますが、賛成少数で否決されました。この対応に陪席のSさんが、「主に常議員が座る席に着くこと」で抗議をしています。
 午前中の2時間の間に、27の議案を処理しなければならず、内容審議はできる状況ではないとして、3役は議事進行を急いでいます。

10:00 ホモセクシャルへの発言に関する件が上程されましたが、沖縄教区の議案審議のために、継続審議となりました。来総会期常議員会への申し送りとなりました。
9:59 総会準備に関連した協議に入りました
 松田さんをゲストとする件が取り上げられました。
 小島議長は「松田さんをお招きして、挨拶してほしいと考えた。准議員というのは取り下げたい。式典という性格ではない」
 名嘉沖縄教区議長が「議長はとらえなおしの基本が理解できていないのではないか。相手を認めない、という体質が現れている」
 小島さん「挨拶をしてもらうと言うことは妥当だと考えている」
 高里鈴代さん「他の方が3分の挨拶なのに松田さんに20分というのは以上だ。意図を感じずにはおれない。総会準備委員会でもでなかったものを沖縄教区に相談もなしに提案することは、沖縄への差別だ」
 Nさん「原案賛成。30年たったのに、沖縄と本土を対立するのは理解できない。」
 北里さん「これは本土の問題だ」
 平良さん「沖縄の意志を尊重しないかたちで行われることに悲しみを感じる。松田さんをも傷つけるものだ。」
 Fさん「原案賛成。これを拒否するのは失礼」
 Nさん「原案賛成。合同の解釈が問題なのだから、当事者に聴くのがよい」(そういう意図があったのか、と言うヤジ)
 北里さん「西沢さんの発言について3役はどう考えるのか」
 小島さん「単純に挨拶でよい」
 Kさん「阪神大震災のKさんの時も紛糾し、議長がゲストとして呼んだ。論議が出たので採決」
 府上さん「名称変更について審議されるこの時に呼ぶという意図が分からない
 原さん「阪神のKさんのときは現場からの要請があったので違う」
 Yさん「原案賛成。過程を丁寧に知るために」
 小田原さん「これは占領軍のやりかただ」

 このあと議長が採決を宣して、一気に議場は混乱です。
 左右入り乱れて、議長席に詰め寄りました。
 議長は休憩を宣しました。

 公開 第31回教団速報  発信 後宮敬爾
 1998年11月16日 午後9時 発信

教団常議員会速報3
 第3セッションの後半は「日韓」「性差別」「情報センター」の継続並びに委員選任が取り扱われました。
 3委員会の委員長は働きの大切さを訴えて継続を提案しました。
 常議員からは3000万円に上る仮勘定(赤字)にどう対処するのかという指摘があり、各委員長はそれを念頭に置きながら予算を作ったと答えました。

 この赤字問題検討のために設置された仮勘定解消委員会は7年をかけて解消することを提案したところで休会

 公開 第31回教団速報  発信 後宮敬爾
 1998年11月16日 午後8時 発信

教団常議員会速報2

 第2セッションは、順調に進みました。
 阪神大震災救援活動センター関連の報告が丁寧になされました。 震災の現実が続いている地域と教会は共に歩み続けているということです。
 論点の一つは「地震・教団」という本の扱いですが、今回現状や会計がかなり明らかになりました。

 夕食のあと、現在、第3セッションに入っています。焦点はやはり「地震・教団」の会計で議論が続きました。
 あの本は出版そのものが救援活動であるという委員会に対し、このことに反対する常議員は常議員会が承認していないから、出版事業に関わった委員会で経済的な責任を負えと主張します。
 本の出版の経過が不明瞭であるから承認できないという意見に対して、北里常議員は「きわめて混乱した現場の状況を、どのように全国に伝えるかがあの時期の重要な救援の課題だった。そういう論議の過程を経た出版である」と語りました。
 議長は承認を求めました。
 常議員から「本」関連とその他に分けて承認するべきだという意見が出て、採決に入り、否決されました。
 有澤さんは「これでは責任を持って会計ができない」と発言。

 大杉常議員から「数字の問題として会計を採決し、それから活動内容の議論をしてほしい」という動議が出されました。
 賛成多数で会計報告は承認され、活動報告は否決されて、受理することになりました。
 会計は3年間にわたる論議の末、ようやく承認されました。はあ〜

公開第31回教団速報 発信 後宮敬爾
1998年11月16日 午後5時 発信

総会に先立って教団常議員会が開催されました。
議事日程承認を巡って、最初の論議が行われました。

 常議員9名の連名で、第4回常議員会における伊藤常議員の「セクシャルマイノリティー」に関する議案を「ホモセクシャルへの発言に関する件」として議事日程に入れるように要望しました。
 小島議長は「第4回議事録承認のところで議案とするかどうかを審議するつもりだった」と答えました。
 その後、これを今回の常議員会の議案とするかどうかを巡って議論が続けられました。
 議長はこれを採決しました。そして(なんと)賛成少数で否決。

 この無茶苦茶な扱いに怒った常議員が次々と動議を提出して混乱。
 議長は休憩を宣しました。

 休憩後、議長は提案とすることを認めました。
 当たり前ですね。

 冒頭、菅澤さんがとても元気なのが印象的。
         
            常議委員会の様子
プレ教団総会速報!!

公開用 発信日時 1998年11月16日 午前8時
発信者 後宮敬爾

 昨夜 沖縄教区総会議長の名嘉隆一さんからFAXが届きました。
 驚愕の内容です。

 小島誠志教団総会議長から、12日(!)に名嘉さん宛にFAXが届けられました。
 その内容は「第31回教団総会中に、日本基督教団と沖縄キリスト教団との合同30周年ということで、当時の沖縄キリスト教団総会議長の松田定雄牧師を准議員として招きあいさつをしてもらう」という「通知」です。

 これに対して沖縄教区は15日に臨時常置委員会を開催し、正式に中止要請を行いました。

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 1998年11月15日 日本基督教団 総会議長 小島誠志 様
 日本基督教団 沖縄教区総会議長 名嘉隆一

 第31回日本基督教団総会における「合同30周年」行事の中止要請

 主のみ名を讃美します.1998年11月15日開催の沖縄教区第6回臨時常置委員会ににおいて協議の結果、以下のとおり要請します。

 貴殿より1999年11月12日に別紙の通知を受け取りました。「合同30周年」といいながら、合同の一方の当事者である沖縄教区に何の相談もなしに行事を決定したことに驚きと怒りを感じずにはいられません。

 沖縄教区常置委員会は、第31回日本基督教団総会における「合同30周年」行事に反対し、中止を要請します。

 沖縄キリスト教団と日本基督教団との合同のとらえなおしと実質化の取り組みは、沖縄教区だけの課題ではなく、日本基督教団全体のあり方を問うものです。ことさらに「合同30周年」のセレモニーではなく、合同のとらえなおしによって問われていることが第31回日本基督教団総会において実質的に審議されることこそを要望します。

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 沖縄をこんなにまで軽視してしかも、松田さんを呼ぶというのは、合同のとらえなおしに冷水をかけようとする意図ともとれます。
 なんということをするのだろう! 

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