ヨーロッパ旅行(報告編)


◆ さよなら、パリ ◆


短いテゼ滞在を終えて、再びパリへ。
この日の夜には、シャルル・ドゴール空港から韓国へ向かう予定だった。
夜のフライトだったことを幸いに、最後のパリ市内巡り♪

でも結局教会めぐりをする私たち。(⌒▽⌒)ノ

最後に訪れたのは、作曲家でオルガニストだったオリヴィエ・メシアンが
長い間オルガニストをしていた、聖トリニテ教会。
トリニテとは「三位一体」のこと。
そう言えば、モンバールの修道院でも
「とりにてぇ」と聖歌を歌ったっけ。( ^^)r



オリヴィエ・メシアン(1908−1992)
こちらのサイトでは、何とメシアンやレーガー、デュリュフレ
等のレアなオルガンのMIDIを聴けます♪ (英文)
紹介者:タロウさん

メシアンのプロフィールや作品は
こちらのサイトがお薦めです♪

※その他、私も好きなオルガニストのギルマンも
この教会でオルガニストを務めたそうです。
ギルマンのデータは、こちらのサイトへ。





メトロを降り立ち、教会を目指して歩いた。
ふいに街の向こうに、教会が全貌をあらわす。
街とのバランスが、何とも言えずに素晴らしい。
この衝撃的な美しさに、身も心もわしづかみにされ
ぐいぐいと吸い寄せられて行った。
教会のすごさと素晴らしさが、遠くから一望するだけで瞬時に分かる。
他とは違う「何か」を確かに放っている教会だった。
中に入るのがとても楽しみで、傘をさしながら足取りも軽かった。



<Eglise de la Trinite a Paris>
Architecte Theodore BALLU
Achevee en 1867




聖堂に足を踏み入れる。
そこはまるで、小宮殿のよう!
小さくもエレガントな聖堂。まさに「フランスらしさ」が
この内部には散りばめられている。
フランスでは今回、宮殿やお城は見れなかったが、
恐らくこの聖堂と共通点も多いかな?

この聖堂との出会いで、「フランスらしさ」を体感し
同時に「日本らしさ」「私たちらしさ」とは何だろう・・と考えさせられた。
ドイツやアメリカ・イギリスのマネではなく、日本らしさと私たちらしさ。
ともするとまねっこばかりの日本だが、オリジナリティを追い求めていきたいな。





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