秘書の小部屋
2010.3

2010年３月26日（金）　晴れ。桜がぽちぽち開花・・・

どうもどうも大変なご無沙汰をしております。人生いろいろ会社もいろいろ、上手くいかないことばかりです。

今回大幅更新遅延にはそれなりの訳があります。聞いて下さいますか？

聞いて下さると・・・　では涙の物語を。

注意：グロいです。グロお嫌いな方は、先に進まないで下さいまし。

３月15日月曜のことです。いつものように秘書は出社しました。玄関開けたとたんに、むわっぐえっと異様な臭気と蒸気が。どれほど異様かといえば、肥だめに落ちたくらい（経験ないですけど多分こんな感じ）。

なんですかこれっ、と当然詰問しますわな。

某編集長の言うことには「おならと思ったら（中身が）出てしまった」。つまり下痢ということです。週末出かけると言ってましたな。どこかで何か変なものを食べましたか？　出かけなかったですと。変なものは食べてないですと。

それにしても、臭い～。さっさと着替えて下さい。え、着替えたんですか。汚れ物は？　風呂場ですか。と風呂場を覗かなきゃよかった。

わああああ、浴槽の湯に浮いている黄金色の物体はなんじゃ、脱いだ物をそのままお湯に放り込んだのだとぉ、わああああっ。

窒息しそうになって浴室のドアをばたん。はあはあはあ、見なかったことにしてしまおう・・・ということが出来ることならやってごらん、とばかりに猛烈な臭気が漏れ出て来ます。匂いは元から断たにゃいかんです。ご近所にも漏れ出ているかもしれませんし、編集長だけならご近所も変人との認識を既にお持ちですが、秘書まで巻き添えはごめんです。香御殿の匂宮なんて呼び名を頂戴しとうない。

張本人の御仁が後始末をする筈も無い。となれば・・・　泣く泣く秘書が使い捨て手袋と棒を持って浴槽の黄金汁をつんつん、ズボンとズボン下とクラシックパンツと靴下と抜け殻みたくまとめて脱皮した物体をばらして汚れを分離させて浴槽の湯を抜いて、ぎゃああ、気をつけないと足元に排水が押し寄せるう～　

あらかた排水したところで浴槽に栓をして、冷水をふち一杯まで満たしてつんつん。そして排水して・・・を繰り返してようやく色がなくなったところでバケツに入れて洗濯機へ移して洗うこと２回・・・　花粉症が何じゃい文句があるなら自分で始末せいと、思いっきり外に干して直射日光に当てて消毒。

一方の風呂場は再度浴槽に冷水を満杯にしてから排水。それから、カビキラーをたっぷり撒きました。化学物質は使いたくないですと。そげなセリフは自分で始末してから言え・・・

どう見ても、ノロウイルスかロタウイルスの仕業です。ということは感染力強大ですから、秘書はもう感染しちゃったんでしょうね・・・たまに仕事の忙しいこの時期になんということを。

さて、編集長ですが、いうまでもなく一般常識に著しくかける御仁ですから、対処法の知識なんぞこれっぽっちもございません。ほっておくと脱水症になること間違い無し。下痢を引き起こす感染症がこわいのは、下痢そのものよりも、脱水症です。飲んでも出ちゃうからと水分をとらないのはあの世行きの特急に乗り込むようなものです。

これを飲めと、梅干しに熱湯を注いだものを渡しました。水分だけでなく塩分とミネラルが必要というなら、日本古来の梅干しが一番です。蜂蜜梅干しだから糖分もとれるし・・・

で、翌日の午後、秘書も目出度く発症。その夜は一晩中トイレ友の会優待会員になってカエルの大合唱をし治まって来た頃に超特急下りを増発どころか乱発。胃が痛い腸が痛い、胃散で口の中の粘膜はぼろぼろになるし舌もやられちゃって味がわかんないし・・・。

で、体調回復せず。なのに食欲に負けて一昨日刺身を食べたら、ううっ胃が痛い腸が痛いが再発。しばらくお粥でもすすってろということなのでしょうね。

（編集長は目を離すと脂こってりの肉炒めを食べてます。鉄の胃袋みたいです。）

2010年３月９日（火）　根性無しの雪が降る

ここ数日寒いと思っていましたら本日はぐじぐじの雪が降ってます。いわゆる霙（みぞれ）というヤツで少しもつもりませんが寒いこと寒いこと。

某社の某オヤジ様は秘書部屋に顔を突っ込みまして「寒いと思ったら雪が降っている」と言ってそのまま冬眠に逆戻りしました。おいっ。

春眠暁を覚えずじゃなかったのかしらん。

さて、先日秘書は仕事帰りに「寒い寒い」と縮こまって歩いていました。住宅街の四つ角にさしかかった時、暗闇からいきなり「こんばんは」と声がかかりました。秘書のことですかいな、と顔をあげますと、ぐわっ、制服のおまわりさんが二人。

こここ、こんばんは、わわわ、わたし、ななな、なんにもしてませんよ・・・

焦りまくる秘書に、おまわりさんは優しく言いました。この辺りでひったくりが発生していますから気をつけてください、と。

パトロール中でしたか。秘書がひったくりの餌食になりそうなトロそうなおばちゃんにみえたのでしょうな。若いおまわりさんでした。

最近つくづく思います。あちこちで、何にもわかりましぇーん、どうしたらいいんでしゅか、みたいな抜けた表情であれこれお尋ね申すと、皆さん優しくご親切に教えてくれるますなあ。しかも社会の現場に立つ人が、昔はみな大人に見えたのに、近頃は遥かな年下ばかり・・・

えーん、秘書はまだ諸々現役でいたいんですう～

2010年３月３日（水）　晴れたよな曇ったよな

えらいこっちゃ、うかうかしてたら３月になってしまいました。

おひな様出してません。今更出したって一晩限りです。出さない方がまし・・・・かどうか分かりません。一晩だけでも出してあげなきゃ明日には片づけてあげなきゃ（嫁に行けないというし・・・・今更行く気かと言われればお答えしとうありませんが）。

相変わらず雑用係で忙しいです。本日は例の「マルクスの大罪」が出来上がってきました。オヤジ様は嬉しそうですが、また秘書部屋に梱包のまま積み上がりました。幸いまだおける場所があるからいいのですが、そのうち倉庫みたくなりそうです。

はやばやと注文をいただいております。ありがとうございます。

オヤジ様、注文のメールをプリントして持って来て曰く

「どこで知ったんだろうねえ」

あのねえ・・・・ホームページに掲載しましたでしょ。ブログにも書きましたでしょ。自分のページ見ないんですかい。

と怒っても仕方ない。近頃ますます浮き世離れしつつある我が社のオヤジ様です。次の本は『NHK腐食研究』ですが、オヤジ様なんにも把握してません。組版の進行状況も頁数も日程も資金繰りも・・・頁数は出てますから、印刷所に見積もり頼むのが先決でしょうが。そこから逆算してことが運ぶでしょうが・・・

全て爺の耳に般若心経、何言われてるかさっぱり理解しようとする気がありません。それなのに、（凡人俗人どもよ勝手にわめいておれ）とばかりに態度がでかいので腹が立ちます。

諸々後始末する身にもなって下さい。それとガス噴射推進力応用ロボットみたいに歩行するのは止めて下さいまし・・・ギッブッギッブッギッブッギッブッ・・・