秘書の小部屋
2010.8

  顔が笑っていないトラ。手招きにのると喰われる  

へーいへーい幸運の虎だよ~
縞狸じゃないよ~
大人の水疱瘡日記
突発性難聴

2010年8月30日(月) 晴れ

言いたくないけれど、本日も猛暑です。どこまでも続く猛暑です。秘書部屋のあまたある温度計の表示まちまちなれど、32度以下はなし上は36度なり。

本日も出社してまいりましたら、ぴっちりと閉切られておりました。編集長は大丈夫かね・・・

大丈夫じゃないです。

ボケまくっております。朝刊は玄関ポストにはさまったまま、ゴミ出しもせずベッドの中。起きだしてきましたもの、今日は何曜日の何日だか把握しておりませぬ。今日は月曜日で燃えるゴミの日です。生ゴミを溜め込むなかれ。

でも、問題はそれではありません。

先週の金曜日のことです。煮えたぎるような暑さの中、秘書はToon Boom Animateという英語アニメーションソフトのオンラインチュートリアルを見ていました。PLE版という、いわば無料お試し版をダウンロードしてインストールしたのですが、使えるものなら使ってみろ、と言わんばかりに難しいです。

たいていのソフトは適当にいじり回しているうちになんとかなるのですが、今回ばかりはちょっと無理。なので、全部で20章あるチュートリアルをまめにこなすことにして、第8章あたりに辿り着いていました。もちろん説明は全部英語でわかったようなわからないような・・・

そんなところへ編集長の携帯から電話が入りました。自転車でころんで手首をくじいたから迎えに来て欲しい、と。

あんの~(やろ~)、というのが最初の反応。次に、編集長の言うことが当てになるかいな、と考え、前回腰椎圧迫骨折でお世話になった病院(転倒現場のすぐ近くにある)の診察券を発掘して急行、ああだこうだおぬかしになる御仁を無理矢理病院に引っ張って行きました。

結果、手首の 橈骨(とうこつ)骨折が判明。応急措置で固定湿布を巻き、腫れが引いたらギプスしますから月曜日に来て下さい、それまで動かさないように、冷やすように、というものでした。

他人の言うことを素直に聞くよな御仁じゃございませんことは十分承知しておりましたが、翌土曜日に早くも天上天下唯我独尊(ちと違うかな)を発揮しました。

痒いから湿布は剥がした。冷やさなくていい。たいしたことじゃないから普通に使える・・・おいおいおい、そんなんなら世の中に医者はいらんぞい。

しかし、この世で一番正しいのは自分、との信念に基づいて、本日は断固受診しないそうです。

橈骨(とうこつ)の折れたのをほっといたら、ねじれてくっついたりしませんかね。だから普通は1~2ヶ月程度ギプスをするんじゃないのですかね。

どうしたらいいですかね。

2010年8月27日(金) 晴れ

本日起き抜けに少々涼しいと感じたものの、太陽が高くなるにつれて猛暑模様。どこまで続く炎熱地獄ぞ・・・

出社してきて玄関ドアを開けた瞬間にサウナのような熱気がむわあ。ぴっちり閉切ったなかで編集長がおやつのような朝ご飯を食べていました。

(よくぞこの熱気の中でモノが食べられるものだ・・・)

窓を開け放って秘書部屋の扇風機も回して凍らせた保冷剤をパソコンの周囲に積み上げて気化熱用の濡れタオルをあちこちにぶら下げて、秘書は少しほっとしましたが、腹くちくなった編集長は寝室に引っ込みました。

(牛になるぞ。というより狸度がアップするぞ)

横目でチラと開いたドア(近頃寝室のドアを開けておくようになりました)から中の様子を伺いますと、タオルケットを被ってすやすやと。いいご身分です。が。

扇風機が回っていません。

何度言ったらわかるのじゃ熱中症になるぞこの○○ィ、と内心毒づきながらスイッチを入れて差し上げる秘書は小悪党にもなれない中途半端な偽善者です。いいんです。自業自得とあざ笑う度胸はないんですから、せめてお人好しを演じていませう。

そんな秘書に不幸の追い打ち。昨日内職用のサブマシンが不安定なので、熱暴走の予兆かな?と、カバーを外してホコリ取りをしましたら、ホコリより恐ろしいコンデンサの膨張を発見。膨張というかてっぺんが茶色く変色しているのは液漏れ?。

おおおおおう。

2001年産のFUJITSUパソコンです。これまで文句も言わずによく働いてくれたのに、ここに来てこげな重篤な状態になるとは。ネット検索すると、2001~2002年頃のパソコンには粗悪コンデンサが使われて問題になっていたようです。その不良コンデンサなのか、はたまた経年劣化なのか(環境が暑すぎるし)・・・

いずれにせよ、正規に修理を依頼すると、ちょい上乗せすれば最新パソコンが買えそうなくらいかかりますし、さて、どうするか。→自分でコンデンサを取り替えるか。暑いうちはやりたくないなあ・・・

(1つ、いいお話。壊れたと思ったプリンタが復活しました。捨てようかと思い、捨てる前に叩いたら直るかと思い→自宅の古いCDMDラジカセがうんともすんとも言わなくなり、捨てる前に叩いてみたら直っちゃったもので。真空管ラジオとか昔のテレビはよく叩いて元気づけしましたよねえ。プリンタは叩いてもダメでしたが、もう一度、外せるものは全部外して内部を点検したら、あらあ、プリーツ状態に圧縮された紙が詰まってました。やあねえ、紙づまりサインは消えてたのに・・・で、接続しましたら、ドライバの選択でごたごたしたものの、無事復活。発注したプリンタの納品が遅くてキャンセルできる間でよかった・・・)

2010年8月25日(水) 晴れ

夏も終盤だというのに、連日、脳味噌が沸騰するような炎熱続きです。予報によりますと、今年は9月10月まで暑さが続くのだとか。

クーラーのない我が社は熱地獄です。「暑くない」と言い張る某編集長もいい加減くたびれているようで、朝ご飯を食べたり食べなかったり、アイスキャンデーばかり食べたり・・・(1度にアズキバー3本は多いだろ)

秘書がいる昼間は玄関もベランダ窓も開け放し、ベランダには水を撒き、室内は霧吹きでシュプーシュプー(気化熱利用の冷却効果)なんぞいたしておりますが、どうも夜間は閉切っておいでのようです。本人はなあんも気にしちゃおらんのですが、秘書が代わりに悪夢をみます。

すなわち、出社してみたら編集長が目をむいて床にのびていて、近所の人が熱中症だと騒いでいる・・・とか。寝覚めが非常に悪いです。

全てにマイペースの編集長ですが、近頃断固としてお風呂に入らないのはどうしてなのでしょう。本人は平気の平左なのですが・・・

そんなんだから、我が社の運気下がりまくりです。編集長の知人から新著が贈呈されてきましたが、こちら側は新著どころではありません。せっかくお膳立てしたブログは一切更新なさいませんし、なにもかも「めんどくさい」の一言で片づけて下さいます。先日、委任状が必要だから書いて下さいと言ったら「よきにはからえ」で、秘書が勝手に作った文面を読みもせず署名してました。

(いつか全財産、乗っ取っちゃるぞ)

あ~あ。週明けに出社すれば、ベランダの鉢物は枯れ死寸前だし・・・

と、ぶちぶち愚痴ばかり言っていたバチが当ったのでしょうか。先日の夜、秘書んちで事件が起きました。

台所でテレビを見ながらのんびりくつろいでいたとお思いください。と、そこへ毛むくじゃらの侵入者あり。が突然の遭遇に敵もびっくりしたようで、「居たっ」とばかりにベランダ窓から逃げ出して行きました。でかい。でかいけど、断じて猫ではない。では・・・?

そう言えば3日程前から、夜中台所でごそごそと音がしてました。なんだろな、と気にはなっていたのですが、あれはあれではないか、と棚に置いてある乾麺を点検したら・・・

おえっ、ぎょえっ、齧られている。讃岐うどん2袋、冷や麦1袋、そうめん1袋、生協の袋麺2袋。秘書の大事な食料が齧られている。そうめんなんぞ、ほとんど中身がなくなっている。うどんと袋麺は穴をあけてちょこっと齧っただけ。ばーろー、全部齧らなくたっていいじゃないか。1袋だけにしとけ。1袋全部食べてから他のに穴を開けろ。ばーろー、大事な食料を盗み食いしやがって・・・

ととと、ついお下品になりまして、いけませんこと。ねずみごときと同レベルで争ってはいけませんわね。

一瞬、(穴をあけられただけの麺は、どうせ茹でるのだし、とっとこうか)と考えかけましたが、それはいけません。なにより、とてつもなく獣臭い。全部まとめて袋に押し込んで捨てることにしました。ああ、もったいない、半月分くらいの主食が無駄になる・・・

で、ネズミ対策。夜中開け放って寝ているベランダ窓から侵入したのは間違いありません。塞ぐことに。ということは・・・網戸を注文して届くまでは、閉め切りの炎熱地獄。いえいえ、実は秘書んちにはクーラーがあります。閉切ってクーラーをつけるのが好きでないので、扇風機ライフを送っているだけです。

あ~あ、それにしても・・・・

2010年8月19日(木) 薄曇り

またしてもご無沙汰いたしました。

まめに更新しよう、と誓った筈なのに、年に一度の大口内職が入りまして、お盆には田舎に行くのでありまして、その田舎であまりの暑さに室内ゲロッピ変身などいたしまして、戻ってみればベランダの鉢は水切れで枯れかけて(御仁を信用した秘書がバカ)、パソコンが不調で、その上内職が重なって、そんな時に3年物のレーザーパソコンが昇天。

あああ・・・・

何かの間違いではないかと、トラブルシューティングを丁寧にたどってあれこれやってみて、ドライバの再インストールもやって、あげくもう1台のプリンタをつないでみて問題なく動くことを確認して、さらに念のため別パソコンに問題のプリンタもつないでみて・・・・とにかくいろいろやって

「壊れた」

ことを確認。正確には「壊れた」ではなくて「壊した」のかもしれません。プリント紙の出口に原稿をうっかりおいてふさいでしまって、その上紙づまりになったのにしばらく気づかず他作業をしていて・・・ああっ、と思った時には昇天なさっていましたのです。

修理? 買うより高くつきます。よって即ネット注文しましたが、いつもならさっさと配送手配メールがくるのに、今回は品切れなのか2週間ほど先の出荷予定・・・

ううっ、厄年じゃ。

2010年8月6日(金) ぴか晴れ

相変わらずの「ザ・夏!」。日差しが痛いです。

なのに昨日、汗だくになって秘書部屋の模様替えをしました。少し前にも風通しをよくするために、あちこち物を動かしたのですが、どうにもこうにも暑く、それでも人体には適応力がありますが、パソコンが熱中症になりかけます。

冷凍した保冷剤を当てたりしましたが一向に効き目がない。どころか、下手するとパソコン本体内部で結露するんじゃないかと気づきました。あ~れ~

で、後回しにしていた「分解・内部の埃取り」をやりましたら、今夏も豊作でしたが、こんな豊作嬉しくない。埃をとってもまだ高温警告表示が頻発します。

なら、人体よりパソコン優先で扇風機を当てましょう。そう決意したのに、現状ではパソコン本体に当てるべく扇風機を置く場所がない。

で、プリンタの乗っかっていた台を別の台の上に乗っけてプリンタはテーブル下に移して場所をあけ、なおかつパソコン本体の周りに空間をつくるべく、2卓並べたテーブルの間を少し放して板を渡して別のパソコンのCRT(ブラウン管ディスプレイ)置き場にし、ついでに秘書部屋入り口を狭くしていた引き出しも書類棚の上の方に乗っけて・・・(地震対策しなきゃ)・・・なんやかやで大幅模様替え。

途中でクラクラしてきてこれはいけませんと塩水補給につとめ、なんとか形が整いました。本体にがんがん扇風機を当て、本体と扇風機の中間にはステンレスバットにタオルを敷いて冷凍保冷剤を並べて、インスタント冷風扇。おかげでパソコンが快調に動いているような気がします。

なお、重くてでかいCRTブラウン管ディスプレイですが、最近CRTの長所に気づきました。隣には液晶ディスプレイが置いてありますが、液晶の方は光の当り具合で画面の濃さが変わります(そもそも作業環境が良くないんです)。

普通に使う分にはたいして影響ありませんが、「写真が暗い、明るめに調整して」なんぞとお客様に言われると非常に困ります。ディスプレイの角度で見え方が変化してしまうのです。明るくしたよ~と思ったのに、首をすくめて見たら暗~い・・・

ま、なんとか凌いでますけどね(←つまりテキトーにやっているということ)。

そんなことをやっていると、片付け調整癖に火がつきます。以前にいろいろ試みたものの、どうにも不調で放り出してあった、編集長お古のiMac G3 Mac OS 9.2。起動できますが画面が真っ赤っかです。ノートン先生にまた診断していただき、少々よくなったところで、インターネット。秘密のブログを見ます(ウィルスの心配はありません)。ぐっ、動画が見られない・・・

flash playerが必要なんだそうです。ダウンロードしにいくと、最新版ばかりでMac OS 9.2対応なんかない。いろいろ調べると、flash player 7ならよろしいそうです。それはadobeのサイトで開発者用に古いものを公開しているそうです。早速ダウンロードしましたが、一杯入っていてどれを使っていいか分からない・・・説明なんかない・・・

ここで諦めてたまるか。Oldapps.comという古いソフトの倉庫のようなサイトがあります。そこを探りましたら、ふむふむ、Mac OS 9.2には「7r61_mac.hqx」ですと。

早速ダウンロード。早速インストール。で、秘密のブログに行きました。おう、おおおう、動画が見られます。カクカクしてますけど、それは仕方ない。「最新の」プレーヤーが必要、と表示が出ているところへ古いバージョンを入れたんですもん。

MacがインテルMacになって、Mac OSが10.6の時代に、Power Mac G3、10年前のiMacですもん。ネットにつなげるだけありがたいと思わなくちゃ。

それそうと、iMacにはInternet Expolerが4.5と5.1の両バージョンはいってました。flash player 7をインストールするにあたってIE 4.5を削除しました。もしかしたら、iMacの画面真っ赤っか事件はIE2バージョン混在が原因だったのかしらん、と思えるように、以後画面が綺麗なままです。(そう言った直後に真っ赤っかになって欲しくない・・・)

2010年8月4日(水) ぴか晴れ

今月の目標:小部屋の更新をまめにすること。

と言いつつ、はや8月4日。前回更新から2週間。まことに光陰矢の如し秘書ストレスで白髪抜け毛・・・

さて、我が社の3年寝太郎殿は相変わらずの昼寝三昧ですが、秘書んちはついに地上デジタル化しました。って、唐突になんのことでしょう。これには少々冗漫な説明があります。

そもそも、某メカ音痴御仁のところに秘書んちで余っているアナログテレビを担いできたのは、地上デジタル完全移行の際に未だ使えるテレビを捨てるのはもったいないチューナーつければいい御仁のところのモノラル小型テレビにチューナーなんぞつけるのは愚の骨頂どうせならステレオ大画面で・・・という秘書の親切心からでした。

なのにあっという間にスイッチ辺りを破壊して下さいまして、電源が上手く入らなくなり、画面はとてもきれいなのに廃棄することに。おりしもエコポイント制度が延長されテレビ買うなら7000ポイント貰えることになり買い替え3000ポイントもついて、計1万円分いただけるというので、買い替えました。

そしていただいたエコポイントで、ビデオデッキ(御仁は未だにビデオ愛用)につけるチューナーを買う予定でした。

買ってきました。取り出して説明読んで、これはいけません、ビデオデッキにつないだら御仁は混乱して使えなくなること必至。まさかと言うなかれ。御仁のメカ音痴ぶりは常識外です。よくそれで時代の最先端を気取ったご高説をお垂れになれるものですぶちぶちぶち・・・

ですので、御仁用にはチューナー付きVHS付きのDVDレコーダーを買って差し上げることにしました。少々お高くなりますが、必要経費です。

ですので、買い込んでしまった地デジチューナーは秘書んち用に引き取りました。BUFFALOのテレビ用地デジチューナー DTV-H300、アマゾンで買えば 5,680円なのに、エコポイントをヨドバシJCBカードで受け取りましたもので、7,980円の15%ポイント還元の実質6783円にて購入。こうやって計算すると「高い買い物しちゃったなあ」ですけど、とりあえずヨドバシで他に買い物する予定がありませんのです。

さて、この DTV-H300、何が良いかというと、出力端子がコンポジットの他に「S端子」と「D1/D2/D3/D4出力対応のD端子」を備えていることです。

この辺りの仕様から言っても、御仁のコンポジット端子しかないビデオデッキにつなぐのはもったいない。秘書んちのテレビは1994年製ですが、入力3系統のうち2系統がS端子付き、出力端子は1系統ですがこれもS端子付き。当時としては結構高級品を買っちゃったのかも。

さらにですねえ、秘書んちにはDVDレコーダーもあるですよ。地上アナログチューナーしか備えていないので少々安かったのですが、これにチューナーをD端子接続でつなぎ、レコーダーからテレビへはS端子でつなぎます。ふっふっふ・・・

実は、海の向こうへ行っている同居人の預かり荷物に地デジテレビがあります。アナログテレビにチューナーとレコーダーをつなぎながら撮りためた番組をハイビジョンでみたいなら、レコーダーをこっちのテレビへ持ってきて接続すればよろしいかと・・・(こういう接続替えをこまめにするのは大好きです)

余談になりますが、秘書が御仁に変わってエコポイント申請をしました(ヨドバシカメラでやってもらいました)。約3ヶ月後にハガキで通知しますから本人が取りにきて下さい、ということでした。当然御仁にそのことは伝えました。

なのに、ハガキが来た時御仁はろくに見ないで捨てようとしました。「なんだかわからん」どうでもいいハガキと思ったようです。あぶないあぶない。当然自分で取りに行く気もありません。秘書がハンコと御仁の保険証と通知と委任状を持って行ってきました。委任状もハンコもいらんかったです。秘書の身分証明書を示して、秘書の名前をサインして受け取ってきました。

そうだよな~、いつまでもハンコ必須の時代じゃないよな~。

(委任状は、申請の手続きをしてくれた係の人が必要だといったのですが、受け取る際には「いりませんそんなもの」みたいな感じでした。)

編集長情報はこちら:ブログ「愛爺の憂鬱な日々」http://ig-blues.cocolog-nifty.com/blog/


トラ トラ トラ トラ トラ