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第5話 在日の人権・光州市美術館河正雄コレクション 自治労音協事務局次長 小川典子
2000年5月18日、5・18集会の式典に参加した日の夕方、隔年で開催されている光州市ビエンナーレの会場に呉先生と、中央大学の伊藤成彦教授、そして沖縄の安里英子さんと私たち4名は、光州市美術館の学芸員の金善姫さんの案内で「在日人権」の展示会を鑑賞して廻った。 金さんはキュレイターとして、作品収集の苦労について語ってくれた。作品の所有者の居所確認や国外持ち出しについての問題など多くの困難な条件をクリアーできたのは多くの在日の人たちそして、芸術を愛する人たちの協力があったからだと…。 案内してくれた、金善姫さん 左から2人目
今日、在日韓国人は過去には見られなかった外国人としての権利を享受している。しかし、彼らは依然として韓国人の本質を持って日本という社会と深く関係を結んでいる異民族として存在しながら、日本の中で少数集団minorityを形成している。 「在日の人権」は日本の植民地支配から解放される1945年以後の在日韓国人の美術にに関する展示で、近・現代韓国と日本の歴史的背景を土豪として一人の韓国人の移民史を反影している。在日韓国人の存在が韓半島の不幸な歴史の産物であることを今さら強調する必要はないが、半世紀以上継いできた僑胞社会の最近の変化により台頭されているアンディティー問題を、彼らの美術を通して単察して見る。在日の存在は単に韓・日両国間だけの問題ではなく、「地球村」時代の共生主義に共通する課題としてその重要性が強調されるのである。(つづく) ◇絵画はホームページに掲載中 ●リンクページ自治労音協通信425-2 ●光州広域市国際協力室日本担当 |
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自治労都職労は結成10周年を迎えましたが、本年をもって、自治労東京都本部に運動を一体化していくことになりました。 ●日時 9月5日(水)午後6時開場、6時45分開演 自治労都職労組合員家族を対象としていますが、参加希望者には若干名ですがチケットを手配します。 |
◇主催 多文化探検隊実行委員会 ◇(たんけん期間)8月4日〜(火)9月1日(土) ◇後援 新宿区、新宿区職労、新宿文化・国際交流財団 ◇連絡先 実行委員会 03-3352-7358 東京は多文化の街、多民族の街です。多くの国からやって来た、たくさんの人たちが暮らしています。おばあさんのそのまたおじいさんの代から暮らしている人もいれば、つい最近やって来て、慣れない土地で暮らし始めた人たちもいます。日本人も、外国籍の人たちもみんなこの街で暮らす同じ住民、同じ仲間です。 そんな多文化の街東京にも、大地震など、いつ大きな災害が降りかかるかもしれません。そんなとき、この街に住むみんなが助け合い、手を取り合っていかなければ、助かるはずの命が失われるような悲劇が起こることにもなりかねません。 だから、少しでも多くの命を守るために、この街に住む、言葉も習慣も違う多様な人々がいざという時にきちんと情報を伝えあい、手を取り合って命を守れるようにするための実験です。 この街に住むいろいろな人たちの文化を知り、理解し合うために、多文化探検というイベントを行います。ぜひ参加してみてください。きっと、いろんな楽しい発見がありますよ。 (新宿区職労 川原栄一) |